今日は、誠実に時間を使いたいなと思う日です。お部屋を片付けたり、勉強をしたり、心静かに過ごしています。
そして図らずも、今日で、このブログは900回目の投稿になりました〜。
そういえば報告が延びちゃいましたが、MBTIの認定ユーザーの資格が取れました。昨年の6月に1週間ホテルに缶詰になってトレーニング講座を受講して、時間無制限というぶっ飛んだ試験を受けたんですが、1科目落としちゃって・・・。12月に追試験を受けて、無事に合格〜。ちなみに、追試も時間無制限でした(笑)。
MBTIとは、Myers-Briggs Type Indicatorの頭文字を取ったもので、キャサリン・ブリッグスさんとその娘さんのイザベル・マイヤーズさんが、ユングの心理学的タイプ論をもとに開発した検査です。心の機能を4つの指標で捉え、それぞれの指標において二律背反の対極にある心の利き手のようなものがどちらかをみていきます。したがって、2の4乗で、16タイプに分けられます。
世の中でよく使われる様々な性格検査は「特性論」で捉えられており、性格の要素がどのくらいあるか、量的なものとしてみます。それに対してMBTIは「タイプ論」をもとにしていて、性格の捉え方が全く異なります。対極にある指標のどちらをより自然に好むか、心の利き手がどちらなのかを探るものです。ここの理解を誤るとMBTIそのものが意味をなさなくなってしまいますので、トレーニング講座でもずいぶん時間をかけてレクチャーを受けました。誤解がないように付け加えますと、「特性論」と「タイプ論」のどちらが良い悪いということではなく、「性格」というものの見方が異なっているということです。
もう一つ重要なのが、これはMBTIに限ったことではないと思いますが、自分のタイプが何かという正しい結果も重要でないわけではありませんが、それ以上に、自分のタイプを探っていく中でより深く自分を理解していく、そのプロセスがMBTIの核だということです。なので、MBTIの検査だけを実施するということはせず、その結果を入り口に、検査で出てきている結果が果たして本当の自分の心の利き手をなのか、認定ユーザーとのやり取りを通して深めていきます。
この自己理解を深めるプロゼスは、認定ユーザーと1対1で面談の形で行うこともありますが、グループで行うこともあります。グループだと時間的、物理的な制約が出てきてしまいますが、自分と異なるタイプの人と接することもでき、より深い自己理解につながるのではないかなと、私は思っています。
今年は、MBTIを使った個人面談と、グループセッションを実施したいなと思っていました。個人面談はやろうと思えばすぐにでもできますが、なんとなくゴールデンウィークのあたりから・・・かな。グループセッションは夏から秋くらいに組めればな〜と。まあ、他のお仕事との兼ね合いもあるので、どうなるかわかりませんが・・・。
実施時期のご要望があればお寄せください〜。
たかが検査、されど検査、より深い自己理解のプロセスのお手伝いができればな〜と思っています。