先週の土曜日から「プレゼンテーション講座」がスタートしています。
この講座は2年前の秋に初めて開催した講座ですが、私が「研修講師」として体現していることをスキル化したものです。
私は、コーチングやファシリテーションなど、研修で扱う内容自体はもちろん体系的にきちんと学んでいるわけですが、実を言うと「プレゼンテーション」そのものはあまり学んだ経験がありませんでした。しかしながら、私の研修は比較的「わかりやすい」「納得できる」という評判をいただくことが多いのです。先日、友人にも、あなたは講師業がばっちりハマっている、と言われた次第・・・。
さほど習ってないのに、なんでだろう?
理系だから、研究の仕事をしてたから、ということで片付けてしまってもいいものか?
もしかしたら内容だけではなくてプレゼンテーションの仕方にもその要因があるのではないか?
それをスキル化したら他の人にもプレゼンテーションの仕方を学んでいただけるのではないか?
・・・と思ったのが、講座を企画したときのきっかけです。
もちろん、だからといって何の裏付けもなく講座を作るわけにもいきませんので、プレゼンテーションやインストラクションの研修を受けたり、本を読んだりして、ある程度一般的なスキルは学んでみました。すると、あ~私がやっている「これ」はこういう効果があったんだ~、ということがわかってきます。意識的にであれ無意識的にであれ実践して振る舞っていることを細分化して、その効果を検証して、分類分けして、ラベルを貼る、というプロセスを取りながら講座のテキストを作っていったわけです。
講座の中でも、「今、私がどのように振る舞ったのか」そして「それはどのような効果をもたらしているのか」ということを説明しながら、それが同時並行的にデモンストレーションにもなっているわけで・・・。受講者は少し不思議な体験をしているかもしれませんけど、やっている私はゾクゾクするほど面白い~。
あと4回続きます~。