@京都、コーチングの研修を受けるために来ています。
なんと!昨日は、秋田にいました。秋田での高校生就職ガイダンスがあり、終了後、電車に飛び乗り、秋田新幹線「こまち」、東海道新幹線「のぞみ」と乗り継ぎ、延々7時間。京都に着いたのは23時半を過ぎてましたね~。ガイダンスがあったのが遠い昔ことのようです・・・。
遠い昔の気もしますが、私の声がそうでないことを教えてくれます・・・。なんとも痛々しいガラガラ声・・・。いや~昨日のガイダンスでは、この上なく賑やかな生徒さんたちに手を焼きましたね~。
始まる前からかなりのボルテージで、確実に終了後の自分の疲労度が想像できました・・・。
負けじと大声を張り上げ・・・
「ちょっと!静かにして~!!」
「話し聴いて~!!」
「はい!注目~!!」
でも・・・おしゃべりがおさまる気配がありません・・・。う~む・・・。このままいくと、間違いなく午前中で講師陣の声がつぶれると思いました。落ち着いて・・・と自分の心に言い聞かせ、コーチとして、このような場合にはどうしたらよいか・・・と考えました。
「話をやめてください!」
ガヤガヤ・・・(10秒)
「話をやめてください。」
ザワザワ・・・(5秒)
「話をやめてください。」
ザワ・・・(5秒)
「話をやめてください。」
・・・
「はい。どうもありがとう。」
率直にリクエストを伝え、信じて待つ・・。彼らは話をやめてくれました。
さすがに、一日を通して、彼らが静かにしていたわけではありませんでしたが(もしそうだったら、私の声はガラガラになってはいないでしょう・・・)、要所、要所では、きちんと私たちに向き合ってくれました。私たちが、彼らを一人の人間として尊重し、彼らの可能性を信じて語りかければ、必ず伝わる、そんな手ごたえを感じました。
疲労困憊、声はガラガラですが、とても学びの多い一日でした。