自己肯定感―あまり耳慣れない言葉と感じる人もいるかもしれません。根拠のない自信、とでも言いましょうか・・「自分はやったらやれる!」そのような気持ちですかね。
私のコーチもよくおっしゃるのですが、コーチングをしていて、より高い成果を出すクライアントの方は、まさにそのような気持ちをお持ちになっています。これに似たような心理学的検証として、期待される子が伸びる、ということが言われていて、「ピグマリオン効果」として知られています。根拠を自分で自覚していなくても、「なんとなくやれそう・・。」そう思えることが成果へのシグナルです。昨日、クライアントの方ともこのようなお話をしました。
コーチの役割のかなりの部分は、この自己肯定感を高めることにあると思っています。コーチと時間を過ごす前より後のほうが、元気や勇気が湧いていること、それがまず何より大切だと感じています。もちろん、クライアントの方の成果は、コーチング以外の時間にどのような行動をするか、によるわけですが、そのエネルギーの源は、やはり自己肯定感ではないでしょうか。
盛岡はすっかり秋めいて、朝晩が涼しくなってきましたが、クライアントの方々と心温まる時間を過ごせているのをとても幸せに感じています。