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《コーチング・ブログ》--------岩手県盛岡市在住のパーソナル・コーチ 平野順子が、コーチングやセミナーの活動を通して、心に触れたこと、目に留まったものを、徒然、気ままにお伝えします~。
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fa499fd5.jpeg昨日は、すっかりオフで、上野の東京国立博物館、国立科学博物館、そして東京国立近代美術館に行ってきました。ん~~、な~んて文化的♪

メインの目的は、国立博物館で開催されている「国宝 薬師寺展」 です。
http://www.tnm.go.jp

奈良の薬師寺は、天武天皇が680年に創建を発願した古寺で、ユネスコの世界遺産にも登録されています。薬師寺には、薬師三尊像や聖観音菩薩立像をはじめとするいくつかの国宝がありますが、今回、日本仏教彫刻の最高傑作のひとつである日光・月光菩薩立像が、1300年の歴史の中で初めて寺外で公開されるという、非常に貴重な開催です。薬師寺の金堂の薬師三尊像は、中央に薬師瑠璃光如来、向かって右に日光菩薩、左に月光菩薩がお祀りされています。その如来さまの両側の菩薩さまが揃って東京に出張していることになりますので、如来さまは少しお寂しいことでしょう(笑)。

そして・・・その菩薩さまを拝顔してきましたよ~。高さ3mの仏像が二体、1300年も前に作られたなどとは信じられないリアルなその姿。見る角度によってその表情を微妙に変えつつも、穏やかで優しいお顔。感じるものを言葉で表現することは難しく、見ていると、なぜか涙が流れてきそうになるのです。そして、日光菩薩と月光菩薩のそれぞれからは、少し種類の異なるエネルギーを感じました。

とても簡単な説明になってしまいますが、薬師像というのは、「薬師」というくらいですから、「死んだあとに浄土に行けますように~」という祈りではなく、「現世において病気の苦しみから救われますように~」という祈りから生まれたものだとのことです。つまり、この菩薩さまは、どれほど多くの人の苦しみの声を聴いてきたことでしょう。そんな菩薩さまの1300年の歴史にも思いを馳せたりしながら、私自身もたくさんのエネルギーをいただいてきました。

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こちら科学博物館。外には大きなシロナガスクジラが・・・!

国立科学博物館では「ダーウィン展」を、近代美術館では「東山魁夷展」を見てきました~。特にダーウィンについては、話すとすごく長くなるので(笑)、そのうちまた・・・。


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