NYタイムスで、「今年行くべき52か所」に第2位で紹介された盛岡。
テレビつければ各局で報じられているし、FBではその内容の投稿がかなりアップされているし、会合に出れば挨拶のネタに必ず入るし、周りはなんだか大騒ぎ。盛岡市、岩手県、各種観光関係の業界、飲食店さんとか、これからのインバウンド効果に大いなる期待をしているところかな〜って思います。
NYタイムズに取り上げていただいた内容は全てその通りで、盛岡が大好きすぎて、生まれてこのかたずっと住み続けている私にとって、本当に嬉しい限り。ただ、ここからは私の個人的な感想というか、感覚ですけど、盛岡って、どちらかというと観光に訪れたい街っていうよりは、住み心地のいい街って感じ。「行くべき」って言われちゃうと、なんか意気込みすぎというか、力入れすぎな感じというか・・・。来るならもう少しゆるっと来てほしいなと思ったり(笑)。
歩いて回りたい街ってのは、ホント、そう! 以前、
「街もりおか」という小冊子に父のエピソードを寄稿させていただいた中にも書いたんですが、外からお客様が来たときに、ぜひ歩いて見せたい街です。エキサイティングな観光地はさほどないんですが、街を歩きながら見える景色、感じられる風、日常的に入るお店、関わる人、みんな素敵。そういうのをのんびり味わってほしいなって思います。
図らずも、私が所属する盛岡商工会議所青年部でも、3年前から「もりおかホッと散歩」というネーミングで街歩きの事業をやっています。企画したメンバーは皆んな盛岡近郊に在住なので、やっぱりそういう発想になるんだろうなって感じ。今はメンバーだけで楽しむ事業ですが、今回のNYタイムスフィーバー?にあやかって、外部事業に発展できたらいいのかな〜。
てなわけで、盛岡が急に注目されちゃって、自分の好きなものが人に取られそうで意固地になっている子どもみたいな私です(笑)。
いやいや・・・自分が心から愛している盛岡を良いと言ってくれる人がいて、とっても嬉しいです!