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《コーチング・ブログ》--------岩手県盛岡市在住のパーソナル・コーチ 平野順子が、コーチングやセミナーの活動を通して、心に触れたこと、目に留まったものを、徒然、気ままにお伝えします~。
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先日、私の札幌在住のコーチ、石川尚子コーチが執筆なさった本が出版されました。石川コーチは、2年ほど前から本を出版する夢を語られていたのですが、さすが!石川コーチ!!見事な有言実行での成果に、ただただ敬服するばかりです。

石川コーチは、いろいろな分野でご活躍されていますが、大学で学生さんにコーチングやコミュニケーションの講義をされたり、高校生に対しての就職カウンセリングや就職ガイダンスのお仕事もされています。今回のこの本の内容は、その大学生や高校生の皆さんとのやり取りのエピソードや、そこから石川コーチご自身がお感じになったことをまとめられたものです。

文章は会話調の部分も多く、まるでその場に居るような臨場感を感じます。特に私は、石川コーチと同様、高校生と接する仕事をさせていただいていますので、共感を覚える部分が非常に多かったです。高校生・大学生と実際に触れ合うと、彼らが本当に無限の可能性を秘めていることを強く感じます。そして、それを引き出してあげたいと心から思うのです。

s-IMG_0643.jpg石川コーチの、コーチの枠にとらわれずに教育の一端を担いたいという大きな想い、そして、「教育」 を 「共育―共に育つこと」 と捉えていらっしゃるそのあり方を、是非とも皆さんにもお感じいただければと思います。

お薦めの一冊です!

「子供を伸ばす共育コーチング」
―子供の本音と行動を引き出すコミュニケーション術―
 石川尚子 著   岸英光 監修        つげ書房新社

昨日は、盛岡農業改良普及センター主催の、「盛岡地方いきいきチャレンジ講座 起業・産直コース」の講師をしてきました。農業者の資質向上や起業活動の促進を目的にした講座で、私が担当した第3回目は、産直の仲間から意見やアイデアを引き出すコツなどのコミュニケーションについての内容です。

いささかのんびりモードでお集まりの皆さんでしたが、とても賑やかな方々ばかりでした。
「今日はグループごとの席になっていますので、できるだけ人がいるテーブルから座っていってくださ~い。」という事務担当者の声かけに、「はい。はい。」と、皆さん、さくさくお座りになっていきます。
コミュニケーションがあまり得意ではない方が多い講座では、他の人を避けるように着席する光景が見られます。しかし、今日お集まりの皆さんにはそのようなご様子がなく、お座りになった後も、和気藹々と談笑をされる姿が見られます。「ほぇ~・・・。」と感心して拝見していました。

講座が始まってからも、終始一貫して、皆さん楽しそうにご参加いただき、参加者同士の距離が近いのを感じました。農業というのは、家族単位、地域単位で協力し合わないとできないものですから、コミュニケーションのベースがすでに出来上がっているんだろうな~と思いました。

農学部出身の私が、農業に携わる方に対して少しでもお役に立てる喜びを感じながら、感謝の気持ちをこめて講座をしてきました。

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講座の様子。   こんな感じ・・・。
2月には、コーチングの講座がいくつか予定されています。ちょうど高校生就職ガイダンスも佳境に入り、出張が多くなりそうなので、1月中にしっかり準備を進めておこう~と思っていました。

始めるまではいささか腰が重いのですが、いざ準備をスタートすると、かなり調子よく進みます。この調子で行くと余裕だな~などと思っていると・・・ところがです。・・・ある段階にくると、ぱったりモチベーションが下がるのです。ある段階というのは、全体の8割くらいが出来たあたり、すなわち、あとこのくらいやったら終わるな、というゴールのテープが見えてきたころですかね。

これは、私のいつものパターンです。「くせ」とでも言いましょうか。コーチングのクライアントの方にも、仕事の進め方だけを見ても様々なタイプがいらっしゃいますね。直前に信じられないほどの集中力を発揮なさる方、綿密な計画を立ててコツコツと準備をなさる方、締め切りが決まってから動きだす方・・・などなど。どの進め方が良いとか悪いとかは決してありません。ただ、一つ言うのであれば、自分のパターンを知っている、ということが大切なのかなと思います。

さて、言うまでもなく、私の仕事の出来は残り2割にかかっています。モチベーションがあってもなくても、今回は早めに仕上げるように頑張ります~。
高校生就職ガイダンスの仕事で、釜石に行ってきました。同じ岩手県でも、盛岡から釜石までは電車で3時間近くかかります。東京に行くより時間がかかるなんて、近くて遠いですね。
昨日、今日と、釜石は雲ひとつないよいお天気。波も穏やかで、ほのかに潮の香りが漂っていました。

さて、ガイダンスのお昼休み時間、関東の方からいらした講師の先生方の会話・・・
「こっちのほうの子供たちは、どこで遊ぶのかしらね・・?」
「ゲームセンターとか、大きいデパートとかないしね~。」
「そうだよね~。お休みの日とか何をしているんだろう・・・?」

すると、教室の反対側から聞こえてくる声・・・
「いっせいの~、いち!」 「うお~!」
「いっせいの~、さん!」 「うあ~!!」

親指二本だけ使って何人かで手軽にできるゲームをご存知ですか?(知らない方はあしからず・・・。) お昼を食べ終わって空いた暇な時間に、そのような遊びを始めた彼らを見て、とてもほのぼのとした気持ちになりました。そっか~何もなくても遊べるんだな~などと感心しながら、このような地方の子供たちは、意外とコミュニケーション力が高いのではなかろうか・・・と思いました。

鉄の街、釜石。
いろいろな歴史を背負い、少し独特な空気を感じる街で、また無限の可能性を秘めた心温まる生徒さんたちに出会いました。
15日(月)と昨日の19日(金)、盛岡市公募型協働推進事業の「環境問題」についてのワークショップのお手伝いにいってきました。「ごみの減量」をテーマにしたグループワークの「ファシリテーター」を担当しました。

盛岡市民の抱える課題を、行政・企業・NPO・市民が協働で解決することを目指し、その可能性を探るのが今回の目的です。しかしながら、ワークでは、なかなか前向きな討論に導くことができません。出てくるのは、「自分たちはこのようなことで困っている」「自分たちはこんな取り組みを頑張っている」「(誰かに)このようなことをやってほしい」・・・といった自分と他とを切り離した意見が多いのです・・・。ワークショップの目的を、初めにしっかりと共有する必要性を強く感じ、反省の多いファシリテーションでした・・・。

私は、ファシリテーションの講座を担当したりはしていますが、純粋にファシリテーター役を務めるという経験がそんなに多いわけではありません。「目的を共有することの大切さ」というのも頭では十分わかっていますが、実践するとなると本当に難しいということを実感しました。そして、コーチングももちろんそうですが、ワークの進め方に唯一絶対の正解があるわけではありません。その場に合わせて対応できる柔軟性も重要だと感じました。

さて、このワークショップですが、引き続き「少子化対策」・「雇用の創出」・「協働の推進」というテーマについて以下の日程で開催されます。
少子化対策:1月29日(月)・2月2日(金) 14:00~16:30
雇用の創出:2月5日(月)・2月9日(金) 14:00~16:30
協働の推進:2月16日(金) 14:00~16:30

日程の都合もあり、私はすべてのファシリテーターに入るわけではありませんが、興味のある方はぜひご参加ください!詳しくはこちらをどうそ。↓
http://www.iding.org/kyodo/index.html
今日は、眼科の検診に行ってきました。私が通っている眼科は、丁寧に診察していただけますし、コンタクトの度数合わせも親身になってやってくださるので、安心して通っています。ただ・・・どこの病院もそうかもしれませんが、とても待たされてしまいます。今日はとても待ち時間が長く、トータルで3時間近くもかかってしまいました。午後に行ったのですが、病院を出るころには外はもう真っ暗でした。

“待たされる” という状況は、非常にストレスがかかりますね。それは、「あなたの時間はあまり貴重ではないですよ。」と言われているような気がするからなのかもしれません。だから、「いいや、私の時間は貴重なんだ!」と腹が立ったり、自己肯定感をすり減らして心が疲弊したりするわけです。

今日の私はといいますと・・・以前から読みたいと思っていた本を、このときとばかりに携えて行きました。待っている間に本を読むというのは、多くの人がよくされることだと思います。ポイントは、待っている “ついで” に本を読むのではなく、その時間の “一番の目的” を読書にしたことです。私は、本を一冊読み終えることを今日の目標にしました。

すると・・・大成功!進む進む~。おかげさまで一冊読み終えました~。その時間をくれた病院に感謝をしたいくらいです。
人間に1日に与えられた時間は24時間・・・平等です。その時間の意味をどう捉えるか、そしてどう工夫するかによってその価値が変わります。環境のせいにせず、自分で自分の時間の価値を上げる、それをちょっと心がけてみたいなと思いました。
1月も半ばを過ぎ、ようやく正月気分が抜けてきました。定期的にお会いしているクライアントの方とも、また通常のペースに戻ってセッションを開始しています。

今日は、研究関係の方とお会いしたのですが、久しぶりに、私が、以前、研究をしていた内容に関係するお話をしました。昔の知識を手繰り寄せ、そうそう・・そうだったそうだった、と、自分で自分の話に納得しながら会話を進めている私がいました・・・。また今日も、自分の経験の中で、無駄なものは一つもないな~としみじみ思いました。

そして、もう一つ。私は研究の仕事より、現在の仕事のほうが自分に合っていると思っていますし、今、とても楽しく仕事をさせていただいています。でも、研究は研究で好きですし、楽しい部分があったな~と感じました。やはり、自分で選んだものには、それなりに意味があるんだと思います。

一時、ばらばらの方向を向いているように見えていた人生のパーツが、実は、同じ方向を向いているのかもな・・・。そのことを、もっともっと実感できる一年にしたいです。
今朝、起きたら雪が積もってましたね。この冬に限ってはあまりに久しぶりで、窓からの景色を見て、びっくりしてしまったくらいです。気温もまずまず冬らしくなってきて、外に出るのを少ししぶったりしてしまいます。

そんな久しぶりに雪が降った今日ですが、盛岡市内では、盛岡商業高校サッカー部の優勝パレードが行われていました。寒いのが苦手な私・・・ですので、テレビ中継で拝見させていただきました。
テレビを見ながらの我が家の会話なのですが・・・
「ん~? 優勝パレードにしては、車のスピードが速すぎない・・・?」
「きっと、慣れてないんだよ~。盛岡でこんなこと珍しいでしょ~。」
「そっか~。たしかにね~。」
・・・そんなところも微笑ましい感じですね。

今回の盛岡商業高校の優勝に関して、県外にいる友人から、随分お祝いの言葉をいただきました。一応、お断りしておきますが、私は盛岡商業高校の関係者では全くありません。それなのに、・・・です。それほど、盛岡に縁のある人間にとっては、嬉しいニュースだったということでしょう。自分が成し遂げたことに対して、これほど多くの人が喜んでくれる・・・盛商イレブンの皆さんは、そのことをどのように感じているのでしょうかね。

自分がしたことで誰かが喜んでくれる、誰かに感謝される、そのような経験は、自己肯定感を高める大きな要素です。これほどの偉業でないにしても、多くの若者がもっともっとそんな経験をしてくれればいいな、と思うある冬の日です・・・。
2週間後に、盛岡農業改良普及センターのご依頼で、産直を起業されている農家の方を対象に、コミュニケーションの講座をすることになっています。ぼちぼちその準備などを始めているところです。

実は(?)、私は農学部を修了しています。でも、現在のコミュニケーション関係の仕事に転向した当時、まさか農業に関係する方に講座をするなんて、全く想像もしていませんでした。農業と農学は、もちろんイコールではありません。ですが、農学部で学んだ私が、ほんのわずかでも今日の農業に関わりを持つことができたというのは、この上ない喜びです。

そもそも、今回のお仕事は、農学部時代の知人とのご縁があっていただいたお話です。また、受講者の方には、私の経歴から、普通の講師よりも私に親近感をもたれる方がいらっしゃるかもしれません。そのようなことを思うに、たとえどんなに大きく方向を変えても、人生で無駄なものは何もない、と改めて感じます。人生に回り道はない、すべてが起こるべくして起こり、そのすべてが必要であったと思うことができます。

そのような感謝の気持ちを込めて、今回の講座を精一杯やりたいと思います。

やりました~!盛岡商業高等学校!!
最後まで諦めずに、ひたむきに頑張っている姿、それが実を結ぶかのような逆転での勝利!ほんと~うに、すばらし~い!

見ているほうは手に汗にぎり、一喜一憂、はらはらドキドキ。きっと、大人たちの中には、「どうぜ・・東北のチームは優勝なんか・・・」、「盛岡にそんないいことが起こるはずがない・・・」 などという気持ちで見ていた方が多かったことと思います。かくいう私も、先取点を取られてしまったときは、「あ~やっぱりね・・・。だめだったか・・・。」と諦めモード。その後、PKの機会を得たときは、「お!これを入れると同点になるから・・・。」などと先走って計算をし、そのPKを外したのを見るや、「ここで外すんじゃ、流れは完全に向こうにあるよね・・・。でも、ここまでよく頑張ったよ・・・。」と、ねぎらいモードに入ってしまっていました。なんとも情けないことです・・・。

ところが、ところが、彼ら盛岡商業のイレブンたちは本当に強い心を持っていました。PKを外しても、その分取り返すぞと前に向かい、残り時間が少なくても、諦めずに得点を決めにいく。すばらしい精神力と、強い意志だと思いました。その心を根元で支えたのは、監督に対する想いだったのでしょうね・・・。自分の夢をどれだけ強く想うか、そして、それを成し遂げれるとどれだけ自分を信じられるか、それが形となって現れた試合だったように思います。

盛岡商業高校の選手の皆さんは、これまでの、盛岡市民、岩手県民、そして東北人が、なんとなく抱えていた固定概念を覆すに十分すぎるほど、私たちに勇気と感動を与えてくれました。そのことに心から感謝をしたいです。そして・・・
優勝おめでと~う!!

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