昨日は、障害者の態様に応じた委託訓練事業の知識・技能習得訓練コースの見学のため「ふれあいランドいわて」まで行ってきました。9月から11月までの3ヶ月間のプログラムで、運営は「いわてパノラマ福祉館」がされています。
私が担当している高校生就職ガイダンスにおいても、養護学校の生徒さんが参加される場合もあります。私自身、障害者福祉に直接関わった経験がありません。そのような生徒さんにとって、私たちがどのように対応することが望ましいのか、いつも自分に問いかけながらガイダンスに臨んでいました。そのような中、「いわてパノラマ福祉館」の方とお会いする機会があり、障害者の就労支援の現場に触れさせていただく機会を得ました。このご縁と、快く私の来訪を受け入れてくださった「いわてパノラマ福祉館」の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
訓練コースといっても、そこでは、ただ黙々と技能訓練が行われているわけではありません。スタッフの方々はとてもユーモラスで、受講者の方と熱心にコミュニケーションをとられ、笑いが絶えない温かな空間でした。教室全体に、皆さんの信頼感が溢れている感じがしました。「いわてパノラマ福祉館」の代表の方がとおっしゃっていました・・「いくらパソコンが出来ても、それだけでは仕事には就けません。やはり大事なのはコミュニケーション力です」。 まさに、受講者の方にコミュニケーション力が身につくようにと心を砕かれているのを感じました。そして何よりも、受講者の方が、技能のことより、他の参加者の方々と交流が持てることの喜びを語られていたのが印象的でした。
受講者の方のひたむきな姿勢と、スタッフの方の温かい心に、私も勇気をいっぱいもらって帰ってきました~。
「ふれあいランドいわて」にあったナナカマド
実が真っ赤・・・。