お待たせ(?)しました~。パソコンをリニューアルし、そのセットアップが未完了のまま、ガイダンスの研修会に出張したりと・・・少しバタバタした1週間でした。気がつけば、今年も残すところ4日。忙しくしないつもりでも、なんだかバタバタしてしまうのは、年の暮れという街の雰囲気がそうさせるのかもしれません。
ここ2、3日は、クライアントの方とのセッションが多く入っています。それこそ年末のためか、今年最後のセッションが集中しているのですが、皆さん、それぞれに、今年一年を締めくくるによい日をお選びになっているような感じがします。
クライアントの方によってお付き合いの長さは違いますが、一年の締めくくりのお時間を少しでも共有させていただけることを、心から光栄に思います。そして、私自身、クライアントの皆さんからいただいた感動や学びは何にも変えがたく、感謝の気持ちでいっぱいです。
皆さま、今年一年、本当にありがとうございました。
高校生就職ガイダンスのお仕事で秋田県の横手市に行ってきました。
日本海側だからと覚悟をしていったのですが、ほとんど雪がありませんでした。なんだかちょっと拍子抜け・・・。訪問した学校の校長先生は、「今年は例年になく雪が少なくて、本当に助かります。昨年でしたら、もうすでに屋根の雪下ろしをしていました。」と言っていました。 そうか・・・拍子抜けなどと言っては、怒られますね・・・。
今回のガイダンスでは、終了後に生徒の代表の方が、お礼のご挨拶をしてくださいました。最初は、あら、うれしいわ~くらいの感じで聞いていたのですが、やはり最後には、胸にぐっとくるものがありましたね~。こちらがお礼を言いたいくらいの体験でした。
さて、パソコン環境の整備のため、しばし掲載があくかもしれません・・・あしからず・・・。年内には必ず復活します~!
前回、恩師がギリシア神話の話をされたことを書きましたが、そのことで、私が昔よく思っていたことを思い出しました。
それは、古代人の想像力についてです。
星座占いといえば、とてもメジャーな占いの一つですが、星座は、今からおよそ5000年前に、メソポタミアの遊牧民たちが明るく目立つ星々をつないで動物の姿などになぞらえたことが始まりと言われています。それがエジプトやギリシアに伝えられ、神話や伝説と重なり合いながら、共に語り継がれてきたわけです。100近くある星座には、ギリシア神話にまつわるものがたくさんあります。
天空に無数にちりばめられた星から、動物や神々の姿をイメージする・・・ものすごい想像力だな~と思います。
ちなみに、私はしし座なのですが、しし座は、英雄ヘラクレスが12の冒険の中で退治した化け物ライオンが天にあげられたものとされています。(つまり私は、化け物ライオン座・・・?) 私がしし座を初めて見たとき、「あ~たしかに、言われてみればライオンの形をしているような気がする~。」
・・・と、古代人に比べると、なんとも貧しい想像力です・・・。
メソポタミアの空の星と、現代の空の星が同じかどうかはわかりません。それでも、まさに5000年のときを越えて語り継がれるイマジネーション・・・素敵ですね。そんな力が私もほしいな~と思いました。
昨日、中学時代の恩師先生にお会いしました。先生は、今年、還暦を迎えられ、年の暮れにはそれをお祝いする同級会が開催されます。
久しぶりにお会いした先生は、とてもとても還暦とは思えないほど若々しく、教育について熱く語られるお姿も、十数年前の当時の先生と全くお変わりありませんでした。自分の熱い思いをエネルギーにして生きれば、年を取らないのかも・・・と思ったりしました(笑)。
「おめだぢ、パンドラの箱の話は知っているか?箱の中に、希望だけが残るという話だ。やはり、最後は希望だ、大切なのは希望だ。子供たちに、未来に対する希望を持たせたいと思っているんだ。」
本当にその通りだな~と思います。
私自身、中学当時のことを思い出すと、未来に対する大きな希望を抱いていたように思います。そのことは、その後の人生の大きな力になったことは確かです。多感な時期に、素晴らしい先生と巡り会えたことを幸せに感じました。
年末の同級会がさらに楽しみです。
@北上です。
昨日から3日間、
このガイダンスでは、いつも精一杯取り組む生徒さんの姿から元気をもらいます。生徒さんの何気ない言葉から、教える私の方が学ばせていただくことも多々あります。いつぞやは、ある生徒さんが高校時代に頑張ったことについて話してくれるのを聞いて、感動して胸がつまってしまったこともありました。
ただ、高校生の皆さんと接していて、愕然とさせられることが一つあります。それは、かなりの割合の生徒さんが、自分の長所を知らない、もっと言いますと、自分の長所を自分で長所と思うことができない、ということです。「え~、私の長所~?・・・ない。」「短所ならいっぱいあるけど~。」このような言葉を言う生徒さんがあまりに多いのです。本当に残念なことです。
「自分はこれしかできない。」から「自分はこのくらいできる。」、そして、さらに「自分はこんなにできる!」と思えるようになって欲しい、そんな気持ちでガイダンスをしています。
そのために、私にできることはまだまだあるな~と思っています。
3週間に渡る「なりたい自分になるためのコーチング講座」が、無事に終了しました。
この講座は、受講者ご自身のミッションやビジョンに焦点を当てて進める、ほぼ完全実習型の講座です。答えはその人自身の中にある、というコーチングの考え方を、講座にそのまま取り入れた、ともいえます。その意味で、私にとってもチャレンジの部分がありました。なにせ、考えるプロセス、筋道は提示できますが、その答えは私の中にはないのです。受講者の方は、皆さん考える力を持っていて、その答えは必ずその方の中にある、そう念じ続けた講座でした。
終わってみると、皆さん、自分なりの答えを見つけられ、プラスの方向に変化されているのが、見ている私にも十分感じられました。講座の合間にお伺いするコメントからは、私のほうが学ばせていただくことが多かったです。終了後にいただいた3回を通してのご感想の中には、「自分の価値観を考えることで、より深い自分を知ることができました。」「これからも前向きに生きていきたいと思います。」「ビジョンを確認できたことで、生活にハリが出ました。」このようなお言葉がありました。改めて、人の可能性の大きさを実感させていただいた講座でした。講座の進め方にはまだまだ反省点が多いですが、このような主旨の講座を開催して、本当によかったと思っています。
さて、明日から3日間は、北上市で行われる高校生就職ガイダンスを担当します。いよいよガイダンス冬の陣のスタートです。いってきま~す。
「なりたい自分になるためのコーチング講座」は明日で最終回です。
前回の講座では、自分の価値観に沿ったご自身のミッションやビジョンを考え、目標を立てるところまでやりました。目標を立てる前に、「自己宣言文」を書いていただきました。これは、自分の理想の未来の中にいるつもりになって、そのときの自分がどのような状態かを宣言していただくものです。みなさん、理想の状態にある自分の姿に思いをおき、とても楽しそうに考えてらっしゃいましたね。「自信が持てた」、「実現可能な気がしてきた」とおっしゃる方もあれば、自分でも思ってもみなかった未来が飛び出してきて驚かれている方もいらっしゃいました。それぞれのお話を伺いながら、未来のことを考えている皆さんから発せられるエネルギーの大きさを肌で感じることができました。
明日の講座では、目標を達成するための実行計画を立てます。一度、未来に向けた視点を、現在に近いところに引き戻すことになります。理想の自分をイメージして高まったエネルギーを、現実の自分が行動するエネルギーにつなげられるようにできればいいですね。
受講者の方が、プラスに変化したと少しでも実感して帰っていただけるように、頑張りたいと思います。
今日、編隊を組んで飛んでいく白鳥を見ました。盛岡を通過して、もっと南下するのでしょう。これからの時期、盛岡にも、白鳥が越冬をするために渡ってきます。そして、市内のあちこちで、その白鳥に餌をやる光景をよく見かけます。
餌をもらう白鳥の周りには、当たり前のように、といいますか、涼しい顔をして、といいますか、よくカモさんがいますね。これがもし、カラスだったらどうなんだろう・・・と思ったりもします。でも、そこで白鳥に便乗して餌をもらえてしまうのが、のほほんとした雰囲気を感じさせるカモさんの特権なのかもしれません。(なぜか私は、カモのことをカモさんと呼ぶのです・・・これも不思議。)
人と人との対話でも同じようなことがありますね。同じ言葉でも、この人に言われると素直に聞けるけど、あの人に言われるとカチンとくる・・・みたいなことありませんか。そこには、その人に対する信頼の深さやお付き合いの長さ、そして、そのときの状況や言い方など、いろいろな要因が関係してきます。
―何を言うかではなく、誰が言うか
スキルより、人としてのあり方が、コミュニケーションには大きく影響します。
コーチとして、まず何より人間性を磨くことを怠ってはいけないですね・・・。
今日の盛岡は、朝からハラハラと雪が降っています。今季、初めての、本格的な雪です。ひょっとすると、けっこう積もるかもしれませんね・・・。
私は寒いのがとても苦手です・・・。冬より夏のほうが好きです。モツモツと雪が降る中を歩いたり、スキー場のリフトに乗っていると、「なんでこんなところにいるんだろう・・・。」と、寒くて悲しい気持ちになったりします。
でも、朝起きて、カーテンを開けたときに雪が降っていると、「わぁ~!」と、なぜか一瞬、嬉しい気持ちになったりするんですよね・・・。雪の冷たさも、除雪の苦労も、積雪がある路面の怖さも、み~んな知っているはずなのに・・・。
雪には不思議な魅力があるように思います。
普段、それぞれの目標を掲げてそれに向かって進まれている方々のお話を伺っていますが、やはり、常に順風満帆なわけではありません。いくら自分が望む方向に進んでいても、時には苦しいときや、困難なときがあります。でも、そのようなときに、その中にわずかでも魅力を感じる部分にフォーカスを当てていけたらいいなと思いました。