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《コーチング・ブログ》--------岩手県盛岡市在住のパーソナル・コーチ 平野順子が、コーチングやセミナーの活動を通して、心に触れたこと、目に留まったものを、徒然、気ままにお伝えします~。
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先日、少し珍しいお仕事のご依頼をいただきました。しかも、打診があってから実際のお仕事まで1週間という急なご依頼で・・・(笑)

コピーライティングをする企業さんと、その企業さんにご依頼をしたクライアントさんの間に入って、キャッチコピーに込めたいクライアントさんの思いをヒアリングするお仕事です。コピーを作るのはコピーライターさんなので、私は特段、結論じみたことを求められているわけではなく、複数のクライアントさんとお話しして、これまでの経緯や、思い、考えなどをインタビュー形式で引き出す役割。たしかにね、私のコーチングのスキルと、少しファシリテーターのスキルも必要かな?・・・があれば、たしかに可能といえば、可能。

コーチングのお仕事では、同じようにクライアントさんのお話を聴いて、そのクライアントさんが望む目標に向かうために効果的な方向に会話をリードします。そして、クライアントさんもお話をしながら自分の考えや思いを整理したり、気づきがあったり、行動を明確にしたりしていきます。基本的にはクライアントさんの意欲と行動が引き出されることに重きを置きます。なので、今回、コーチングとの大きな違いの一つは、最終的に引き出す必要があるのはコピーを作るための材料になる情報ということになりますね。

インタビューする際に、私が意識したポイントは2つ。1つ目は、心理的な緊張感を解き、本心を抵抗なくお話していただくための関係性と環境を作ること。これは、コーチングでもカウンセリングでも全てのベースになることですが、今回は、いささか複雑な背景があって私に依頼が来たということもあり、特にも意識を払いました。そして2つ目は、コピーライターさんが必要な情報ってどのような情報なのか、見極めること。この点について私が直感的に思ったのは、言語を五感に戻す作業をすればいいんじゃないかなって。言語を五感に戻すって一体?って思われる方もいるかもしれませんね。ま、これを説明しようとすると長くなりそうなので、また別の機会に~(笑)。

私の仕事は、見方を変えると「コミュニケーションスキルを売っている」ということになるのかなと思うのですが、今回はそれを直接的に買っていただいた感じがしていて、それが意外と嬉しいなと思ったり・・・。コミュニケーションスキルといっても、会話を進めたり質問したりという狭い意味ではなく、事前に何に焦点を当てる必要があるかを考えたり、相手の立場になってシミュレーションしたり、引き出そうする話題の知識や経験もいるし、そういったものを総合した能力になりますね。そして、急なご依頼でしたが、今、私の内側にあるもので対応できたということが自信にもなったように思います。

そんなこんなでインタビューしてきまして、まずまず役割は果たせたかなと思っています。とても貴重なお仕事をさせていただきました~。
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