ロゴ
《コーチング・ブログ》--------岩手県盛岡市在住のパーソナル・コーチ 平野順子が、コーチングやセミナーの活動を通して、心に触れたこと、目に留まったものを、徒然、気ままにお伝えします~。
[307] [306] [304] [303] [302] [301] [300] [299] [298] [297] [296]
昨日は、東京PHPで「メンタルヘルス・マネジメント」の公開セミナーを聴講してきました。

企業内で、「メンタルヘルス」について言われるようになってから随分経つような気がしますが、現場では未だに切実な課題になっているようです。実際にメンタルダウンしてしまった部下や同僚に対し、医者や臨床心理士ではない立場では、もちろん、できることに限界があります。現場でできる最も重要なことは、メンタルダウンさせない関わり方をすること、ということでしょうか。

その意味で、コーチング的な関わり方が非常に有効である、という実感を強く持って帰ってきました。基本的には、部下の話をじっくり聴いてあげることで、その心理状態を知ることができますし、最低限のメンタルダウンを防ぐことができます。あるいは、ダウンしてしまった方に対して、素人ができることといえば、「受容」と「共感」の姿勢をもって話を聴くことくらいなのかもしれません。

そして、今回、特に思ったのが、日常的に、部下の自己肯定感を上げ、モチベーションを維持していくことこそが、メンタルダウンの予防になるということです。多くの人が、人から命令されて嫌々やるときより、自発的にやる気を持って物事に取り組んでいるときの方が、疲れを感じないものだと思います。まさにコーチングのコミュニケーションがその一助になるわけです。

コーチングが万能と言うつもりはありません。ただ、その果たせる役割は大きいと思います。だからこそ、コーチングの持つ力を、誤解なくありのままに伝えていけるようでありたいと思いました。
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧可能にする    
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
Powered by ニンジャブログ
Copyright (c) コーチの徒然草 All Rights Reserved
/