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《コーチング・ブログ》--------岩手県盛岡市在住のパーソナル・コーチ 平野順子が、コーチングやセミナーの活動を通して、心に触れたこと、目に留まったものを、徒然、気ままにお伝えします~。
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盛岡ではいいお天気が続いています。
来週くらいから忙しさのギアが切り替わりますが、今週までは嵐の前の静けさ・・・ローギアで過ごしてます。

で、のんびり洗い物をしていたら、食器棚に仕舞うグラスの手が滑り、ガシャーン・・・。滑ったグラスとさらにもう一つ道連れになり、2つ・・・。あ〜〜、お気に入りのグラスだったのに・・・不覚・・・。
こういう場面のとき、私は10秒くらいじっとして、自分の不覚さを噛みしめることにしてます。どうせここでパニクっても壊れたものは元には戻らないし(笑)。そして、思い出すのが母の言葉・・・「形があるものはいつか壊れますからね」。はい・・・と。

私が小さい頃?いや、中学生くらいだったか?、我が家の床の間に、突如、大きな壺が置かれました。「床の間」って単語もだいぶ懐かしい感じがしますが・・・(笑)。どういう経緯だったか忘れちゃいましたけど、たしか頂き物だったと思います。で、それを置いた母が私を呼んで「いいですか、順子・・・」と、「形があるものはいつか壊れますからね」と。

「壊さないように気をつけなさい」と訓示するならわかりますが、「壊れます」と・・・。「とはいえ、気をつけなさい」と母はそれに続いて言ったかもしれませんが、記憶になし。今思えば、掃除などで壺に一番多く触れて壊す可能性が高いのは母だったので、母自身のみんなへのエクスキューズだったのかなと思うところもあり。ただ、私の中には「形あるものはいつか壊れる」という圧倒的な概念が残りました。たしかにね〜と思っちゃったわけです。おかげさまで?、お気に入りのグラスを壊しても10秒程度しか落ち込まない(笑)、「形あるもの」にあまり執着しない人間になったように思います。

不覚さを噛みしめた後は、割れちゃったグラスに「これまでありがとね」と感謝。
すぐに次のを探しにいくのもなんなので、あのグラスがなくなった不便さと寂しさをもう少し味わってみようかな・・・。
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