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《コーチング・ブログ》--------岩手県盛岡市在住のパーソナル・コーチ 平野順子が、コーチングやセミナーの活動を通して、心に触れたこと、目に留まったものを、徒然、気ままにお伝えします~。
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今日の盛岡はモツモツした雪が降ってました。全国的にお天気が荒れているようで、昨日は県北に出張だったので、これが昨日じゃなくてよかったなと・・・。

先日、所属している商工会議所青年部の例会でセミナーをさせていただきました。私は人前で話すのにもうすっかり慣れているので、聴衆の人数がかなり多くても、中に知り合いが参加していてもほとんど緊張しませんが、さすがに全員が知った顔っていうのは、緊張というよりは照れ臭いですね(笑)。だからといってパフォーマンスはほとんど変わりませんケド。

でも、今回、難儀だったのは時間枠。1時間でっていうご依頼でして・・・。時間が短いと研修というよりは講演みたいになっちゃいます。もちろんゴール設定というか、その時間枠でどういう結果を求めているのかというご要望にもよりまして、普段も1時間の講演のようなご依頼を全く受けないわけではないです。ただ、今回はどう考えても私の講演会ってことはないでしょう・・・と。

「講演」というと、1~2時間くらいで、大勢の人の前で演者が自分の専門分野のことや経験などを話すようなイメージですが、「いいお話だったね~」「ためになったね〜」ってはなるけど、さすがにその時間枠で参加者の行動変容まで引き出すのは難しいなと思うのです。一部、とてもモチベーションや意識の高い方がご参加の場合は行動まで変容するかもしれませんが、それはご本人の力によるところが大きいような気がしていて、多数の聴衆に大きな影響を与えられる講演家の方は本当にすごいなと思います。

結局、先日の例会でのセミナーでは、理論的に入れる内容を厳選し、1時間ちょっとの中にグループワーク2回、ペアワークを1回入れるプログラムを組みました。自分でもよく入れれたな~と思う・・・。私が話ししている最中も、ふと頭に浮かんだことを勢いで話してしまったりせず、とても時間を意識しながら話しました。最近は、多方面の学びや経験も増えて、話していると関連してお伝えした方がいいかなと思うことが色々頭の中に出てきてしまいますが、それを極力抑えて、抑えて・・・。

そんでもって昨日はというと、新入社員の育成担当者向けにコーチングの研修をしてきました。時間は6時間。で、先日の1時間のセミナーを実施するより、昨日の6時間のほうがずっと楽だなと思ってしまったという・・・(笑)。6時間もあれば、もちろんトレーニングのための実習もたくさん入れられますし、その場で起こっていることも扱いながら、より効果的に理解を深めていただくことができますからね~。

私のコーチングの師匠は、自分は講演家ではなくトレーナーです、って言っていたことがありました。今の私はまだそこまで自分のアイデンティティを明確に定義できていませんけど、たしかに私も講演家ではなくトレーナーだなと思っています。
まあ手法はなんでもいいのですが、ためになる話をする人、ではなく、目の前の人の肯定的な変化を引き出せる人間でありたいです〜。
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