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《コーチング・ブログ》--------岩手県盛岡市在住のパーソナル・コーチ 平野順子が、コーチングやセミナーの活動を通して、心に触れたこと、目に留まったものを、徒然、気ままにお伝えします~。
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15日(木)は、リーダー育成研修会・平日夜間コースの第2回目「ファシリテーション講座」、16日(金)は、盛岡市公募型協働推進事業のワークショップのファシリテーター、そして、本日17日(土)は、リーダー育成研修会・週末終日コース、とパタパタ忙しい日々が続いていました。本日の丸一日の講座を終え、少しほっと一息ついたところです。

ファシリテーションの講座をした次の日に、ファシリテーターの仕事があるなんて、なんとタイムリーな日程か・・!さらに、本日の研修は一日コースだったこともあり、研修を進める上で、受講者の参加意欲と学習意欲を促進させるファシリテーション的要素の必要性を強く感じて帰ってきました。なんとも「ファシリテーション」モードの3日間でした。

ファシリテーションをするには、非常にマルチな能力を要求されるな~と、しみじみ感じています。メンバーと親和的・協調的関係を作る能力、建設的・積極的な発言を引き出す能力、それぞれの発言の核心を見極めて要約するの能力、論理レベルを把握してそれをコントロールする能力、意見の対立を解消するための発想力と調整力、ある程度合意が形成された状態での決断力、さらには、アナウンスメント力、グラフィックデザイン力、そして、タイムマネジメント力・・・。講座でファシリテーションのポイントなどをお話しながら、心の中で “おいおい・・!そんなの一度にやれと言うのかい・・!” と一人突っ込みを入れたくなります・・・(笑)。

コーチングのコミュニケーションもそうですが、ファシリテーションにも唯一絶対の「正解」はありません。とにかく、その時、その時でベストだと思うやり方でやってみて、その結果をよく振り返り、そこから学ぶ・・・、そうやって経験をつんでいくしかないのだろうと思います。もちろん、私自身、まだまだ・・まだまだ・・能力不足、日々これトレーニング・・・です!

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本日の講座の風景。

リーダー育成研修会については、また改めてご報告しま~す。

昨日は、雫石のNPOサポートセンターで、コーチングの講座をしてきました。
雫石のNPOサポートセンターは、秋田新幹線の駅の「しずくいし銀河ステーション」の中にあるのですが、新しくて綺麗で、とても素敵な建物でした。このようなご縁でもないと、なかなか行く機会のない場所だったので、それだけでも貴重な機会をいただきました。

講座のほうはといいますと・・・とてもとてもアットホームな雰囲気でした~(笑)。少人数だったこともあり、それぞれの方の家庭内や職場でのコミュニケーションで感じていることなどを出し合いながらのざっくばらんな講座になり、それはまるで座談会のようでした~(笑)。講座の最中にお茶が何度も出てきたりもして・・・ありがたいことです~。
後から考えてみると、人数の影響だけではないような気がしてきました。参加されていた方々の気さくなお人柄が、あの雰囲気を作り出したように思います。

s-DSCF0001.jpg  座談会・・・(笑)

講座を終えて、駅の外に出たときには、もう真っ暗な時間だったのですが、空を見上げると・・・満天の星~!盛岡でも星はそこそこ見れますが、その比ではないほどの数の星が見えました~。そりゃ~もう~、綺麗、綺麗~!
そんな思いがけないお土産もいただいて帰ってきました~。

突然ですが・・・電波時計が止まりました・・・。
我が家のリビングの掛け時計は、電波時計を使用しているのですが、一昨日、電池が切れて止まってしまいました。電波時計は、時刻を手動で合わせなくてもよいというだけで、電池が切れれば止まるんですよね・・・。よく考えれば当たり前のことなのですが、止まっているのを見たときには、一瞬、「え~~なんで~~?」と思ってしまいました・・・(笑)。

あいにく合う電池を切らしていて、いそいそと出かけて新しい電池を買って帰ってきました。「さ~て・・・。」と新しい電池をはめてみると・・・入れた瞬間に “ぐるぐる” と針が回りだします~♪ 本当に、“ぐるぐる” という表現がぴったりなんです!(実は、私はこれが見たくてたまらなかったのですが・・・笑。) ご覧になったことある方いらっしゃいますかね・・・。これが結構つぼにはまるんですよ~。

あの時計の中で何がどう動いているのかはわかりませんが、目に見えない、耳にも聞えない、人間の身体では感じない「電波」を、あの時計は確実にキャッチしているんだな~と思います。電波だけではなく、まだまだ解明されていない未知のシグナルがあるのかな~などと思いを巡らしたりもします。もしかしたら、人間の「感性」とか「直感」といったものも、そのような未知のシグナルをキャッチして、無意識のうちに判断しているのかもしれません。

人と人との間のシグナル・・・そのようなものに敏感でありたいな~と思った平穏な休日です。

昨日から、「市民活動団体リーダー育成研修会」の平日夜間コースがスタートしました。平日夜間コースは3週間に渡って分けて開催される予定ですが、昨日はその第1回目の「コーチング講座」でした。

講座では、受講者の皆さんに本当に熱心にご参加いただき、和やかな雰囲気の中にも皆さんの真剣な姿勢がありました。終了後のアンケートでも、「わかりやすい講座でした。」「これから様々な場所で活かしていきたい。」といったコメントをいただきました。

次世代のリーダーを担う受講者の皆さんに、どうしてもお伝えしたいことがありました。私がコーチングを習った田近秀敏先生が教えてくださったことです。
人に影響を与える3要素として、ギリシア語でエトス・パトス・ロゴスというのがあります。
 エトス(精神)―人として信頼できるか
 パトス(情熱)―どのような思いを持っているか
 ロゴス(論理)―筋が通っているか
この中でも、特にエトスとパトスが大切である、と先生はおっしゃっていました。私も、「言っていることは正論だけど、なぜだか付いて行きたいと思えない人」 ではなく、「言っていることは無茶苦茶だけど、なんとなく付いていってしまう人」 がリーダーたる人であろうと思います。

来週の木曜日15日は平日夜間コースの第2回目です。そして、土曜日17日には、週末終日コースが開催されます。私自身、そのような熱い思いを持って臨みたいと思います。そして、今回の講座が、受講者の方がリーダーのあり方について考えるきっかけになれば嬉しいです。

昨日、今日と、2日間のPHPコーチング・ベーシックコースを受講しました。どのような講座に参加しても、それなりの学びがありますが、この2日間は特に多くの学びを得ることができました。

私がコーチングを実践する上での土台にもなっていますが、“人間は誰もが無限の可能性をもっている”、“「答え」はその人自身の中にある” というPHPコーチングの人間観にとても共感しています。そして、常日頃、感じることであり、私の講座でも特に思いをこめてお伝える部分でもありますが、“スキルだけでは人は動かない、この人間観を持って相手に接して、初めてコーチングが機能するのだ” ということをあらためて感じてきました。

やや話が飛びますが、明日からは、私が担当する「市民活動団体リーダー育成研修会」がスタートします。これは、市民活動団体の次世代のリーダーを担う方々を対象にして、リーダーに必要な、メンバーの力を最大限に引き出してその力を結集する力を培っていただくことを目的とした講座です。内容は、「コーチング」「ファシリテーション」について学んでいただき、ワークショップ体験を通して、さらにその学びを深めていただくようなプログラムになっています。

「市民活動団体リーダー育成研修会」についての詳細はこちら↓
http://www.iding.org/reader/index.html
ちなみに、17日(土)の週末終日コースのお申し込みは、16日まで受け付けています。

今回の2日間で学んだことを活かして、受講者の方に、コーチングマインドを持ったリーダーを目指していただけるよう、心をこめて講座をすすめていきたいと思っています。

@東京です。
明日から2日間のPHPコーチング・ベーシックコースを受講しにやってきました。

今日は時間があったので、少し街を歩いていたのですが・・・
「あの~ちょっとお尋ねしますが・・・」
女性のご老人に声を掛けられ・・・
「調布に行くにはこの電車に乗ればいいのでしょうか・・?」
「・・・申し訳ありません・・・。私は東京の人間ではないもので・・・よくわからないんです~。すいません~。」
よりによって私に声を掛けるとは・・と思いつつ、そのご老人と別れ、しばらくすると・・・
「あの~すいません・・・」
またか・・!今度はやや若いご婦人でした・・・。
よほど自信を持って歩いているように見えたのか、それとも声を掛けやすい雰囲気をかもし出していたのか、ほんの数時間の間に2人の方に道を訊かれてしまいました・・・。

声を掛けてこられたのは、もしかしたら東北出身の方かな~?などと考えを巡らせつつ、都会の殺伐とした部分を垣間見たような気もします。しかし、気軽に声を掛けやすいというのは、コーチとしてあながち悪いことではなかろう・・・と前向きに捉え、少し気分をよくして帰ってきました。

さて、明日からの講座ではより多くのことを吸収して、持ち帰りたいと思います!

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たくさん人が並んでいるお店があったので、訊いてみると・・・
日本初上陸のアメリカから来たドーナツ屋さん・・・とのことでした。
私は・・・外から眺めて帰ってきました・・・(笑)。


今週、盛岡で開催された高校生就職ガイダンスのお仕事が無事に終了しました。5日連続でガイダンスに入るのはさすがに疲れますが、とても充実した1週間でした。

ガイダンスでは、面接試験も視野に入れ、最後に1分間の自己紹介をしていただきます。その発表内容を考えるのは、生徒さんにとっては大変な作業です。そこで、私たち講師陣がお手伝いをするのですが・・・。
 私:「自分の長所とか、特性を考えてみて~。」
 生:「え~、わかんない~。」
 私:「得意なこととか、頑張ったこととか、ない・・?」
 生:「そんなのない~。」
 私:「人と比べなくてもいいんだよ~。」
 生:「え~、それでも、ない~。」
 私:「・・・」
これでもコーチの端くれです。このような会話をしていてはいけません。
まず、事実から・・・
 私:「じゃあ、クラブ活動はなにやっているの・・?」
 生:「調理部」
そして、答えやすく・・・
 私:「へ~楽しそう~。料理をする部?だよね・・?」
 生:「えぇ、まぁ・・。」
さらに、具体的に・・・
 私:「たとえばどんなものを作るの・・?」
 生:「炊き込みご飯とか~、クッキーとか~。」
このあたりで、すかさず考えを訊く。
 私:「すごいね~!炊き込みご飯とか作れるんだ~。料理のどんなところが面白いの・・?」

このような問いかけに、時として、ほぇ~そうか~と、こちらが感心してしまうようなことを言う生徒さんがいます。今回、生徒さんの自己紹介を聞いて、目頭が熱くなったとおっしゃっていた先生もいらっしゃいました。

一人ひとりの生徒さんが、二つとない本当に素晴らしい良さを持っています。もっともっと時間をかけて、そのような良さを引き出してあげられたらな~といつも思います 。

ひとまず、お疲れ様でした。

今週の月曜日から金曜日まで、盛岡市内で開催されている高校生就職ガイダンスの仕事をしています。今日は中日で、明日から後半戦です。さすがに、5日連続でガイダンスに入るのは少し大変なのですが、地元盛岡の高校生のために働ける喜びには代えがたいものがあります。

東京からいらした講師の先生方は、普段、私たちが気がつかない盛岡の魅力を口にしてくださいます。
「岩手山きれい~。」
「水道の水が飲めるんだ~。」
「タクシーの運転手さんが親切~。」
「お米がおいしい~。」
「護岸工事をしていない川原っていいね~。」
・・・盛岡に住んできることが誇らしくなります。

盛岡の生徒さんも同じです。一人ひとり素晴らしいものを持っているのに、自分のよさ、自分たちのよさに気がついていない・・・。人と比べて出来ない部分にフォーカスを当てずに、自分が持っている、もしくは出来る部分の価値を、もっともっと自分で認識してもらいたいな・・・と思いました。

彼らが、自分に自信を持って、自分の生き方に誇りを持って生きられるように、何かしらのお手伝いができたらという気持ちで、明日、明後日も頑張りま~す。

先日、私の札幌在住のコーチ、石川尚子コーチが執筆なさった本が出版されました。石川コーチは、2年ほど前から本を出版する夢を語られていたのですが、さすが!石川コーチ!!見事な有言実行での成果に、ただただ敬服するばかりです。

石川コーチは、いろいろな分野でご活躍されていますが、大学で学生さんにコーチングやコミュニケーションの講義をされたり、高校生に対しての就職カウンセリングや就職ガイダンスのお仕事もされています。今回のこの本の内容は、その大学生や高校生の皆さんとのやり取りのエピソードや、そこから石川コーチご自身がお感じになったことをまとめられたものです。

文章は会話調の部分も多く、まるでその場に居るような臨場感を感じます。特に私は、石川コーチと同様、高校生と接する仕事をさせていただいていますので、共感を覚える部分が非常に多かったです。高校生・大学生と実際に触れ合うと、彼らが本当に無限の可能性を秘めていることを強く感じます。そして、それを引き出してあげたいと心から思うのです。

s-IMG_0643.jpg石川コーチの、コーチの枠にとらわれずに教育の一端を担いたいという大きな想い、そして、「教育」 を 「共育―共に育つこと」 と捉えていらっしゃるそのあり方を、是非とも皆さんにもお感じいただければと思います。

お薦めの一冊です!

「子供を伸ばす共育コーチング」
―子供の本音と行動を引き出すコミュニケーション術―
 石川尚子 著   岸英光 監修        つげ書房新社

昨日は、盛岡農業改良普及センター主催の、「盛岡地方いきいきチャレンジ講座 起業・産直コース」の講師をしてきました。農業者の資質向上や起業活動の促進を目的にした講座で、私が担当した第3回目は、産直の仲間から意見やアイデアを引き出すコツなどのコミュニケーションについての内容です。

いささかのんびりモードでお集まりの皆さんでしたが、とても賑やかな方々ばかりでした。
「今日はグループごとの席になっていますので、できるだけ人がいるテーブルから座っていってくださ~い。」という事務担当者の声かけに、「はい。はい。」と、皆さん、さくさくお座りになっていきます。
コミュニケーションがあまり得意ではない方が多い講座では、他の人を避けるように着席する光景が見られます。しかし、今日お集まりの皆さんにはそのようなご様子がなく、お座りになった後も、和気藹々と談笑をされる姿が見られます。「ほぇ~・・・。」と感心して拝見していました。

講座が始まってからも、終始一貫して、皆さん楽しそうにご参加いただき、参加者同士の距離が近いのを感じました。農業というのは、家族単位、地域単位で協力し合わないとできないものですから、コミュニケーションのベースがすでに出来上がっているんだろうな~と思いました。

農学部出身の私が、農業に携わる方に対して少しでもお役に立てる喜びを感じながら、感謝の気持ちをこめて講座をしてきました。

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講座の様子。   こんな感じ・・・。
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