私がコーチングの勉強を始めた直後からコーチングをさせていただいている、研究関係のお仕事をされているクライアントの方がいます。
今日は、その方の許可を得て、この場で紹介させていただいています。
先週、その方が博士号の学位を取得されました。その方が、粘り強く取り組みを続けられた成果です。
研究関係の仕事というのは、なんだかベールに包まれていて神秘的ですし、世間的には華やかなイメージを持たれることさえあります。でも、実は表に出る華やかな部分は意外と少なく、その裏にはコツコツと積み重ねた努力があり、表に出ない地味な部分がとても多い仕事です。1つの研究が成果としてまとまるまで、何年もかかる場合もあります。その間、その研究に対する熱意とモチベーションを維持するのはとても大変なことです。
そのクライアントの方は、その壁を乗り越えて、大きな成果を手にされました。
昨日、その方とのセッションがあり、喜びの報告をいただきました。そしたらなんと!学位論文の「謝辞」に私へのコメントを入れてくださっていたのです!! そして、なんともありがたいことに、「コーチングのおかげです。」と言ってくださいました。とっても感激してしまいました~。コーチ冥利に尽きる話です・・・。
でも、実際に何年もかけて実験し、データを集め、他の研究も調べ、論文にまとめられたのは、全てクライアントの方ご自身です。
そして、取得された博士号は、その方の称号です!!
本当におめでとうございます!!
私はコーチとしてその方のサポートができたことを光栄に思っています。
そして、そのご縁にただただ感謝の気持ちです。
コーチングをしていると、クライアントの方々は、時として、私にはとっても成し得ないな~と思うようなことをなさったりします。そして、それぞれの方の底知れない能力や可能性を感じることがあります。それは、そのクライアントの方がもともと持っていた能力であり可能性なのです。それを感じることで、逆に、私のほうが励まされたりすることさえあります。
本当に素晴らしいな~と思います。
いろいろな方とそのような係わり合いができることに、日々、感謝、感謝です。