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《コーチング・ブログ》--------岩手県盛岡市在住のパーソナル・コーチ 平野順子が、コーチングやセミナーの活動を通して、心に触れたこと、目に留まったものを、徒然、気ままにお伝えします~。
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昨日、今季初の高校生就職ガイダンスがスタートしました。しかも、初っ端が盛岡開催で、何か嬉しい感じがします。

冬のガイダンスは、2年生が対象です。さすがに、また就職面接の練習などしたことはないだろうし、就職に対する意識が低いのだろうと思っていたのですが、今年は不景気のせいか、そんなことはありませんでした。ワークにもまじめに取り組むし、自己PRも、それなりの雰囲気が出ていて、すごいな~と思いました。

たぶん、不況で就職が厳しいということを周りの大人たちに口うるさく言われ、彼らもそれなりに覚悟をしているのだと思います。私たち大人がまずすべきことは、就職支援よりも、もしかしたら景気を上向かせることかもしれないよな・・・と思う一方で、私にできる支援を精一杯やりたいと思いました。

そんなガイダンスを終えたあと、夜はコーチング基礎講座が入っていて、こんな年の瀬にダブルヘッダーで少しくたびれましたが、充実感のある一日でした。忘年会シーズンの祝日の前夜、こんな日に講座を組む私も私です。受講生の皆さんに大変申し訳ないと思いつつ、それでもお集まりいただいた皆さんに、頭が下がる気持ちでした。

秋田県から来てくださっている方もいらっしゃって、こんな時期だと、ある意味命がけ?だったりもするわけですが、そんな方にも「来て良かった」と言っていただけるものを提供しなきゃな・・・と、使命感を新たにした次第です・・・。


今日は、お部屋の片付けと、名刺の整理と、住所録の打ち込み・・・
全然終わりません・・・(涙)
ちょっと休憩中。

お部屋の片付けといっても、専ら書類の整理。ペーパーレスが聴いてあきれるほど、よくもまあ・・・というくらい様々な書類が・・・。いささか心が痛んだりもしますが、二度と見そうにないものは、処分する方向で・・・。これだけでも、部屋がかなりスッキリした感じです。

次に名刺の整理。今年も、随分たくさんの方からお名刺をいただきました。ありがとうございます~。一人ひとり、「あ~あの時のあの方だ~。」などと思いながら(そんな物思いに耽っているから、時間がかかるのですが・・・笑)、名刺用のフォルダーにぜ~んぶ収めました。

そして、年賀状をお出しする方を住所録に登録~。・・・ってところで、力尽きた感じ・・・(笑)。現実逃避的にブログに向う私・・・みたいな。毎年、毎年、お会いした方との出会いに感謝をしつつ、この作業だけは、かなり大変な思いをしていますね・・・。

いやいや・・・感謝、感謝。
さて、作業再開するかな・・・。
いささかインスピレーションが沸かず、ブログをサボっていました。
・・・て、インスピレーションが必要なほどのことは書いてないだろ!と言われそうですが・・・(笑)。

インスピレーションって何なんですかね・・・。日本語に訳すと「直感」ですかね。NLPのリチャード・バンドラー氏は、「直感とは、五感の研ぎ澄まされたもの」と言ってたと、田近コーチから聴きました。意識的には認識できないレベルの情報を五感がキャッチして、それを無意識下で処理した答えを、顕在意識に伝える・・・ということでしょうか。論理的には非常に納得のいく答えなのですが、常に外側からの情報が先に存在する必要があるわけで、その点が少し引っ掛かる感じがするのですが・・・ってこれも直感?

先日、直感を「見える」という言葉で表現する方に出会いました。「見えるといっても、幽霊とかが見えるわけではないよ。」とのことで(汗)、霊感、ではなく、直感が見える、と・・・。人は、それぞれ五感の中で優先的に使っている感覚があります。私は身体感覚優位なので、直感といえば、もちろん「感じる」と表現して当たり前に思っていました。でも、視覚優位の人なら、たしかに直感が見えることもありなわけですよね。どんな世界が見えているのかはわかりませんが・・・(笑)。

そんな話を聴くと、たしかに直感とは五感の研ぎ澄まされたものなのかもしれないな・・・と思い始めた今日この頃。

明日、高校生就職ガイダンスの研修会があり、上京しています。
前日の今日は仕事が入っていなかったので、一日早く来て羽を伸ばしています。
・・・て、盛岡で羽を縮めているわけではないですが(笑)。

761f4e43.jpeg12月の東京は、どこもかしこもクリスマスモードです。

銀座マツヤの壁には素敵なデザインが・・・。
これってどうやって書くんだろう・・・とか、いくらかかるんだろう・・・とかって考えちゃうところが現実的なんですけど。


d8175e63.jpeg有名なミキモト前のクリスマスツリーは、昨年は青色のLEDでしたが、今年は赤でした~。
かなり近代的なツリーですが、原点回帰で、赤基調もいいですね。







ab212d30.jpeg私が大好きなベルギーワッフル屋さん。
ついつい買いすぎるんですよ・・・。







そして、コーチ仲間の友人と月島で落ち合い、もんじゃ~

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ここが月島のもんじゃ通り。
 

で、肝心のもんじゃの写真と言えば・・・

食べるのとしゃべるのに一生懸命で、忘れました・・・。
面目ない・・・。

年賀状を準備する季節になりましたが、ポツリポツリと喪中の葉書が来ますね・・・。

友人から来る喪中の連絡も、ちょっと前は、おじいさん、おばあさんが亡くなって・・・というのが多かったのですが、そろそろ親の世代が・・・というのも見受けれられます・・・。私たちの年代が、そういう時期にさしかかっているということでしょうか。今あるもの、今いる人も永遠ではないと思うと、少し時間を大事に使った方がいいな、という気持ちになります。

「不老不死」は、人間が古代文明の頃から求め続けてきたものですよね・・・ミイラを作ったりとか。それは、生きている人間が誰も体験したことがない「死」に対する不安の裏返しなのだろうと思います。ただ、明確にイメージすれば夢が叶う!な~んてよく成功哲学の本に書いてあったりしますが、「不老不死」という夢を叶えた人はいないですね。

生命科学系の元研究者としては、それは生物学的にはなんちゃらかんちゃら・・・などとコメントをした方がいい? でも、もしかしたら、「不老不死」なんて、本気で誰も望んでいないのかもしれないな・・・と思ったりします。終わりがあるから頑張れるってありますよね。
少なくとも、私はそう思います。必要性があって、この人生には終わりがあるのだろう・・・と。

生老病死・・・。
これ自然の摂理ですね。
今日は、「コーチング基礎講座」夜コース第4回目、「質問」のスキルの内容でした。

この講座も、回を重ねるごとに私自身にも気づきがあり、より精度が高く洗練されたものになっていっているような気がします。これもひとえに、これまで受講してくださった方々のおかげです。ワークをして起こる出来事から、コーチの心の中で起こりうるであろう状態を、実際にいろいろ垣間見ることができます。

「質問」というのは、バリエーションがたくさんあるだけに、諸刃の剣とでもいいましょうか・・・。コーチが、クライアントの可能性をどのくらい信じているか、ということが、コーチの「質問」には色濃く現れます。

「それを解決する方法って・・・あります・・・かね?」
「・・・難しいかもしれませんが、どうしたらいいと思います・・・か?」

まるで解決する方法はないとコーチの方が思っちゃっているような弱気な雰囲気だったり、コーチが勝手に難しい問題にしてみちゃったり・・・。これは、クライアントを「できない人」と扱ってしまっているとも捉えられます。

そうじゃなくて・・・。クライアントを「できる人」として扱いたいものです。「今はまだどうしたらいいのかがわからないだけで、いずれ解決することができる人」・・・と。

「どうしたらできると思いますか?」
いつでもこの質問を、胸を張って投げかけることができるコーチでありたいです。

最近、自分の発言が、思わぬところで人に影響を与えていることに気がつくことが多いです。

クライアントさんや講座の受講生の方が、私がだいぶ前に言ったことを覚えていらっしゃったり、中には、心のよりどころにしてくださったり、先生のおかげで・・・と言ってくださる方がいらっしゃったりすると、責任重大だな~と思います。逆に、友人・知人のレベルだと、私もあまり深く考えずに言葉を発してしまうこともあるわけですが、そんな言葉で悩ませたり凹ませたりして反省することもあります。

―あなたが取ったコミュニケーションの意味は、あなたが相手から得た反応である―

昨日は、コーチング基礎講座・土曜コースの3回目で、受講者同士でコーチ役、クライアント役になってのロールプレイが入ってきました。皆さん、慣れないセッションへのチャレンジです。コーチングを学びたてのときに時おり起こることがあります。それは・・・コーチが悩むことでクライアントも悩む、コーチが心配することでクライアントも不安になる。まさに、コーチの取ったコミュニケーションがクライアントにそのまま影響を与えます。

プロとしての責任を持ったあり方、ちょっと視点を替えて講座で垣間見る他の人の関わり方、そして、プライベートで無意識的に繰り広げている相互のやり取り・・・いろいろなシーンで学ぶことが多いな~と思う、今日この頃・・・。
とうとう師走・・・。
早いですね~。
デザイン変えてみました~。

昨年の12月はあまりに仕事を入れすぎてふらふらになっていた記憶があります。今年は、来年以降、仕事以外に関わっている青年会議所で役割を担うこともありまして、精神的な基盤を整えたいなと思っています。年明けに産業カウンセラーの認定試験もあるので、あまり仕事を入れないであります。外向きに飛んで歩くのではなく、内側の平静を大事にしたいですね。

「平静」という言葉が、無意識的にすっと出てきたのですが、「内側の落ち着き」とでも言い換えれましょうか。私が、何か物事を「成す」ときに、必要だと思うことの一つです。イメージとしては・・・そうですね、地震が起きたときに自分が動いていると気がつきにくいですが、座っていたり寝たいたりすると小さな地震にも気がつきます。心が静かな方が、外側の変化に敏感に気づくように思うのです。

たぶんこれは、外側だけではなく内側の変化に対しても同じではないでしょうかね。内側が落ち着いていれば、自分が本当にどうしたいのか、心の居心地が良いのか悪いのか、そんな自分の声を敏感にキャッチすることができるのではないかと思います。

どんな人も、「答え」は必ず自分の中にあります。
その自分の声が聞こえるか、いえ・・・聴くか。
そして、自分の答えが信じられるか、いえ・・・信じるか。

今日から3日間、六本木でお仕事です。
・・・というと聞こえがいいですが、ヒルズとは少し離れたところにある六本木ジョブパークで、学生の就活支援のお仕事をしています。


今回は、高校生ではなく、大学生が対象です。大学生だと、社会人と同じレベルのスピード感でOK、多少難しい言葉を使ってもOK、なので、また違う緊張感があっていいですね。最近の大卒の就職試験にはグループディスカッションを取り入れることが多いということで、そのトレーニングのために、学生さんにグループディスカッションを実践してもらい、講師陣がフィードバックをするような内容です。

グループディスカッションをすると、1対1の面接ではわからないことまで見えてきたりします。言葉は悪いですが、作られた面接時のコミュニケーションとは違い、その応募者のリアルなコミュニケーション能力が見れます。積極性も、協調性も、議論を進める論理性も・・・。学生さんにとっては、これがかなりのプレッシャーになっているようです。私からすると、一発勝負ではなくありのままの姿を評価されるので、ある意味良いのではなかろうか・・・とも思ったり・・・。

結局、そのトレーニングセミナーなんかがこうして多数開催され、この形式も、そのうちまた「ありのままの姿」とも言えなくなっていくのだろう・・・という感じもありますが、学生さんにとっては関係ないですね。その年、その年で、皆さん必死。今年は特に、そんな悠長なことを言っていられない情勢でして、とにもかくにも、頑張ってほしいものです・・・。


b2396440.jpegちなみに・・・全然、関係ない話なのですが、六本木に行く途中に乗り換えた永田町には歩く道路がありました。そう、歩く道路・・・なんですよね。歩かなくても進むので、止まって写真を撮っていたら、後ろの人がぶつかってきました・・・(涙)。なにもそんなに急がなくても・・・。でも、永田町の人はお忙しいのだろう・・・と。最近、叩かれることが多い方々なのかも知れませんが、私の心情としては、「お疲れ様です・・・」ですね。

 


ある会合に参加して、素晴らしいご挨拶に出会いました。

何をお話になったか、ということよりは、その方の存在そのものが作り出す空気感。まるで時間がとめられてしまったかのように、私は強く引き込まれ、立ち尽くしてしまいました。会場には何人の人がいたんだろう・・・200人・・・いや300人は超えていたか・・・。その人たちが、まるで呼吸をすることを忘れてしまうかのような空間が、そこにはありました。

もちろん、会場の人たちにとって見ず知らずの方のご挨拶でそのようになったわけではありません。その方のことをある程度見知った上で拝聴しているわけでして、むしろ、その方が、会場にいる全ての方とこれまで作り上げてきた歴史と絆があるからこそのものではないかと思います。

「何を言うか、ではなく、誰が言うか」

まっすぐに人の心に届き、影響を与えるコミュニケーションとは、スキルではない。昨日、改めてそう思いました。
私も、いつかそんな存在になれたらいいな~って・・・。
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