昨日のコーチングのクラスでのアイスブレイクの質問―「秋といえば・・?」
私は、すぐ「紅葉」を思い浮かべました。色とりどりの山の風景です。しかしながら、15人くらいいた皆さんの答えは、十人十色。「マロン」や「さんま」といった食べ物や、「川を上ってくる鮭」という風流なお答えもあり、スポーツの秋から、自分の趣味の「テニス」という方も・・・。「秋」の捉え方もいろいろです。
―「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」―
人間が外からの情報を捉えるためには、「五感」を介します。その5つの感覚の中で、人それぞれ、優先的に使っている感覚があるといわれています。例えば、海の思い出として特に心に残っているものが、海の風景だったり、波の音だったり、潮のにおいだったり、潮風が顔にあたる感じだったり・・・と人それぞれ違ってきたりするわけです。
コーチングでは、相手の優位な感覚に合わせるように話をしたりします。そうすることによって、相手が話したいことを自分の感覚のまま話せて、より会話が促進するからです。
アイスブレイクのときに私がふと考えたのは、「マロン」と答えられた方は、マロンの絵を思い浮かべられたのかしら・・、それともマロンの味かしら・・・? その答えは・・・ご本人に聴いてみないとわからないですね・・・。
盛岡近郊の山々では、そろそろ紅葉が始まります。