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《コーチング・ブログ》--------岩手県盛岡市在住のパーソナル・コーチ 平野順子が、コーチングやセミナーの活動を通して、心に触れたこと、目に留まったものを、徒然、気ままにお伝えします~。
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一昨日のことになってしまいましたが、花巻東高校の菊池雄星くんの交渉権獲得球団が西武に決定しましたね。

決定後の雄星くんの記者会見を見て、ポロポロ涙がこぼれてしまいました。もしかしたら、同じような思いをされた方も多かったかもしれません。なんで・・・なんでしょうかね?理由をつければいろいろあるのでしょうけど、とにかく涙が出てきました。

私が一番感動したのは、「国内、メジャーのたくさんの球団からのアプローチがあり、国内でプレーすることを決め、今日を迎えた、そして、球団が決まった今、その頃のことをどう振り返りますか?」というような記者の質問に対しての答えです。

「自分は悩んでただけですが、周りの方に迷惑をかけたことを申し訳なく思っています。」

自分は、悩んでた・・・だけ。
悩んでた・・・だけ。すごい・・・。自分の進路を決めるのに、自分が悩むのは当たり前・・・ということ。
この場面で、「いろいな方向性を考えて悩んで苦しかった」とかって答えても、だ~れも批判なんかしないでしょう。でも、記者の質問に対して間髪入れずにそう答えた雄星くんは、自分の問題を解決するのは自分、という揺るぎない姿勢をもっていることがわかります。

そして、自分の問題なのに周りを巻き込んでしまった、ということを気にしている。なんとも・・・素晴らしすぎて、言葉が出ない。で、言葉ではなく涙が出てきちゃったんでしょうかね・・・(笑)。何をどうしたら、彼のような姿勢が備わるのか・・・ホント見習いたいものです。

ついでに・・・「対戦したい投手は?」という問いかけに、「自分はまだまだそのような相手を考えれるレベルにはない。」と答える謙虚で控えめな姿勢に、自分と同じ岩手県民の気質を感じ、勝手に嬉しくなって、やっぱり涙が出てきたのでした。

昨日から、「コーチング基礎講座」の平日夜間コースがスタートしました。

10名のお申し込みをいただき、初回はちょっとご欠席もあり、8名でスタートしました。11月7日からの土曜午後コースも、おかげさまでほぼ定員いっぱいのお申し込みをいただいております。ここから、平日コースは3ヶ月間、土曜コースでも2ヶ月間のお付き合いです。それぞれの受講者の方の変化とともに、受講者同士の相互作用も引き出していけたらいいなと思っています。

今回の「コーチング基礎講座」は、平日夜間コースが第7期、土曜午後コースは第8期です。2年前の2007年6月に初めて開催してから、このように定期的に開催できていることを、本当にありがたく思っています。毎期、毎期、新しい方と出会い、時間を共有し、変化を見守る。そして、終わる頃には受講者同士の交流も深まって、お互いに活き活きと未来のお話をしている様子を見れることを喜びにしています。

この講座を重ねるたびに、私がここで活動を続けている意味を実感します。首都圏に出ようかと随分迷った時期もありましたが、ここに残ることにしたからには、果たし続けたい1つのミッションがあります。

地方で、首都圏レベルの学びの場を提供すること。

続ければ続けるほど、その価値が上がり、その意味が深まる、そう信じて頑張っていきたいです。
一昨日は、宮古でお仕事がありまして、バスに揺られて、宮古まで行ってきました。滞在時間4時間という大変慌しいスケジュールでしたので、もう少しゆっくりできればよかったかな、と思いつつ。山の紅葉が続いていて、道すがらの景色がとても綺麗でした。

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そっか・・・季節は秋だったんだよね~って。ここ何年と紅葉を見に出かけることがなかったので、山の紅葉は久しぶり。特にも今年は、あまりに忙しくて、気がつけば季節が終わっているという感じですので、季節の移り変わりを意識する貴重な機会になりました。

5740fe2b.jpegそんな季節の変わり目を感じさせなくなるくらい今年の私を忙しくさせていた一つ、「産業カウンセラー養成講座」が、今日で修了しました。周りの皆さんに、「お疲れ様でした~」とお声をかけていただきますが、いやはや、本当に疲れました~(笑)。春、夏、秋と、季節を過ごしてきたはずなのに、その感覚が薄く感じられるくらいでした・・・。

ひとまず修了できて、感慨無量です。
まだ試験がありますが・・・(笑)






今日はいいお天気でしたね~。

三つ割の喫茶店でのコーチングを終えたあと、あまりにお天気がいいので、寄り道、道草、遠回り~。大学時代によく通っていた高松の池方面ルートへ進路変更~!
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大学のときから工事をしていた三つ割―上田ルートも、いよいよ完成間近なのか・・・。一体、何年かけて工事しているんだ~?と思いつつ、道路標識まで付いていて、感慨深い感じです・・・。

遠くには、ばば~んと岩手山が綺麗に見えていて、写真を取っていると・・・お散歩中の老夫婦が声をかけてくださいました~。しかも、通り過ぎてから、わざわざ戻ってきて・・・。

e9070c80.jpeg←声をかけてくれたおばあちゃま。

「このリンゴ畑を上がっていくと、もっと綺麗に岩手山が見える場所があるわよ~。何も邪魔するものがなく、きれ~に見えるから、行っておいで~。」

「は~い! ありがとうございます~!」って、車が落っこちそうな
リンゴ畑の細い道路を上がっていくと・・・

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お~~たしかに~。

何もかにも、いいですね~。
景色も、人情も・・・。


あ、ちなみに、決して暇だったわけではありません・・・念のため(笑)。
最近では、里の紅葉が始まってきましたね。
今日は市役所に用事があって出かけて行ったのですが、中央通のトチの木の葉っぱが色づいて、すでに落葉し始めていました。

市役所の用事というのは・・・、私は、盛岡市の行財政構造改革推進会議という長~~い名前の委員をしているのですが、その中の出資法人部会の会議がありました。簡単に言うと、盛岡市が出資している法人の状況などを見て、出資する「価値」があるかを検討する部会です。

「価値」というとかなり幅の広い言い方になりますが、その法人が行っていることの公共性や経営努力、財務状況と、資金や補助金の量とのバランスということになるのでしょうか・・・。もちろん、民間ではないので、財務状況が悪いから、即廃止、ということではありません。広く市民にとって必要かどうか、ということで判断される部分もあります。

広く市民にとって必要か・・・「公益性」という言葉で表現されるわけですが、よくわかるようで、判断が難しい・・・。ある人にとっとは必要だけど、ある人にとっては必要ない・・・とか。ある特定の社会的に支援が必要な人のためのものであったり・・・。絶対必要というわけではないけど、文化的、教育的な観点からあるといいよね~と思われるものとか・・・。そして、もちろんお金が無限にあるわけではなく、それにどのくらいお金がかかるのか、ということも重要な要素で。

いやいや・・・難しい・・・。
午前中からげっそり疲れて帰ってきました~。
東京から帰ってきたら、盛岡の気候がすっかり変わっていて、びっくりです・・・。
涼しいを超えて、寒い・・・。暖房をつけたくなるくらいですね。

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今日は、お仕事で花巻に行ってきたのですが、道すがらの田んぼは、ほとんど稲刈りが終わっていて、晩秋を感じさせる雰囲気でした。

お仕事というのは、キャリアコンサルタント養成講座フォローアップ研修。・・・ということは、キャリアコンサルタントの方々に、コーチングの研修をするということ。面談業務をする上で、あるコミュニケーションの形態を確立されている方々に、別の(そんなに別ではないのですが、そう思われている可能性がある)コミュニケーションをお伝えする・・・もしかして抵抗を示す方がいらっしゃるか・・・?それとも、非常に興味をもって聞いてくださるか?

結論からいうと、後者でした。そういう点では、柔軟性の高い方々だな~と思いました。今使っているやり方を少し変えたり、新しいものを取り入れたりするのは、容易ではないかもしれません。私自身も、産業カウンセラーの勉強をするのにあたり、極力、固定概念なしに、真っ白な気持ちで吸収しようと思ってやっていますが、なかなかそうもいかないことがあります。そのためには、松下幸之助の言う、「素直な心」が必要なのかもしれません。

私としては、内容をちょっと詰め過ぎてしまいましたが、皆さんがとても熱心に聞いてくださるので、非常にやりがいのある研修になりました。

PHP研究所のお仕事で、東京に来ています。
昼間は晴れていたのに、夜に雷が鳴ったりして、変なお天気です・・・?


今回は、いろいろ打ち合わせも重なっていたのですが、今度、PHPで出している通信教育の添削講師もさせていただくことになりました。内容は・・・なんと!ロジカル・ライティング~! 直訳すると「論理的に書くこと」となるわけですが、もっと広く「論理的に物事を考え、整理して、表現をする」と言ってもいいかと思います。今日は通信教育の教材を執筆なさった先生と打ち合わせをして、採点のポイントや基準などを教えていただきました。

それにしても、こんなところで学術論文を書いていた経験が活きるとは・・・。さらに言うと、学生さんのレポートを採点していた経験も活きるかも~とも思いますが・・・(笑)。 まあ、日頃、私の研修も「わかりやすい」というコメントをいただくことが多く、その点は大変感謝をしているところで、これもベースには理系の論理思考が効果を発揮しているのだろうと思います。

来週から「ファシリテーション基礎講座」がスタートするのにあたり、現在、ハイスピードで準備中ですが(笑)、私の中でファシリテーションの体系がスーッと入ってくるのは、論理思考がより必要とされるジャンルだからかな、と思ったりします。実際、ファシリテーション界?で有名な堀公俊氏や森時彦氏は、どちらも工学系のご出身だったはず・・・。

今日の打ち合わせを終えたあと、PHPの担当の方に訊かれたこと・・・「研究のお仕事をなさっていて、どうしてコーチングの仕事をしようと思ったんですか~?」 まあ、よく訊かれる質問ですが、実は明快な答えはなかったりします。そして、結局、過去の経験がこのような形ですべて活かされてきている今、振り返って思うと、ただただそうなっていた・・・としか言いようがないような気持ちが強くなってしまいますね。

さて、明日から2日間は、PHPコーチング・ベーシックコースのオブザーブに入ります~。

いろいろ業務が立て込んでおりまして、この連休はほとんど篭城していました~。
それでも、一つ喜びといえば、新しいスーツを買ったこと~!

以前、研究の仕事をしていたときは、スーツを着るのは年に2回の学会発表のときくらいで、あとはほとんど普段着でお仕事をしていました。まあ、何を着ていっても、白衣を着てしまいますから、ほとんど関係なくなるわけです。なので、あまりスーツを何着も持っているわけではありませんでした。

ところが・・・今のお仕事は、さすがにスーツが必須アイテムです。そんなにバンバン買えるような身分ではありませんが、スーツだけは少しずつ数を増やすようにしています。やっぱり、見た目の印象も大きいですからね・・・。ご存知の方も多いと思いますが、視覚から入ってくる要素は、印象の55%を左右すると言われています。

今シーズンの新しいスーツは、これまでになかった色です~。なんて表現したらいいかわからないのですが・・・こげ茶グレー?なんだそりゃ・・・。え・・・と、一見やや濃い目のグレーに見えますが、よく見るとこげ茶・・・みたいな。相変わらず、形はテーラードの定番ですが、結構、気に入っています~。

さて、いつデビューさせようかと、今からウキウキしている私です~。


台風一過・・・だからなのか。
いえいえ、今日は10月10日だから。元?体育の日。
さすが!とってもいいお天気でしたね!

台風が頭の上をかすめていった日、台風が来ようが何だろうが行こうと思う講演会がありました。京セラの名誉会長、稲盛和夫さんの講演会です。主催者の方が、「雨にも負けず、風にも負けず、足をお運びいただきまして、ありがとうございます。」と言っていて、「はは。たしかに~。」と思っちゃいました。

2b072873.jpeg稲盛さんは、10年ほど前に出家をなさっていて、ご自身の哲学にも仏教思想が現れていらっしゃり、私は非常に感銘を受けることが多いです。今回の講演会では、あらかじめ用意なさっていた原稿をお読みになりながらでしたが、その存在から伝わってくるものが十分ありました。とうとうとお話になるその姿は、お釈迦様が説法をなさっているような・・・。

「人は何のために生きるのか」
随分、大きなテーマでしたが、稲盛さんのお答えは、「魂を磨くため」。
そのためには、「必死に、一生懸命、働くこと、これすなわち、精進」。
大変シンプルな答え。働くという言葉には広い意味が含まれているのでしょうね。

頭では「そうなのか~」なんて理解したような気になったりもするのですが、その境地には、いつになったらなれるのかしら・・・と、結局、他人事に捉えたりもしていて・・・。人から聴いた言葉を、本当に自分のものにして実践することが大事なんですよね。

魂を磨くために、精進か~。

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ちなみに・・・台風の被害。
コーチングでよく使っている喫茶店が、内装をリニューアルしました。
壁と天井のクロスを張替え、照明器具が新しくなりました。そしたら、店内が随分明るくなって、びっくり~!以前は、いくぶん照明が少なめで、アンティークなイメージだったんですよね~。まあ、今でも十分アンティークではありますが・・・。

お店のマスターと話していたら、「いや~普通の電球じゃあ明るすぎてね~。お客さんからも、もう少し照明を落としてほしいと言われるし・・・。」って。せっかくの新しい電球ですが、ワット数を下げたりして、程よい明るさにするのに、ちょっと苦労なさったそうです(笑)。

以前は、このお店で本を読んでいると、ちょっと暗くて目が疲れるな~と思っていたので、私としては、少し明るくなって良かったところもあります。でも、ゆったりした気持ちでお話しするのには、あまり明るすぎるのはちょっと・・・。だからこそ、このお店を使っていたわけで・・・。

このお店に集まるお客さんの求めているものって、やはりそれなりにあるもんだ、と思いました。それが、その店らしさ・・・なのかしら。

人も同じでしょうね。
時の流れとともに変えていくものがあり、変えなくてもいいその人「らしさ」がある。
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