今回の旅の当初の目的はブラジルのリオデジャネイロだったということはすでに書きましたが、その計画が持ち上がったときに「せっかく地球の裏側まで行くんだから、ついでにどこかに寄ってこよう!」って話になったわけです・・・。まあね・・・簡単には行けないだろうし、せっかくだから〜、ついでに〜、って話にはなりますよね、そりゃ・・・。で、候補にいろいろ上がった中で、やはり魅力的だったのが、世界遺産のマチュピチュ!天空都市!そりゃ〜できることならこの目で見てみたい!・・・ということで、マチュピチュ行きがほぼノリで決まったような感じ〜。
しか〜し、皆さん、地図を見てみてくださいな。南米大陸は大きいのです!日本の比ではありません。隣の国といっても、かな〜〜〜りあります。およそ「ついで」という距離ではないのです!まあ、かなり早い段階で「ついで」ではないことには気がついていましたが、やっぱりマチュピチュには行ってみたいということで、なんとかかんとかスケジュール調整・・・。予算も日程もかなり加算されましたが、リマ経由、クスコ滞在でマチュピチュ観光の旅が実現したのでした〜。
で、まずは、リオデジャネイロからアンデス山脈を越え、隣国ペルーの首都リマへフライト〜。6時間・・・。この段階で、明らかに「ついで」の距離じゃないことがわかりますかね(笑)。そして、リマはトランジットだけで、マチュピチュに一番近いアンデス山脈の中にある都市、クスコに飛びます。
しか〜し、ここでも一つ問題発生〜。クスコはとても標高が高いのです。なんと、およそ富士山の頂上と同じくらいの標高〜! すなわち、慣れない人は高山病にかかる可能性があります・・・(汗)。なので、リマの空港の薬屋さんで相談して、高山病予防の薬を購入。薬剤師さん(たぶん)の話だと、まず飛行機に乗る1時間前に飲み、現地でも8時間おきに飲み続けろとのこと・・・。意外と大ごとですね、こりゃ・・・。
さてさて、一応、高山病対策をした上で、リマから飛ぶこと1時間。やってきました!クスコ!
なんて言うんですかね〜。大変落ち着く街でして・・・。クスコの街については、また違う回でご紹介します〜。
それにしても、恐るべし標高、空気の薄さ・・・。着いたとたんに息苦しいではありませんか・・・(汗)。一緒に行った友人達も、みんな予防の薬を飲んでいるにも関わらず、頭が痛いとかめまいがするとかで、まずはとにかくホテルへ直行。そして、驚くことに・・・クスコのホテルには常に酸素ボンベが常備してありまして、具合が悪い友人は早速、酸素吸入・・・。
さらに、高山病に効くからと出されたのが「コカ茶」。このコカ茶の「コカ」は「コカイン」のコカだそうで、言ってみれば麻薬の成分が入っている可能性のあるお茶ということになりますが、飲むとホントにすぐに目がシャキとして、頭が覚醒する感じがします。コカ茶の他には「コカ酒」もあるそうですが、残念ながら?国外には持ち出せないとのことで、持ち出すと捕まっちゃうみたい・・・。そりゃね、麻薬だからね・・・。
クスコには午後に到着したのですが、高山病予防のためにゆっくり休んで睡眠も十分に取るように、ということで、もともとその日のスケジュールはフリーになってました。私は、幸いにもそこまで具合が悪くはならず、街を少し散策しまして・・・。ホント、美しい街だな〜って。
さてさて、翌日はいよいよマチュピチュ!です〜。