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《コーチング・ブログ》--------岩手県盛岡市在住のパーソナル・コーチ 平野順子が、コーチングやセミナーの活動を通して、心に触れたこと、目に留まったものを、徒然、気ままにお伝えします~。
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今年からまた2年、アイーナ指定管理者選定・評価委員を担うことになりました。昨日はその最初の委員会。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、昨年度末にアイーナ指定管理者による入館者数の不正水増しが発覚し、その後、県による調査などが行われ、決まりに基づいて指定管理料の減額を課すという措置がとられました。
評価委員会では、県や指定管理者から出された数値や報告をもとに評価するので、不正のチェック機能としての担当は県ということになるのですが、私も評価委員として少なからず責任を感じているところです。そもそも、県も評価委員会も入館者数そのものは評価基準としてはそこまで重要視していませんでしたし(ある程度の水準に達していたので)、なぜ不正をするほどそこに注力してしまったのか疑問が残るところなのですが、もっと実質的な効果や取り組みを評価できるような基準を検討していくことも必要なのかなと思っています。
選定・評価委員は億を超える指定管理料が動くような選定・評価をすることになるわけで、とても責任の重い役割だなと思ってまして、今回、継続して委員をご依頼いただいたときに少し迷いました。実質的な話をすると、日当程度の報酬は出ますが、明らかに労力と責任に見合ったものではないです・・・(苦笑)。それでも、今回の件のその後を見届け、さらにより良い組織の姿勢、システム、そしてアイーナになるように私のエネルギーを使う必要があるなと思い、お引き受けすることにしました。ちなみに、委員会は公開ですので傍聴したい方がいらっしゃればできます。
委員会の中でも話に出ましたが、このようなことが起こると、岩手県は事実を調査し、その事実をどのように判断・処分するのかを検討し、また今後そのようなことが起こることも見越して規制を変え、チェックする項目も増える・・・。簡単に言うと、起こらなければ使わなくてもよかった県職員の労力やお金がかかるということになります。世の中の取り決めの、ある程度の部分は善意を想定して作られています。ひとたびそれを逸脱するようなことが起こると、今まで前提となっていた善意を疑い、規制が厳しくなります。チェックする側だけではなく、もちろんそれを実行するほうも労力やお金がかかるし、規制がもっと緩やかなら建設的なアイデアを出してより良くしていくやり方があっても、できなくなるかもしれません。
今回の件はほんの一例で、世の中、このような負の連鎖がたくさん起こっているように思います。なんとももったいないというか、残念だな~と思うわけです。指定管理者一人ひとりが、もちろん自分たちも一県民なわけですから、県民としてよいアイーナにしたいという気持ちで取り組んでいってほしい・・・委員会ではそのようなコメントをさせていただきました。
「You are Your City」
以前、街づくりの活動をしている中で出逢った市民意識の考え方です。今回、あらてめて心に沸き上がったのがこのマインド。
具体的に置き換えると、私たち岩手県民一人ひとりが岩手県そのもの、という意味になりますかね。
今回のようなことが起こってしまった以上、それなりの対策を講じる必要はあります。また組織としてはメンバーの生活もあるでしょうし、仕事が取れないと危機的状態になることもあるので、つい組織のこと、自分のことだけを考えてしまうこともあると思います。でも、気づいていないだけで、私たち自身がこの街そのものなんです。根本に自分がこの街そのものという思いがあれば、負の連鎖に陥らずに、人の労力、時間、お金などいろいろなエネルギーを効率よく使っていけるのではないかな~って思うんです。
理想でしょ、と言われれば、その通り。理想です。
私にとっての街と人の理想像。
私が向かっていきたい方向。
それを再確認できただけでも、今回、委員をお引き受けした意義がありました。
引き続き当事者意識をもって関わっていきたいと思います。
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