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《コーチング・ブログ》--------岩手県盛岡市在住のパーソナル・コーチ 平野順子が、コーチングやセミナーの活動を通して、心に触れたこと、目に留まったものを、徒然、気ままにお伝えします~。
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だいぶ久しぶりの投稿になってしまいました〜〜。
前回が5月でしたから、夏を過ぎ、すでに秋・・・。あ、夏用のテンプレートを使えなかった〜〜。
少々思うところもありまして、またボチボチ、書いていこうかなと思ってました。

一度、止まってしまったものを動かすのってエネルギーがいりますよね。物理の力学で習ったような気がしますが、すでに動いているものを動かし続ける力より、止まっているものを動かし始めるときのほうが、より大きな力が必要となります。物理用語を使うと、「動摩擦係数」より「静止摩擦係数」のほうが大きくなります。動いているものには「慣性の法則」が働き、動き続ける力を助けるからですね。

時々、講座のときやクライアントの方にお話したりするんですが、人の行動もこれと同じだな〜と思います。何か新しいことを始めようとするとき、一度止めてしまったことを再開しようとするときには、行動自体はそれほど大変なことではなかったとしても、心のエネルギーがやや多めにいりますよね〜。

なので、最初はできるだけやりやすいことから。ちょっとでも行動に移せそうなところから。そして、少しでもできたら自分を認めて、できれば細々とでもやり続ける。そして、少し続けられたらまた自分を認めて、できればもう少し大きめな行動に移してみる。

そんな感じで、私はここまで来たような気がします。
私の場合は、横で見ていて認めてくれるコーチのサポートが大きいですけど・・・感謝。
これまでも、これからも、そんな感じで・・・。

秋っぽいテンプレート、探してみるかな・・・。
連休中は、部屋こもってお勉強やら、お片付けやら、お掃除やら・・・と、比較的、自分の土台を安定させることに時間を使っていました。そして、5月にスタートする講座の準備や研修のテキストを作ったりとかもボチボチと・・・。
さて、↓これは何でしょう?


正解は、ネームプレートを首から下げるためのストラップ。
名札を付けると↓このようになります。
私の仕事は、ざっくり言ってローリスク・ハイリターンの仕事に分類されるのかなと思います。リターンがハイかどうかはその人の実力次第ってことになるのでなんとも言えませんけどね。在庫を抱えることがなく、設備投資といえば大きいものだとパソコンとプリンターがあればなんとかなります。なので、リスクが少ないってことは間違いないのかなと。
そんな私ですが、少ない備品の一つがこのストラップたち。自主開催の講座をする際に、受講生の方にネームプレートを付けていただくのですが、その際に使います。なので、こんなに本数があるんですね~。もちろん、ネームカードのケースもたくさんあります。一応・・・80人くらいの講座はできる装備があります。まあ、自主開催でそこまでの公開講座は滅多にないですけど~。。。

で、ストラップがなんでこんなに色とりどりかというと・・・ただただ見ていて綺麗だから! 単に私がカラフルなのを見てるのが好きだから最初に各色買ってしまいまして、受講者の方にお好きな色を選んでもらうようにしました。それを続けているうちに、私の講座ではストラップの色を選んでもらうのが恒例のようになってしまいまして(笑)。買い足し、買い足し、本数を増やしているうちに、こんなになってしまいましとさ。
で、問題その2。一番人気がある色は何色でしょう?
受講者によって、その日の気分で選ぶ方、その日のお洋服の色に合わせて選ぶ方、とにかく常に同じ色を選ぶ方、様々いらっしゃいます。なので、一概にはいえませんが、私の体感覚的な統計では、ピンク。なんでかは特段考えたことありませんけど。
で、講座の内容上?目的上?、同一の色のストラップを使いたいときには、ピンクを使うことにしています。なので、ピンクだけさらにいっぱいあります(笑)

ちなみに、他の備品としては、ファシリテーション講座用に、プロッキーとかサインペン、消耗品になりますが模造紙、付箋紙などもストックしてます。プロッキーは、これまたカラフルで見ていて楽しいので、ケチらずたくさんストックしてます(笑)。もう少しほしいなと思っているくらい。

てな感じで、だから何だって話になってきてますが、連休中はこんなのを整えたりもしてましたとさ、ということで。
5月17日(土)~ コーチング基礎講座
6月10日(火)~ ファシリテーション講座
間もなく、上記講座が始まります。
カラフルな装備を揃えてお待ちしています~。
4月前半のフレッシュマン期間を終えて、ちょっと一息ついた今日この頃。
4月の第1週は新入社員研修、第2週は高校の新入生研修、というのがここ数年で定着しつつあります。
定着と書きましたが、高校の新入生宿泊研修というのは意外と斬新な取り組みでして、そこまで一般的なお仕事ではないのかなと思います。大まかに説明しますと、高校入学すぐ(入学式の翌日とか)に宿泊型の研修をして、これから3年間の高校生活を共にする仲間とひたすら交流して仲良くなる、というようなもの。近年、友人関係が上手くいかずに体調を崩したり、不登校になってしまう生徒さんが増えてきているので、スタート段階である程度の関係性を構築できるような場を作ることを目的としています。
5年前に市内の高校からこのような目的の研修をしたいとのご相談を受け、私なりに試行錯誤してプログラムを組み、とにかくやってみましょう、とスタートしました。何がどのように効果があるのかはっきり検証できることではありませんが、不登校の生徒さんが減ったとのことで、以来5年間、毎年担当させていただいています。盛岡の高校からのご紹介で、昨年からは秋田の能代の高校からもご依頼があったりして、大変ありがたいことです。
どちらの高校も1学年の生徒さんが240名ほど。研修を一人で回すには骨の折れる人数です。生徒さん全体だとこんな人数(左)。。。グループ形式にしてワークをします(右)。そこでワークの際には先生方にもサポートをいただいているのですが、そのことは生徒さんと先生との関係性作りにもプラスになるように感じています。

   
始めたころは、私がやっていることは本来先生の役割なのではないかと考えたこともありました。実際、それはその通りかもしれません。でも、先生の役割はあまりに多くてご苦労をなさっているのも感じていましたので、いくらかでも私がお手伝いすることでその後のクラス運営がより円滑に行くのであれば、私の仕事としての価値があるのかなと思うようになりました。
私は5年目となりましたが、参加する生徒さんは毎年新しい生徒さん。新入生研修なのですから当たり前なのですが、5年も続けているとそのことすら感慨深く感じますね~。

新年度早々、1週間ほど東京に出張していましたが、無事に盛岡に帰ってきました。
ロケットスタート、無事に発進ってところでしょうか~(笑)
ここ数日、全国的に不安定な天気で、盛岡では雪が降ったと聞いて、あ~東京にいてよかったな~なんて思っていましたが、帰ってきたら雪はなかったけどひたすらに寒い・・・。その間、東京でも雨が降ったり止んだりで、4月1日には満開だった桜が帰る今日には散りかかってまして・・・。まあ、私は盛岡でもう1回見れるからいいか~と。


外のお天気は荒れていたようですが、今回は丸一日の研修でしたので私としてはほとんど影響なし。新入社員の皆さんは学生の感覚がまだ抜けない中、朝から夕方までガッチリ拘束の3日間、さぞかし疲れたでしょうね~(笑)。
新入社員研修は、私が行なう研修の中でも少し特殊な感じがしていまして、簡単に言うと「ティーチング」の分量が非常に多い。「コーチング」マインドをベースにしている私は、どちらかというと知識をガッチリ「教える」研修はあまり好きではありません・・・。「ティーチング」の分量が多いとどうしても私が話している時間が長くなります。話している私も結構くたびれるので、聞いている新入社員さんたちはさらにだろうなと。
一方で、新入社員研修を担当した後の喜びってのも、これまた独特で・・・。やはりフレッシュな皆さんです。社会人としてまだまだ知らないことが多い分、研修における成長の度合いが高いとでも言いますか。みるみる変化をしていくので、携わっている身とすると、ホントに嬉しい気持ちになるのです。その点では、この仕事が出来て幸せだな~って思います。
「ティーチング」に奮闘しながら、「あなたはこれからどんな社会人にでもなれます。どんな社会人になりたいですか?そして、どんな人生を送りたいですか?」という問いかけを水面下で投げ続けた3日間でした。
さて、今週は、新入社員ではなく高校の新入生の研修が多く入っています。体力使うけど、これまたやりがいのある研修になります~。
4月ですね。世の中、新年度のスタートに加え消費税の関係もあり、結構バタバタしている感じ。。。
私といえば、毎年、この時期はPHPゼミナールの新入社員コースを担当させていただいておりまして、今年もまた新年度早々、東京に来ています。一昨日は朝にうっすら雪が積もった盛岡ですが、本日、快晴~。とても気分よく盛岡を出てきまして、さらに東京は桜満開~。東京と盛岡とで桜を2回見れて、お得感満点です~。季節の違いがはっきりしていて、日本列島は縦に長いんだな~ってことを強く感じる季節です。

   
4月か~。私が前職の岩手医大の仕事を辞め、コーチングの勉強を始めたのが2005年。あれから丸9年、この4月で10年目に突入します。知識も経験も何もないところからPHP研究所の講座に通い、この半蔵門の桜を見ながらコーチングを学んでいた頃がありました。今ではその大変お世話になったPHPの講師もさせていただいて、昔も今も変わらず、わ~~っと咲いている桜を見るに、少し感慨深い気持ちになりますね。
10年目というと集大成みたいなイメージもありますが、10年だからといって区切ってまとめるものは特段ありません。私にとっての10年目は、新たな自己開発のチャレンジの年にしたいと思っています。
そうそう、先月まで担当していた専門学校のクラスにとてもユニークな生徒さんがいまして、最後の講義のときにこんな質問をされました。
「先生! 先生にとって人生とは何ですか?」
生徒さんからこんな質問をされることはまずありません。へ~~面白いこと訊くな~と思いながら、もちろん真剣に考えます・・・。
で、出てきた答えが・・・
「新しいことに出会う旅」
生徒さんに深い答えを引き出してもらっちゃいました(笑)。
最近は、知りたいことや学びたいこと、やってみたいこと、行きたいところなんかがホントにたくさん出てきます。キリがないほど溢れてくる感じ。さすがに全てというわけにはいかないでしょうけど、できる限り実現していきたいと思います。
今年は、新たな学びを2つ、始めました。
何に出会うか、楽しみです~。。
随分長いことかかってしまいましたが、地球の裏側紀行もいよいよ最終回。
日本に帰国するまで編です〜。
名残惜しい感じでクスコをあとにしまして、あとは帰るだけ・・・ではあったのですが、フライトの関係でサンパウロに立ち寄ることに。しかも、日中に結構な時間がありまして、じゃあ、サンパウロ市内観光でもするかと。海外で地下鉄みたいな電車に乗るのはかなりハードルが高い感じがするんですけど、そこは旅の終盤、慣れてきてというか腹も座ってきていてというかで、いろいろ路線を確認したりしてTry。ホームも車両も結構綺麗でした。

   
そんでもってどこに向かったかというと、アイルトン・セナさんの墓所へ。そう、F1ドライバーの・・・私はほとんと知らないジャンルですが、一緒に旅したメンバーの一人が行ってみたいというので。何のプランもなく時間はたっぷりあるし、サンパウロ自体それこそ簡単に来れる場所じゃないから、行きたいというなら行ってみようじゃ〜ないの、ってことで・・・。

   
行ってみて知ったんですが、あちらの地域では埋葬は土葬なんですね。広い芝の墓地のあちらこちらに墓標っていうんですか、お名前の書いたプレートがあります。私からすると風景としては普通の公園みたいな感じで、芝の上も普通に歩くんですけど、考えてみたらご遺体の上・・・かも(汗)・・・みたいな。さすがセナさんのお墓にはブラジル国旗が立っててお花がいっぱい・・・お墓の写真を上げてなんなんですが、とても綺麗だな〜って思いました。
サンパウロ市内は、どんなっていう特徴を表現しにくい、ある程度の都会(笑)? でも、土地があるからでしょうか、あまり密集していなくて広〜〜い・・・って感じ。

   
中心部にはアジアンストリートみたいなのがあって、日本っぽい装飾・・・(笑)。普通に日本語の表記のお店がたくさんあって、店の人もわりと日本語でも通じたり。せっかくだからと食事はこちらのラーメン屋さんに・・・まあ、普通にとんこつラーメンでした〜。

      

さてさて、そんな感じで地球の裏側の最終日を過ごし、いよいよ帰国のフライト。帰りもまたドバイ経由のルートで、サンパウロードバイが約14時間、ドバイー成田が約10時間です。地球の自転の関係で帰りのほうが少し速いです。ドバイ空港は往路でもきているので、空港内をいくらかわかっていてちょっぴり嬉しかったりとか・・・。

   
今回の旅ではフライトの回数がなんと12回! 入国した国がドバイ、ブラジル、アルゼンチン、ペルーの4カ国。ブラジルの出入国が合計6回をはじめ、かなり行ったり来たりしましたんで、パスポートもスタンプいっぱい・・・。

日本国内のフライトだと最も長くて北海道ー沖縄間で3時間くらいでしょうか。今までだとそれを長いな〜と思っていたのですが、今回の旅では、イグアスまで3時間か・・・近いな〜って思っちゃったりして、慣れとは恐ろしいものです。日本から見て、地球上で真裏にあるブラジルより遠い場所はないわけで、今後、地球上のどこに行くにしても、ブラジルよりは近いんだな〜と思える・・・何にも代え難い経験になりました。

成田に降り立ったのが夕方の17時半くらい。富士山が出迎えてくれました。遠くの水平線にピョコっと顔を出すような感じに小さく見えた富士山・・・。富士山とクスコの標高が同じくらいであることを思い出し、このくらいの高さで私たち人間にとっては生きるのが少し大変になる空気の薄さ・・・これが地球のスケールの大きさです。でも、その高さにも古くから人間の営みがあったこともまた事実であり、感慨深い気持ちになりました。
今回、色々な意味での地球のスケールの大きさを体感するとともに、一方で、私の中の地球は確実に小さくなる旅となりました。
私にこんな素敵な機会を与え、海外慣れしていない私を面倒見てくれた一緒に旅した友人らに心から感謝しています。

だいぶかかりましたが、これにて「地球の裏側紀行」完了・・・。
あ〜、楽しかった〜(笑)。
ホント途切れ途切れになっていますが、ようやく再開。
クスコ編の後半です〜。

今回、マチュピチュに行くためにクスコに2泊3日で滞在したわけですが、マチュピチュにはその中日に日帰りで行ったということになります。そのあたりのプランは旅行会社さんにお任せで、クスコがどういう街なのかもよくわからず、単純にマチュピチュに行くための滞在先くらいの認識だったのですが・・・。ところがところが、いざ行くとなって調べてみたら・・・クスコってインカ帝国の首都だった街じゃあないですか〜と。あまりよく知らずに失礼しました〜ってな感じで。「クスコ」とはケチュア語 で「へそ」という意味なそうです。

クスコがかなり標高の高いところにある街であることはすでにご紹介をしましたが、インカ帝国の首都だった街ですから、もちろんたくさん遺跡などがあります。クスコ滞在3日目には、高山病と闘いながら(笑)市街地の観光と周辺の遺跡巡りをしてきました。

   

街の中心部には、教会などの石造りの建物で囲まれたとても綺麗な広場があります。この街の雰囲気は言葉に表すには難しいくらい、本当に素敵です。空気が薄いこともあるのか、なんとなくゆったりした時間が流れているような感じがして、何時間でもずっとたたずんでいたいような気分になります。

   

    

市街地の遺跡の特徴は、マチュピチュ編でもご紹介した通り「石組み」に見られます。隙間なくきっちり組まれた石組みはインカ帝国時代のもので、その土台を利用してスペイン植民地時代の建物が建っているところも多く見られます。

   

↓ これが有名な「12角の石」



角の数を数えていただければと思うのですが、角の数もさることながら、大きさもスゴい。石だけ写真に撮っちゃうとスケール感がわからないのですが、この大きさです〜。



街には、アルパカを連れて歩いているおばちゃんを見かけるのですが、なんと!写真を撮るとお金を請求されます(笑)。(ワンコイン程度ですけど・・・。)それがこのおばちゃんのお仕事だそうで・・・。




てなわけで、↑これは有料の写真。

街の建物はほぼ全部石造りで、屋根がオレンジ色のレンガです。街全体が同じトーンで、少し高台から眺める街もとても綺麗。

   

街を見下ろす山の上には、リオデジャネイロにもいたキリスト様が・・・。あちこちにあるんですね・・・。



郊外には、かなり古い遺跡がゴロゴロあります。


   

いずれ石の大きさに圧倒される感じ。

   

↑このジグザクに並べられた巨大な石達は、上から見ると稲妻の形になっているとか。これも写真だとスケール感がわかりにくいですが、高さは5mくらいあったと思います(笑)。
街外れの家々には、シーサーに似た守り神が門の上に乗っていて、これがまた可愛い。



クスコ。空気が薄くて大変ではありましたが、私にとっては昔ここにいたことがあるような・・・そんな気持ちにすらなってしまう、とても落ち着く街でした。

名残惜しい気持ちでオレンジの街を見ながらフライト。
また来たい、いや、来るような気がする・・・。



フライトの関係で最後にサンパウロに立ち寄り、いよいよ旅も終わり向かいます〜。

つづく。

だいぶ開いてしまいましたが、お待たせしました、マチュピチュ編!
たくさんの方々に「マチュピチュに行ったんだって?いいな~~。」って言われました。死ぬ前に一度は行ってみたい!っていう方が多いですが、私もそう思っていましたので、今回、それが実現して本当に夢みたいです~。ま、死ぬ前にって、死んだ後はさすがに行けませんからね~(笑)。
さて、マチュピチュにはどのように行くかといいますと、前回ご紹介したクスコという街から電車が出ていて、マチュピチュ遺跡の麓にあるマチュピチュ村まで行きます。

  

   
この電車、谷間の道をトコトコと所要時間3時間~3時間半・・・。電車の天井にも窓があって、高い山々が見えるようになってます~。天気が良かったので、かなり長かったけど景色を楽しめました。

   
マチュピチュ村は、なんて言うんですか・・・温泉街みたいな感じっての?出店がたくさん並んでまます。
  
マチュピチュ村から、さらにバスでつづら折りの山道を登り、ようやく、ようやく、マチュピチュ遺跡にたどり着くわけです・・・。こちら、遺跡の入り口。

   

ちなみに、マチュピチュはクスコよりだいぶ標高が低く、それでも2500mくらいだったと思いますが、クスコから一度ぐっと下がって谷間を移動しバスでまた少し上る、ってイメージ。このぐらい下がっただけでも、身体はだいぶ楽です。空気があるな、って感じで、走っても大丈夫〜(笑)。
マチュピチュとは、インカのケチャ語で「老いた峰」という意味だそうで、遺跡の背後にある山の名前ですって。よく使われるマチュピチュの写真の向こうに見える山はワイナピチュといって「若い峰」という意味なそうです。正確には、マチュピチュ遺跡はマチュピチュとワイナピチュの間の尾根にあります。



 ↑ こちらの奥の山がワイナピチュですが、上を向いた人の顔に見えませんか〜。山の高い部分が鼻です。

さてさて、遺跡の中は・・・写真メインで。でも、世界遺産でもあり、写真では機会があるごとによく見ているわけで、写真だけを見てもあまり伝わらないかもしれませんね・・・。あの山の空気、遺跡の雰囲気は、なんとも・・・。

   

   

特徴的なのは、石組み。ガイドさんの解説によると、神聖な場所ほど石が綺麗に組んでいるらしく、その違いははっきりとわかります。その石の組み方によって、ここは神殿だったとか、居間だったとか、台所だったとかってわかるらしい・・・。ウサギさんも住んでます。

   

   

こちら、方角を表す石。ホント正確・・・。

   

その他、一枚岩で作った階段とか、儀式の場所があったり。

   

石に水をはった日時計?だったかな。



広さ的には、全部、くまなく見て回るとしたら3〜4時間ってところでしょうか。斜面なので、あまりサクサクも移動できませんし。
集落としては、そんなに大きくはないかなと思います。住人は500人程度って言っていたかしら。

   

   

ホント、何で、こんなところに、こんな集落があるんだろう?って・・・。
「きれ〜〜」「すご〜い」「不思議〜〜」と連発してた感じ(笑)。



私としては、遺跡そのものよりも、向かいに見えるワイナピチュにもの凄いエネルギーを感じて帰ってきました〜。
もし・・・もしか、もう一度来ることがあったら、ワイナピチュにも登ってみたい・・・。

続く〜。
今回の旅の当初の目的はブラジルのリオデジャネイロだったということはすでに書きましたが、その計画が持ち上がったときに「せっかく地球の裏側まで行くんだから、ついでにどこかに寄ってこよう!」って話になったわけです・・・。まあね・・・簡単には行けないだろうし、せっかくだから〜、ついでに〜、って話にはなりますよね、そりゃ・・・。で、候補にいろいろ上がった中で、やはり魅力的だったのが、世界遺産のマチュピチュ!天空都市!そりゃ〜できることならこの目で見てみたい!・・・ということで、マチュピチュ行きがほぼノリで決まったような感じ〜。

しか〜し、皆さん、地図を見てみてくださいな。南米大陸は大きいのです!日本の比ではありません。隣の国といっても、かな〜〜〜りあります。およそ「ついで」という距離ではないのです!まあ、かなり早い段階で「ついで」ではないことには気がついていましたが、やっぱりマチュピチュには行ってみたいということで、なんとかかんとかスケジュール調整・・・。予算も日程もかなり加算されましたが、リマ経由、クスコ滞在でマチュピチュ観光の旅が実現したのでした〜。

で、まずは、リオデジャネイロからアンデス山脈を越え、隣国ペルーの首都リマへフライト〜。6時間・・・。この段階で、明らかに「ついで」の距離じゃないことがわかりますかね(笑)。そして、リマはトランジットだけで、マチュピチュに一番近いアンデス山脈の中にある都市、クスコに飛びます。

   

しか〜し、ここでも一つ問題発生〜。クスコはとても標高が高いのです。なんと、およそ富士山の頂上と同じくらいの標高〜! すなわち、慣れない人は高山病にかかる可能性があります・・・(汗)。なので、リマの空港の薬屋さんで相談して、高山病予防の薬を購入。薬剤師さん(たぶん)の話だと、まず飛行機に乗る1時間前に飲み、現地でも8時間おきに飲み続けろとのこと・・・。意外と大ごとですね、こりゃ・・・。



さてさて、一応、高山病対策をした上で、リマから飛ぶこと1時間。やってきました!クスコ!
なんて言うんですかね〜。大変落ち着く街でして・・・。クスコの街については、また違う回でご紹介します〜。

   

それにしても、恐るべし標高、空気の薄さ・・・。着いたとたんに息苦しいではありませんか・・・(汗)。一緒に行った友人達も、みんな予防の薬を飲んでいるにも関わらず、頭が痛いとかめまいがするとかで、まずはとにかくホテルへ直行。そして、驚くことに・・・クスコのホテルには常に酸素ボンベが常備してありまして、具合が悪い友人は早速、酸素吸入・・・。



さらに、高山病に効くからと出されたのが「コカ茶」。このコカ茶の「コカ」は「コカイン」のコカだそうで、言ってみれば麻薬の成分が入っている可能性のあるお茶ということになりますが、飲むとホントにすぐに目がシャキとして、頭が覚醒する感じがします。コカ茶の他には「コカ酒」もあるそうですが、残念ながら?国外には持ち出せないとのことで、持ち出すと捕まっちゃうみたい・・・。そりゃね、麻薬だからね・・・。


クスコには午後に到着したのですが、高山病予防のためにゆっくり休んで睡眠も十分に取るように、ということで、もともとその日のスケジュールはフリーになってました。私は、幸いにもそこまで具合が悪くはならず、街を少し散策しまして・・・。ホント、美しい街だな〜って。


さてさて、翌日はいよいよマチュピチュ!です〜。
じゃ〜ん。これは何でしょう?
まあ、講師用の名札、なんですけどね・・・。


昨年末と今年始めに、岩手大学で研修をさせていただく機会をいただきました。昨年、以前の職場である岩手医科大学でお仕事をさせていただいたときにも、こういうのを「故郷に錦を飾る」というのだろうか、と思ったわけですが、母校でお仕事ができるというのも同じような心境で、本当に光栄なことだと思います。しかも、昨年の仕事納めと今年の仕事始めにあたる研修だったという・・・なんともご縁がある話で。


今回は、技術系の職員の方に「プレゼンテーション」と「コーチング」の内容の研修をそれぞれ1日ずつ行ないました。技術系の方々なので寡黙な方が多いかと思いきや・・・話し始めるとわりと話し好きなタイプの方も多く、とても和やかな雰囲気で進めることができました〜。

そして・・・さすが技術系!なんとなんと!研修担当の方が、講師用の座席名札を演習林の木で手作りで作ってくださいました〜! 私の名前が直接書いてあるので今回の研修にしか使えないじゃないですか〜。これぞ、一点もの? さらに、受講生用の名札置きとテーブル番号の札もお手製。こちらは写真を撮り忘れちゃって遠目の写真しかありませんが、これまた精巧で・・・。ホント、さすがです!

   

で、2日目の研修が終わって帰ろうとしていたら、担当の方が追っかけて来てくださって「先生〜、作った講師用の名札、よかったら差し上げますけど〜。」って。たしかに、他の講師には使えませんしね(笑)。「次回、こちらに研修に来るときは、これを持参しますね〜。」と言って、ありがたくいただいて帰ってきました。

とりあえず、母校でのお仕事の記念だしなと部屋に飾ってみていますが、なんとも・・・う〜れしぃ〜って気分になります〜♪

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