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《コーチング・ブログ》--------岩手県盛岡市在住のパーソナル・コーチ 平野順子が、コーチングやセミナーの活動を通して、心に触れたこと、目に留まったものを、徒然、気ままにお伝えします~。
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震災後、仲間と被災地に物資を送る活動をしてきましたが、私は盛岡で連絡係のような役目をしていました。現地に物資を運ぶ仕事は、力仕事も多いし体力がいります。お世辞にも体力があるとはいえない私が現地に赴くのは適任ではないから、後方支援に回っていました。

震災後、被災地の状況は日々刻々と変化をしています。いろいろな方面からの支援があり、物資の支援はだいぶ届いてきていると感じます。
では、これからは・・・?
被災地の人に何が必要なのか・・・?

昨日、震災後初めて、沿岸にお住まいのクライアントさんとのセッションがありました。もちろん、細かい事情はここでは述べられませんが、自分も含め、身近な人がみんな生きていることへの感謝の気持ちがある一方で、失ったものもあるわけで、将来への不安をお持ちだということを強く感じました。これは、たぶん、すべての被災者が同じなのだろうと思います。

最近、考えることですが、悲しみや苦しみは他人や、何か他のものと比べられるものではないです。その人の中には、歴然と存在しています。生きていただけでありがたい、でも、家が流されたり、会社が流されたりした事実がなくなるわけではありません。家を流された人に比べれば、まだ家が残っている自分は幸せだ、って思ったとしても、他に失ったものがあれば、やっぱり辛いものは辛いんです。

人を支援する仕事をする立場として、あるいは、ただ一人の人間としてなのかわかりませんが、明日、沿岸に行ってきます。その上で、自分がこれからできることが何かを考えていきます。
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無題
後方支援、Good Jobですね。そういうのが苦手な人もいます。それぞれの持ち場で支えあうのですね。

確かに、つらいものはつらい。人それぞれです。いいこともそう。どこで満足するかは人それぞれ。被災していない人だって、自分で自分を不幸にしている人はたくさんいるでしょうし。

沿岸遠征、お気をつけて。リーダーとして良い影響を与えていかれることでしょう。

カラス 2011/03/25(Fri) 編集
無題
野口さんネタばかりですが、結構スキなので・・・・。

http://coaching.livedoor.biz/

カラダの使い方(身体感覚=K)と話す(書く)(聴覚=A)という2面からのアドバイスがあります。

カラス URL 2011/03/25(Fri) 編集
無題
カラスさん

励ましやアドバイス、ありがとうございます。

多くの人の支援を使用をしようと思うとき、やっぱり本当にいろいろな考え方の人がいることを思い知ります。
画一的な支援では対応できないですね・・・。

自分らしい支援、というのを、最近考えたりしています。
Jun 2011/03/27(Sun) 編集
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