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《コーチング・ブログ》--------岩手県盛岡市在住のパーソナル・コーチ 平野順子が、コーチングやセミナーの活動を通して、心に触れたこと、目に留まったものを、徒然、気ままにお伝えします~。
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お盆中は、何となく私もお休みモードになっているのですが、時おり、セッションが入ったりします。もしかしたら、いつも以上にナチュラルな雰囲気のコーチングになっているかも?と思ったりします。

さて、今日セッションをした、5ヶ月くらいコーチングをしているクライアントの方が言っていた言葉です。
「コーチングを受け始めのときは、コーチングを受けると、コーチが上手く私の答えを引き出してくれて、自然に目標に近づいていくのかな、と思っていました。でも、今では、自分自身が目標に向かっているんだということを実感しますし、そのためにコーチを、そしてコーチングの時間を自分なりに上手く使っていこう、という自分に変わっています。」

この言葉を聴いたとき、あまりにすごいな~との思いで、自分の内側が熱くなるのを感じました。なぜなら、このクライアントの方は、本当の意味で、自分は目標を達成できる、というところに立っていることを、この言葉ははっきりと表しているからです。コーチがいないと引き出されない答え、とか、コーチがいないと発揮されない能力、などという狭い枠組みではなく、自分の可能性を自分で信じれているということです。

コーチングにおいて、コーチがクライアントの成果を出させてあげるのではありません。コーチが成果を出させてあげるなんて、きわめて傲慢な考えではないかと、私は思います。もちろん、コーチは何もせず、のほほんとしているわけではなく、全力でサポートをします。でも、出した成果は、あくまで、クライアントの方が自らの力で出したものです。

コーチとしての実績や経験に奢ることなく、クライアントの方が出された成果に、純粋に人ってすごいな~~って思える自分であり続けたいと、強く思いました。そして、そんなことを振り返るきっかけをくださったクライアントの方に、心から感謝したいです。
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