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《コーチング・ブログ》--------岩手県盛岡市在住のパーソナル・コーチ 平野順子が、コーチングやセミナーの活動を通して、心に触れたこと、目に留まったものを、徒然、気ままにお伝えします~。
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木曜日に行った、「ビジネスパーソンのためのコーチング基礎講座」のご報告です。
今回、扱ったテーマは、承認とメッセージの伝え方です。もちろん、この内容だけでも突き詰めれば、どんなに時間があっても足りないくらいだとは思いますが、今回、当初予定していたプログラム内容ですと、少し時間的余裕があるようでした。そこで、おまけに取り入れたのが「沈黙」ついてです。

「沈黙」には、かなり大雑把に分けて、相手がちゃんと考えていることによって起こる沈黙と、考えていない状態での沈黙があります。人によっては、「沈黙」がとても嫌いで、ついついこちらから話し始めてしまうという方もいらっしゃるかと思います。実際の会話で、相手が考えていない沈黙ですと、聴き手があえて待つ必要はあまりありません。一方で、コーチングにおいては、相手が深く考えている状態というのは、ある意味望ましい状態です。ですから、相手が考えている状態であれば、きちんと自分の答えが出てくるように待つことも必要になってきます。

その相手の状態をつかむために、最も重要なのが、相手をよく観察することなのだろうと思います。そこで、講座の最後に、相手を観察するワークを入れてみました。話し手にはあらかじめ指示を出して、質問の回答を考えている状況と、全く考えていない状況を作り、聴き手にそのときの相手の表情などの違いについて実際に観察していただきました。そしたら・・・「あ~わかる、わかる~。」などという声も上がり、皆さん、その違いをきちんと見分けられていたようでした。

前にも書きましたが、コーチといえども、目の前の方を100%わかるわけではありません。でも、人は、その内側で起こっていることが、多少なりとも外側に表出してきます。目の前の人を少しでもわかろうとするのなら、よく話を聴くだけではなく、その人が発している、有形無形のメッセージを敏感にキャッチしていくことが大切です。
にわか仕込みのワークでしたが(笑)、そんなことを体感していただけたら嬉しいです。
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