今日は、用事があって矢巾町の方面に行ってきました。
矢巾町には、この4月から、岩手医科大学の薬学部が新設されます。そして、医学部・歯学部の1年生も、来年度からは矢巾のキャンパスで大学生活をスタートすることになっているそうです。
元岩手医大の教員としてはやや気になっていたもので、用事のついでに新キャンパスを見学してきました。(と言っても、もちろん外から眺めただけですが・・・笑。) 新しくてとても都会的な建物も素敵だな~と思ったのですが、何よりも、その広大な敷地に驚きました。
私が大学時代には、大学内の芝生で友人たちとお弁当を広げて食べたり、思い立ったようにバドミントンを始めてみたり(私だけかも・・・)と、ゆったりとした環境で大学生活を送っていたように思います。しかし、岩手医大は市内の中心部にあり、交通の便は良いものの、建物ばかりの空間で、いささか学生の皆さんがかわいそうだな~と思ったことがあります。
新キャンパスでは、あの広々とした空間が、学生さんたちの発想を豊かにし、未来の可能性を広げてくれるのではないかと、期待に胸が膨らみました。そして、岩手の明日を担ってくれる若者がどんどん増えることを祈り、そのために私ができることは何だろう・・・と未来に思いを馳せながら帰路につきました。