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《コーチング・ブログ》--------岩手県盛岡市在住のパーソナル・コーチ 平野順子が、コーチングやセミナーの活動を通して、心に触れたこと、目に留まったものを、徒然、気ままにお伝えします~。
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先日、スーツケースを修理に出した話は書きましたが、修理から戻ってくるのに2ヶ月くらいかかりますと連絡がありまして、その間、どうしようかな~と。
私は出張が多いので、スーツケースは大中小と大きさ違いで3つ持っています。修理に出したスーツケースは1~2泊用で、ある中で一番小さい大きさ。その他に、3~7泊用の中くらいのものと、1週間を超える海外用のBigサイズのがあります。まあ、大は小を兼ねるってことで、修理中は1泊のときも中くらいの大きさのを使えばいいかなと思っていたのですが・・・。
でもね・・・いざそういう状況になると、やっぱり不必要に大きいのもなんだかな~って思ってしまうわけで・・・。そこで、先週、陸前高田に1泊で行ったときは車だったので、ガラガラじゃなくてボストンバックでもいいかなと。ところが、案の定というか~、私の荷物って、1泊とはいえ洗面用具などその他諸々一揃え持っていくし、パソコンはあるし、結構重い・・・。ホテルの駐車場からお部屋まででもちと大変。
そして今日は仙台に1泊。仕事の用事じゃなかったのでパソコンは置いてタブレットだけにして、その他の持ち物を極力減らしてみたけど、やっぱり重い・・・。そして新幹線移動となると駅の中も持って歩かねばならず、これまたかなり大変。
あ~車輪ってすごい・・・。太古の昔に誰が発明したか知りませんが、ありがとうと言いたい~(合掌)。さすが、人類にとって重要な発明の一つといわれるだけありますよ。この時代にはすでに車輪を使っていたとか、いないとか、出土品や壁画から推測はできるでしょうけど、誰がどんなプロセスで発明したかまではわからないんだろうな~。でも、そこに興味があるぅ~。

なんて、ついついこういう視点で物ごとを見てしまう、元科学者・・・(笑)。
人類の太古の発明に思いを馳せちゃいましたが、何が言いたいかって、やっぱり次はボストンバックじゃなくてガラガラ使おう~ってことで。
1泊には大きすぎるかもしれないけど、車輪があったほうが楽だ~!
今週は、福祉施設での研修のご縁をいただきまして、岩手県沿岸の最も南の街、陸前高田市に行ってきました。気仙地区の研修はわりと入ってましたけど、開催場所が大船渡になることとがほとんどで、陸前高田に来るのは久しぶり。調べてみたら、3年半ぶりでした~。
陸前高田市は、東日本大震災では岩手県の中で最も大きな被害を受けた街の一つです。思い起こせば・・・当時、私は発災から10日ほど経った頃に岩手県沿岸南部の被災地に行きました。そのときは、具体的に被災地がどんな状況で、どんな支援が必要なのかを知るため、そして、私自身がどのように関わっていったらいいかを考えるために行ったわけですが・・・
山側に押し寄せられて高い壁のようになっている瓦礫。
削り取られるように何もなくなった市街地。
中が空洞になって痛々しく骨組だけ残る鉄筋の建物。
偉そうにどんな支援ができるかなんて思って来たけど、なんとおこがましいことか。これからどうしたらいいのか考えることもできずに、たぶん駅のホームだろうと思われるコンクリートの上でただただ呆然と360度に広がるその光景を見ていました。
当時の写真をあらためて探してみたけど、ここの写真は見つからなかった・・・。あまりの光景に撮ることができなかったんだね、私・・・。
この光景を見たあとに思ったんです。この街をこれからどうしていくかなんて、この街の人にしか決められない・・・。この街に暮らし、そしてこれからも暮らす覚悟のある人じゃないと。この街が未来に対してどのような選択をするとしても、私にはどうこう言うことはできないなと。
その後、微力ながら自分のできる範囲での支援をしたつもりですが、この時の思いが根底にあり、必要なことは何か、自分ができることは何かを考える基準になったように思います。
それから5年半・・・。
研修をした翌日に時間があったので、未来に向けてある選択をして進む、この街の今を見てきました。
陸前高田では、高台移転と、平地のかさ上げのための盛り土工事が進んでいます。

  
むしろ震災直後のほうが以前の道路がある程度残っていて、多少はどこに何があったのかその面影くらいはわかりましたが、現在は大規模な盛り土が進み、道路の位置も新しくなっていて、街の造り自体がすっかり変わっていく感じ。道路は、工事用の大型トラックがびゅんびゅん走ってます。



今回泊まったキャピタルホテル1000も、海岸沿いの場所から高台に移転してリニューアルしました。



気仙川の河口では、大きな吊り橋を建設中。


ここに至るまでも、当事者でなければ決してわかり得ない、本当に様々なことがあったんだと思う・・・。もちろん、住民全員が賛成しているわけはないでしょう。生まれ育った街だから住み続けたいと思う人もいる。こんな怖い思いをしたところになんか住みたくないって思う人もいる。この街に住むとしても、津波の来ない高台がいいという人もいる。そうは思っても、先祖代々の土地だから簡単には手放せない人もいる。そして、経済的なこと、仕事や職場のこと、年齢や家族構成など、本当に人それぞれ様々な事情があるんだろうと思います。
そんな、この街に関わる多くの人の思いを受け入れる気持ちで、ただ静かに見て回りました。
小さい頃に海水浴に来た高田松原も、学生のときにテニス部の合宿をした野外活動センターも、ドライブ途中で寄ったモスバーガーも、今の街にはないけれど、当時の思い出の価値は変わりません。そして、今も昔も、この街に暮らす人の人生も価値あるものだし、これからの街の可能性は未知数です。

この街に暮らす人を応援しながら、見守っていきたいと思います〜。

当時のことを思い出しながらで、長めの投稿になっちゃいました・・・。
奇跡の一本松は、昔の野外活動センターの近くだったんだね〜。

以前、こちらのブログでもご案内を流しました今週末に開催予定の「わかりやすい伝え方入門講座」。
おかげさまでお申し込みが順調です。

9月9日(金)の夜コースと10日(土)の昼コースをご用意しておりましたが、特に10日(土)がすでに満席で、キャンセル待ちでの受付になっています。そこで、主催のサンライフ盛岡さんとも相談しまして、土曜昼コースだけ10月に追加開催することになりました~。入門編ということで、気軽に受けやすい内容、時間枠、受講料になっているということもありますが、何にしても人気があるというのは嬉しいことです。ありがたい、ありがたい。

11月には、よりトレーニングの要素を多くした実践編の講座を企画しています。さらに自信をもって人に伝えることができる方が増えていくように、私も精一杯務めたいと思います~。

ということで、9月の日程に加えまして、10月開催の分のご案内です。
9月の夜コースのお申し込みも定員近くなっておりますので、受講をご希望の方はお早めに。

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【わかりやすい伝え方入門講座】追加開催

ー効果的に伝えるプレゼンテーションのコツを学ぼう!ー

営業で商品をお客様に紹介する、人前で短いスピーチをする、など、もっと効果的に相手に伝えることができたらな・・・と思う場面はありませんか?
日常でも自分の意思をより的確に表現してわかりやすく伝えることができると、相手の納得感が高まりコミュニケーションや人間関係もより豊かなものになります。

相手に自分の考えをわかりやすく伝えるプレゼンテーションのポイントを学んでみませんか!

【日 時】
 ① 9月平日夜コース  9月 9 日(金)19:00~21:00
               ↑ 受付中
 ② 9月土曜昼コース  9月10日(土)14:00~16:00 
               ↑ 満席にてキャンセル待ちで受付中
 
追加開催!
 ③ 10月土曜昼コース 10月15日(土)14:00~16:00
               ↑ 受付中

【会 場】 サンライフ盛岡 (盛岡市仙北二丁目4-12)
【定 員】 25名
【受講料】   2000円 
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講座のチラシはこちら。↓

9月分 http://coaching-office.net/PDF/160909P.pdf
10月分 http://coaching-office.net/PDF/161015P.pdf

Webサイトからでもお申し込みができます~。
http://coaching-office.net/kouza.html
気に入ったものはわりと長く使うほうですが、このスーツケースも10年以上になるかな。。

これ、父の形見のスーツケース。父の形見といっても生前から完全に私のもののように使っていて、なんと当の本人は一度も使っていないという・・・(笑)。でも、買ったのは父であり、「貸してあげる」ということで使い始めたので、所有者は父。ゆえに・・・形見ということで、引き続きありがたく私が使わせてもらっています(笑)。
そういえば、借りるのにあたって父に値段を聞いたところ「ビックリするだろうから教えない」と言われたんだった。当時はスーツケースのメーカーの知識なんて全くなかったし、買うならば良いものを買う父だからたぶんそれなりのものなんだろうという程度の認識で使ってましたが、やはりそうでしたか、という感じ。
このスーツケース、非常~~に簡単な表現をしてしまうと素材が「紙」なので、使っているうちにあちこち擦ったりして削れてきます。そのために、もともと擦りやすい角には三角のカバーがついてて本体が削れないようになっているんですが、このカバーも「紙」なので、やっぱり削れてくるんですね。ちなみにこの紙というのは「ヴァルカン・ファイバー」という特殊紙を何層にも重ねてコーティングした素材なそうです。
で、この三角のカバーが削れてきたので修理に出すことに。何年か前にも同じ状態で一度カバーを交換したことがあって、今回で2回目。今回は本体がやや見えてきていてギリギリでした・・・(汗)。


修理に出すにも岩手にはないので、東京のリペアサービスに送ることになります。以前の担当者さんの名刺を探したものの見つからず、ひとまずメーカのサイトで電話番号を調べて、まずは電話で問い合わせ。そしたら、前回と同じ担当者さんのままで、なんと私のことを覚えていてくださいました~~。「あ~、岩手の平野さん。以前、修理したの覚えています!」って~。何年も前のことだし、前回も電話でのやり取りだけだったのにもかかわらず・・・、覚えていていただけるって嬉しいですね~~。
てなわけで、可愛い子には旅をさせよって気分で、ビニールに包み宅急便で東京のリペアサービスへ~。もともとがお高いので、角っこのカバーを2個換えるだけでも結構なお値段になるのですが(汗)、そこは父の形見だから修理してでも長く使いましょう~と。綺麗になって帰っておいでね~。
そんな今日は、父の誕生日でした。
岩手県沿岸に上陸して、盛岡の横を通っていった台風10号。盛岡は予想に反してほとんど被害がなくて良かったですが、沿岸を中心とした地域ではかなりの被害が出ているようで、心配です。
そんな台風が近づいていた昨日は、県南の江刺で一日研修。前日に台風の進路予想を見たら、午前中は大丈夫そうだけど午後から夕方にかけて真上を通過する感じじゃあないですか~。前日から早々と在来線の運休が決まっちゃってまして、頼みの綱は新幹線だけ・・・。最悪、研修終わった後に新幹線が止まって帰れなくなるパターンか・・・?



私は、仕事とのときはできるだけ自家用車ではなく公共交通を使うようにしています。公共交通ではあまりに不便な場所の場合には自家用車を使いますけどね。ちなみに、私が運転できないと思っている方がときどきいらっしゃいますが(なぜ・・・笑?)、運転できます、します、走ります~(笑)。で、今回は帰りのことを考えて自家用車も少し迷ったんですが、まぁ電車が止まってたときは、そのときゃそのとき、江刺に友人もいるからもしものときは泊めてもらおう~ってことで、新幹線で行くことに。


朝は予想通りというか、予想以上に晴れ。現地も晴れ。しかしながら、やはり主催者の県の担当の方も台風を気にしていまして、様子を見ながらもしものときは1時間くらい早く終われるように、プログラムを調整しつつ進めることにしました。学校関係だと生徒さんが帰れなくなると大変なので、わりと慎重な対応で、雪や大雨くらいでも1時間早めに終わってとか、午前中で終了して午後はカット、なんてことがたまにあるのですが、社会人の研修でこういうケースは初めてかも・・・。
予報通り昼前から雨が振り出し、避難準備情報が出まして、これはやはり16時終了のところを15時終了にしましょう・・・と。そうこうしているうちに、新幹線が止まっているとの情報が~~。あ~~やっぱり~~。帰れないかも・・・。いやいや、まずは、15時までに終わらせて皆さんに安全お帰りいただくことが先決。研修に集中、集中。
・・・と、私が研修している間に県の担当の方がお手配いただき、職員で盛岡に帰られる方が車で送ってくださることになりました~~。わ~い、帰れる~~。ありがとうございます~~。
ふう、おかげさまで無事に盛岡に帰ってこれました。


盛岡駅に着いたら、電車だけではなくフェザンが全館閉店しているじゃあないですか・・・。そんなにすごいことになるのか・・・。台風に備えて篭城すべく食料品を買って帰ろうと思ったのに、それもままならず・・・。



夜に入っていた会議も中止になり、これは神様がくれた時間か~と。あれこれやらねばならぬことはたくさんあったので、よーし!と思ったのですが・・・、なんだか疲れちゃって10時くらいに寝落ち・・・。低気圧のせいか・・・? まあ、気分的に浪費していたんでしょうね・・・。
一晩明けて、盛岡は台風一過の晴れ。
でも、まだ引き続き危険が残っていたり、災害の復旧もかかりそうです・・・。

そんなに早起きしなくても、ランニングするのに程よい気候になってきました。朝晩に少し涼しくなってくると、秋が近づいている感じがしますね。
先週の木曜日には大館市で自動車関係の業界団体でセミナーをさせていただきました。私の研修・セミナー関係の仕事はほとんど営業をしておらず、大変ありがたいことに、いただくお仕事の大部分が口コミやご紹介、あるいは私が直接知っている方からのご依頼です。県外のお仕事となると、どこのどんなご縁がつながるかわからないな~といった感じ。で、今回の大館でのお仕事は、私が青年会議所に所属していた2009年に一緒に活動していた方からのご依頼です。
当時は、直接仕事につなげようと思っていたわけではなく、街づくりの活動そのものが楽しかったし、組織運営や人との関わり方を様々経験する場と思ってやっていました。そんな仲間からお仕事の依頼をいただいて、少しだけ照れくさい感じもありつつ、当時の活動を通して私に信頼を寄せてくださっていたことに対して光栄に思いました。
もちろんですが、セミナーはいつも通り?いつも以上に?精一杯務めさせていただきました。まあ、そりゃね、仕事ですから、そこは・・・。で、セミナーと懇親会(公式)が終わった後は・・・当時のメンバーがさらに加わり、同窓会(笑)。みんな、さてここからですね、みたいな感じで(笑)。昔話だけではなく、今の話も、これからの話も、山盛り。5年ぶりくらいでお会いする方々でしたが、全力で取り組んだ共通の体験があると、あっという間に当時のままの関係に戻るんだな~って思いました。
こういうのって続くもので、昨日の土曜日は、大阪と静岡から2013年に一緒に活動していたメンバーが盛岡に来るっていうんで、またまた同窓会~。こちらはお仕事絡みではないですけど。でも、こうやって盛岡に来るからとご連絡をいただけるってのも嬉しいですね。前回、盛岡にいらしたときには盛岡三大麺ツワーを満喫してもらったので、今回は岩手の味覚を堪能してもらうことに。海の幸、山の幸、そして県内各地の地酒・・・。かなり喜んで帰っていかれまして、えがった、えがった。
そんなこんな、先週は、懐かしい方々にお会いした週だったな~と。
当時はね、それなりに大変なこともあったけど、大変な分だけ人のつながりが残るというか・・・。
単純ですが、嬉しいですね~(微笑)。

今年からまた2年、アイーナ指定管理者選定・評価委員を担うことになりました。昨日はその最初の委員会。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、昨年度末にアイーナ指定管理者による入館者数の不正水増しが発覚し、その後、県による調査などが行われ、決まりに基づいて指定管理料の減額を課すという措置がとられました。
評価委員会では、県や指定管理者から出された数値や報告をもとに評価するので、不正のチェック機能としての担当は県ということになるのですが、私も評価委員として少なからず責任を感じているところです。そもそも、県も評価委員会も入館者数そのものは評価基準としてはそこまで重要視していませんでしたし(ある程度の水準に達していたので)、なぜ不正をするほどそこに注力してしまったのか疑問が残るところなのですが、もっと実質的な効果や取り組みを評価できるような基準を検討していくことも必要なのかなと思っています。
選定・評価委員は億を超える指定管理料が動くような選定・評価をすることになるわけで、とても責任の重い役割だなと思ってまして、今回、継続して委員をご依頼いただいたときに少し迷いました。実質的な話をすると、日当程度の報酬は出ますが、明らかに労力と責任に見合ったものではないです・・・(苦笑)。それでも、今回の件のその後を見届け、さらにより良い組織の姿勢、システム、そしてアイーナになるように私のエネルギーを使う必要があるなと思い、お引き受けすることにしました。ちなみに、委員会は公開ですので傍聴したい方がいらっしゃればできます。
委員会の中でも話に出ましたが、このようなことが起こると、岩手県は事実を調査し、その事実をどのように判断・処分するのかを検討し、また今後そのようなことが起こることも見越して規制を変え、チェックする項目も増える・・・。簡単に言うと、起こらなければ使わなくてもよかった県職員の労力やお金がかかるということになります。世の中の取り決めの、ある程度の部分は善意を想定して作られています。ひとたびそれを逸脱するようなことが起こると、今まで前提となっていた善意を疑い、規制が厳しくなります。チェックする側だけではなく、もちろんそれを実行するほうも労力やお金がかかるし、規制がもっと緩やかなら建設的なアイデアを出してより良くしていくやり方があっても、できなくなるかもしれません。
今回の件はほんの一例で、世の中、このような負の連鎖がたくさん起こっているように思います。なんとももったいないというか、残念だな~と思うわけです。指定管理者一人ひとりが、もちろん自分たちも一県民なわけですから、県民としてよいアイーナにしたいという気持ちで取り組んでいってほしい・・・委員会ではそのようなコメントをさせていただきました。
「You are Your City」
以前、街づくりの活動をしている中で出逢った市民意識の考え方です。今回、あらてめて心に沸き上がったのがこのマインド。
具体的に置き換えると、私たち岩手県民一人ひとりが岩手県そのもの、という意味になりますかね。
今回のようなことが起こってしまった以上、それなりの対策を講じる必要はあります。また組織としてはメンバーの生活もあるでしょうし、仕事が取れないと危機的状態になることもあるので、つい組織のこと、自分のことだけを考えてしまうこともあると思います。でも、気づいていないだけで、私たち自身がこの街そのものなんです。根本に自分がこの街そのものという思いがあれば、負の連鎖に陥らずに、人の労力、時間、お金などいろいろなエネルギーを効率よく使っていけるのではないかな~って思うんです。
理想でしょ、と言われれば、その通り。理想です。
私にとっての街と人の理想像。
私が向かっていきたい方向。
それを再確認できただけでも、今回、委員をお引き受けした意義がありました。
引き続き当事者意識をもって関わっていきたいと思います。

オリンピックネタが続きますが、見慣れない競技をあれこれ見ていると、へ~~って思うようなことがわりとあって・・・。ルールとか、その競技特有の慣習的なことなんかですね。

ヨット?セーリングっていうんですかね?風向きが良ければぐいぐい進むんですけど、風を捉えられないときは自分で帆をバタバタさせて進んでいくからすごい・・・。その競技を見てたら、レースの途中で鐘が鳴って、「ゴールの場所が変わりました」って合図だって・・・。え・・・途中で変わっちゃうの~~。私はコーチングしてるから、最初のゴール設定が重要、みたいな概念が強いんでしょうかね、いずれビックリ。

最近、自転車やランニングを始めたので、自転車やトライアスロンも興味深く見てました。トライアスロンは、今回はオリンピックでは初めて桟橋スタートではなくビーチスタートですって言ってるから何のこっちゃと思ったら、コパカバーナビーチの砂浜に選手が並んで、スタートの合図でばーっと走って海に入ってまして。私が知らないだけで、トライアスロンではこれも一つのスタート形式なのかもしれませんが、寄せてくる波に向かって泳いでいかなければならないので、こりゃ大変だわ・・・と。

自転車のオムニアムという複数の種類のレースの総合を競うような競技がありまして、その中のレースの一つ「エリミネーション」。アナウンサーは「自転車版の椅子取りゲーム」と言ってましたが、2周ごとにビリの人が脱落していくという、まさにサバイバルなレース(汗)。特定の応援している人がいなければ見ているほうは面白いけど、やっているほうはストレスフルだろうな~と・・・。誰が考えたんでしょうかね~。

そして、今日は近代五種という競技をやってました。水泳、フェンシング、馬術、ランニング&射撃の5種。これまたすごい組み合わせだな~と。近代というか、中世ヨーロッパの騎士がイメージされる競技・・・、あ~射撃があるからやっぱり近代になるのかぁ。で、見てたら、馬術競技の馬は抽選で決まりますって。抽選〜〜!?「こんにちは、はじめまして。よろしくね~。」って、その時に初めて会った馬に乗って、いきなり障害物を超えたりするの〜〜。私の中で今回のオリンピックで一番の驚き・・・。馬と一緒に練習できないってことは、完全に馬を扱う技術を競うってことになりますね。ご機嫌とるためにニンジンとか持っていったほうがいいのかな・・・なんて思ったり・・・(笑)。ちなみに、少し調べてみたところ、近代五種の馬術の馬は抽選ですが、普通の馬術競技の馬は、自分の馬を使うらしい。

などなど、私の好奇心をたくさんくすぐってもらった期間でもありました。

間もなく閉会ですね~。

普段、ほとんどテレビを見ない私ですが、わりと頑張って見てしまっているリオデジャネイロ・オリンピック。リオデジャネイロには3年前に行ったことがあるので、それも理由の一つかも~。
当時はまだサッカーのワールドカップより前だったので、あれから開発も進んで街の様子もさらに変わったのかなと思うのですが、それでも自分の目で見た街やビーチがテレビに映ると何か親近感を感じてしまうわけです。親近感といってもいずれ地球の真裏。日本から最も遠い場所なわけで、当時は飛行機に乗っている時間だけでも30時間近かった記憶があるんですが、移動も大変だし、環境も大きく違う場所でプレーしている選手の皆さんも大変だな~と、しみじみ・・・。
今回、いろいろな競技で日本選手が活躍していて嬉しいなあ~と思うとともに、普段あまり見ることのない競技をじっくり見ることができて、それもまた面白い。これまで自分がその競技に対して持っていたイメージがガラリと変わってしまったりとか・・・。卓球でも日本チームが大活躍でしたが、卓球ってあんなにダイナミックな競技だったんだ~って。特に男子なんか、卓球台?コート?が2倍くらいの広さがあるかのような打ち合いをしていてホントすごい〜。信じられないレベル〜。なんであれでコートに入るんだ?って・・・(笑)。
4年後は、東京かあ・・・。
開催のためにお金もたくさんかかるだろうし、まだまだ課題はあるんだと思いますが、やるからには最大限に有意義な機会になることを祈りたいです。

お盆ですね。
今年は、4月に祖母が亡くなったので、その初盆です。とは言っても、例年とさほど大きく変わるわけではなく、13日にお墓参りに行って、夜にお煮染めとお蒸かしを食べるという恒例パターン。
世の中ではお盆だからお墓を掃除する方が多いようですが、我が家はお墓を掃除する習慣がありません。お墓は苔が生すくらいのほうが良いってことらしい。実際に、平野家の墓は苔が生しています~(笑)。ウチのお寺は浄土真宗で、他の宗派に比べるとしきたりなどが簡素なものが多く、それも関係しているのかな・・・。ま、いろいろな考えがあるってことで。
そんな感じで、お盆はわりと時間がありまして・・・。このお盆の時間をフルに空けるべく、仕事はかなり前倒しでお盆前にあらかた片付けてあります。お部屋が汚いと集中力がイマイチなので、お部屋の掃除もお盆前に完了。あとは何かし忘れていることないかな~、ないかな~、ない・・・みたい。・・・ってことは、勉強できるじゃん。だよね~、勉強するためにお盆の時間を空けようと思って、いろいろ前倒しで片付けたんじゃん。って、このときとばかりに普段読まないような本を読みたくなるから困ったもんで・・・(笑)。
こういう状況を客観的に見ると、私の好きなこと順位がよくわかる。
仕事 = 掃除(墓掃除は除く) > 読書 > 勉強 >> 試験勉強
「やらなければならないこと」の範囲ですけどね。「やらなければならないこと」のスケジュールを立てるときは、この自分の特性をわかったうえで作戦を考えることが重要。
今回は、作戦は間違ってません。空けた時間に、あとは勉強するだけ・・・。だけ・・・。だけ・・・。う~~ん。
さてと、やりますか・・・(笑)。
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