先日、バスの中に傘を忘れてしまって・・・。
盛岡バスセンターで乗って盛岡駅で降りた私・・・。傘を忘れたと気づいた私は、まずお客様センターとかにお電話かしら・・・と。しかし、その日は休日でセンターみたいなところが繋がらない。じゃあ、営業所に直接掛けるか・・・。今日の今日ならまだ営業所にあるだろう・・と。
ところが・・です、盛岡にはバスの営業所が主なところだけでも5~6カ所あります。盛岡駅を通るならどれでもいいや~と思って、盛岡バスセンターから乗った私にとって、どこから来て、どこ行きのバスかなんてほとんど関係なし!たぶん、たとえ盛岡の街を知らない方だったとしても、盛岡で走るバスの本数が最も多い区間であることくらいは想像がつくでしょう・・・。
うむ~~。ひとまず北に向かって走っていったんだから、北の方の営業所か・・・と電話してみる。あまり愛想の良くないおじさんっぽい声の方が応対してくださったのですが、調べてもらったところその営業所には私の届いていないもよう・・。さらに、やはりその路線だとすべての営業所のバスが通っているので、特定できないよ・・・と。ってことは、すべての営業所に掛けなきゃないってことか・・・はぁ・・。
次に掛けたところは話し中、その次に掛けたところも話し中・・・。おいおい、大丈夫かよと思いながら、さらに次・・・。今度はつながり、とても愛想の良いお兄さん(と私は感じた)。「あの~バスの中に傘を忘れたんですけど~。ピンク色の傘で~。」「ピンク色のどんな傘ですか?」「えっと、えっと・・薄いピンクで淡〜く柄がついてて、柄が細くて・・・。(と、こんな説明ででわかるのかよと思いながらも・・)」「柄に金の腕章みたいなの付いてますか?」「え?腕章?(そんなのあったっけ?)柄がひょろっと細くて、革で、覆っているビニールをまだ取っていません・・・。」「あ~~。革で、まだビニールが~。たぶんこれですね~。」「ホントですか~~~!!」2番目で見つかるなんて、らっき~~!
てなことで、見つかったことにすごい嬉しくなって、後日、営業所まで取りに行ってきたのでした。
で、本当に書きたかったことがここからで・・・前段が長くなっちゃったのですが・・。
結構、あちこちに忘れがちな傘ですが、私の経験の中では、買ってほとんど使わないうちに失くして、どこで失くしたのかもわからないものもあれば、結果、なんだかんだ手元に戻ってくる傘とあるな~と思います。以前、長く使っていた傘も、なんと仙台で忘れたものの見つかって着払いで送ってもらうということもありましたっけ。家に届いたときは感動もので・・。今回の傘も、何度か置き忘れつつも見つかるという経験の持ち主(傘)~(笑)。
こういうのもご縁というのでしょうか。
縁(えん)というには、いささか軽い感じもするくらいで、縁(えにし)と言った方がしっくりくるかもしれんです・・・。