昨日、今日は、東京PHPにOJTのセミナーの聴講に来ています。
OJTって何の略かご存知ですか?
「On the Job Training」 の頭文字を取ったものです。
OJTとは、職場の上司や先輩が、部下・後輩に対して、お仕事を通してその職務を身につけてもらう人材育成のプロセスのことを言います。お仕事を通してと言いましたが、実際に職務に携わっている時間だけではなく、日常的な会話をしている時や、時には勤務時間外の関わりも影響することになります。職務を離れて、改まって研修などによって職務のトレーニングをすることを 「Off the Job Training」 と言いますが(頭文字を取ると同じですが、こちらは通常Off-JTと表します)、このOff-JT以外の時間は全てOJTと言えるということになります。
このプロセスにはコーチングという要素も含まれるわけですが、コーチングにおいてもそうであるように、どのようにOJTをするか、という「やり方」の話のレベルではないですよね。やはり根本的には、上司・先輩がどのような存在であるか、という「あり方」が大きく影響をするように思います。
相手の存在を認め、相手の話を価値あるものとして誠実に聴いているか。
たとえ自信がなさそうに見えても、相手の内側には答えがあると思っているか。
たとえ歩みが遅かったとしても、相手の可能性を信じているか。
そして、相手の成長を心から願っているか。
いずれにしても深い問いかけであるわけですが、私も含め、受講者の方も自分を見つめ直す良い機会になったように思います。
今日からまた、東京しごとセンターの自己分析のセミナーを担当しています。東京しごとセンターに行くための電車の乗り換えも、駅からの道もだいぶ慣れてきました。
昨日はというと・・・、日程の関係で東京で一日空いてしまったので、ちょっと足を伸ばして日光に行ってきました。ちょっと?かどうかはわかりませんが・・・(笑)。日光というと観光地なので、観光目的かと思いきや、知り合いのコーチの方を訪ねるためです。・・・なので、日光東照宮も、中禅寺湖も近くを通ってきただけで、写真もないわけです(笑)。一応、カメラは持っていったのですがね、あしからず~。
でも、やはり神聖な場所なのでしょうか、街全体が何か別の空気で覆われているような気がします。日光には、いたる所に杉の林があるんですよね。そして、根元の直径が2m近くあって樹齢がかなりありそうな大木も其処此処にあります。そんな杉林の中の空気はとても柔らかく、そこにたたずんでいると、体が軽くなるように感じがしました。
私は、日光へは過去に2~3度来ていますが、何度でも来たいなと思う場所の一つです。何がそう思わせるのかはわからないのですが、私の内側では何かを感じているようです(笑)。