1月はわりと仕事のバリエーションの幅が広い1ヶ月。
企業や組織の管理職向けにコーチングの研修
企業の営業職の方向けにコミュニケーションの研修
女性のキャリアアップのためにプレゼンテーションの研修
・・・このへんは、私の最も得意とするところ(笑)。
企業の管理職向けにメンタルヘルスの研修
大学の技術職の方向けにファシリテーションの研修
・・・こういうのも、ときどきやります。
高校の生徒会をやっている生徒さん向けにリーダーシップの研修
・・・これはとても楽しいお仕事でしたので、報告はそのうち(笑)。
で、今月の大変レアなお仕事が・・・
農業女子の方のミーティングのファシリテーター
数年前はときどき市民活動団体のワークショップのファシリテーターを頼まれたりしていたのですが、最近ではあまりやっていなくて久しぶり。しかも、チーム農業女子。これは、農家に嫁いだ女性とか、農業法人にお勤めで農業に従事されている女性の方など、ともすると外とのつながりが薄くなりがちの方同士のネットワークを作りたい、というのが初期の目的。さらに結束を強めてチームとして何か活動ができないだろうか、ということで、県の支援のもとで昨年からいろいろ模索しているところです。農学部出身というご縁もあるのかわかりませんが、メンバーの皆さんにセミナーをさせていただいたり、昨年の秋にもミーティングのファシリテーターに入らせていただきました。関わるのは今回で3回目。
研修の仕事と違って、ファシリテーターというのは現場勝負!みたいな要素が強いです。もちろんフィーをいただいているわけですし、一か八かでいって空中分解させるわけにはいきません。事前にシミュレーションして流れを組んで臨みますが、議論がその通りに進むとは全く以て限りません。それはそれとして、現場で起こっていることを真正面から扱い、その場でよりよいと思われる方向に進めてくわけです。もし万が一のことがあったら、頭を下げる覚悟を持って臨む感じっていうんでしょうか(笑)。
私は流れはリードはしますが、話し合いの中身は参加者のものですし、決まったことを実行するのも私ではなく参加者です。自分が当事者で、決まったことを実行するにも自分が責任取れるなら、力づくで進めてしまってもその後にできることがありますが、完全に外部の人間としてファシリテーターに入るとなるとそうもいきません。ミーティングが終わったときに、参加者の当事者意識と意欲がどのくらい上がっているかが、その後の活動の鍵となります。てなわけで、とてもシビレる仕事って感じ〜。
でもまあ、私も覚悟を持って臨みますが、やはりメンバーの方の内側にあるものを信じるしかないわけで、結果、いつも答えはその人自身の中にあるんだなという形で終わるわけです。コーチングもそうですがね、私が身につけた能力が必要なかったわけではないとは思いますが、それもなんぼのものかと思ちゃうくらいですね〜。
今回のチーム農業女子への関わりは、一旦終了です。そりゃ、そんな何度も外部にファシリ頼んでいられませんのでね。私が関わったのは、チーム立ち上げのところだけです。活動が本格的に始まれば、これまで以上にいろいろなことが起こると思います。それはチームが強く成長していくプロセスには当たり前のこととして、メンバーがみんなで越えていってほしいなと・・・。
チームの活動を心の中で精一杯応援していきます〜。