昨日から、「市民活動団体リーダー育成研修会」の平日夜間コースがスタートしました。平日夜間コースは3週間に渡って分けて開催される予定ですが、昨日はその第1回目の「コーチング講座」でした。
講座では、受講者の皆さんに本当に熱心にご参加いただき、和やかな雰囲気の中にも皆さんの真剣な姿勢がありました。終了後のアンケートでも、「わかりやすい講座でした。」「これから様々な場所で活かしていきたい。」といったコメントをいただきました。
次世代のリーダーを担う受講者の皆さんに、どうしてもお伝えしたいことがありました。私がコーチングを習った田近秀敏先生が教えてくださったことです。
人に影響を与える3要素として、ギリシア語でエトス・パトス・ロゴスというのがあります。
エトス(精神)―人として信頼できるか
パトス(情熱)―どのような思いを持っているか
ロゴス(論理)―筋が通っているか
この中でも、特にエトスとパトスが大切である、と先生はおっしゃっていました。私も、「言っていることは正論だけど、なぜだか付いて行きたいと思えない人」 ではなく、「言っていることは無茶苦茶だけど、なんとなく付いていってしまう人」 がリーダーたる人であろうと思います。
来週の木曜日15日は平日夜間コースの第2回目です。そして、土曜日17日には、週末終日コースが開催されます。私自身、そのような熱い思いを持って臨みたいと思います。そして、今回の講座が、受講者の方がリーダーのあり方について考えるきっかけになれば嬉しいです。