だいぶ前~の話になってしまったのですが、小学校のときの恩師先生のご依頼で講演をさせていただくという、大変光栄な機会をいただきました。
恩師先生は小学校の3~4年生のときの担任の先生で、音楽の先生でした。先生の影響で、私は小学校4年生のときに吹奏楽(当時は器楽と言ってましたが・・・)をはじめ、クラスでも合唱やら合奏やらをやって自然と音楽に親しめる環境をいただきました。それがきっかけで、私は高校のときにも吹奏楽部に入部したわけで、人生において大きな影響を与えていただいたと言っても過言ではありません。
現在、私も人と関わる仕事をしていて、意識する、しないに寄らず、人の人生に影響を与えている可能性があります。もちろん、影響を与えているとするならば、できるだけ肯定的な影響を与えたいと思っているわけなのですが、実際のところどうなのか?というと確認のしようもないわけです。
自覚を持って身を引き締めて向き合っているつもりではありますが、率直に言うと、人の人生に影響を与えるというのは少し怖い部分もあります。ただ、私の場合は、影響を与える相手がある程度、大人といいますか、自分の人生に責任を持てるくらいの年齢の方が多いのですが、小学生となると、その後の人生にどういう変化として現れるのか想像を超えるものがあり、いやはや荷の重いお仕事だなと思ったりもします。
そのようなお仕事をされているだけでも頭が下がる思いですが、私の話にも熱心に耳を傾けてくださり、「順子さんの担任をしていた若い頃の気持ちを思い出させてもらいました」なんておっしゃる先生は、私にとって本当に尊敬する存在です。このようなご縁をいただけて、私はつくづく人に恵まれた人生ですね。
感謝。。。
講演の際にいただいた花束に百合の花が入っていたのですが、1週間以上も凛としていて、いただいたときは閉じていたつぼみがどんどん花開いていくし、強い生命力を感じますね。。。