来月、盛岡農業高校の寮生にセミナーをすることになりまして、その打ち合わせに学校まで行ってきました。農業高校の生徒さんはみんな爽やかに挨拶をしてくれて、打ち合わせ前からとっても清々しい気分~。
打ち合わせが終わって、先生が手土産にリンゴをくださりました。なんと~生徒さんが作ったリンゴだそうで~!粒が揃っているわけではありませんが、帰ってきて割ってみると、蜜がたくさん~!そして、食べたら甘い~~~!そっか~~、高校のときからこういうのに興味を持って勉強したり、実習している生徒さんがいるんだな~と、リンゴを食べながら、なんか感慨深い気持ちになったりして・・・。
私は、何かに興味を持って夢中になっている学生さんを見るのが好きです。高校野球もそうですが、工業系の学生さんのロボットコンテスト(通称ロボコン・・笑)なんかを見ると、なんとなく嬉しい気分になるのです。世の中いろいろな人がいるけれど、例えばロボットに興味を持つ人もいれば、持たない人もいる。目を輝かせてロボットをいじっている学生さんは、周りから命令されて動いているのではなく、自分の内側から湧き出るエネルギーで動いていることでしょう。
私の母は、生物学系の仕事をしていたこともあり、私が小さい頃に全15巻くらいの生物図鑑のようなものを買ってくれました。買ってくれたといっても私がねだったわけではなく、母が勝手に買って、私の部屋に置いておいただけ・・・。その中でなぜか私が興味を持って見たのが「恐竜」と「イルカ」と「ミツバチ」についての巻。なぜかこの3つ・・・不思議なことです・・・。
特にも恐竜の本はぼろぼろになるほど見ていて、ティラノザウルスとトリケラトプスの戦いがストーリー的に書かれている部分は今でも鮮明に覚えています。今、思えば、何億年も前のことをまるで見てきたかのように書かれていて、ホントかいな?って感じなんですけど・・・(笑)。
私は、よくセミナーの中でもお伝えしていますが、何かに興味がある、というのは、とても意味があることのような気がするのです。そこには、必ずその人の資質や能力のようなものが潜んでいるのではないかと・・・。このリンゴの密のように・・・。