今日は、岩手医大の講義の日。とはいっても、今年も昨年に引き続き、収録+オンライン講義になりました。
岩手医大の講義は、今年で8年目になりますが、1学年全学部共通の選択講義「医療とコミュニケーション」の中の4コマを担当していて、「コーチング」をテーマにお伝えしています。通常だと、この時期は週に1回、矢巾のキャンパスに行って対面で講義をしています。もちろん、いつも通りといいますか、私が一方的に話す講義をするわけはなく、途中で学生さん同士でお話ししてもらったりするようなワークを入れながら進めます。
ただ・・・このコロナ禍で、昨年は外部講師は対面の授業は見合わせということで、収録+オンライン講義に。それはそれで新鮮といいますか、初体験で面白かった部分もあるのですが、まさかコロナ禍がここまで長く続き、今年も同じ形式になるとは思ってませんでしたね・・・。
講義時間は1回90分なのですが、ず〜〜っと収録した講義を見るのは疲れると思うので、30分弱くらいの講義を2本撮影しておいて、1本流したら、10分程度で課題に取り組んでもらいます。これを2回。課題といっても、テストのようなものではなく、「あなたは、医療従事者として、どのようなコミュニケーションを目指したいですか?」というような、自分の考えを書くようなものです。そして、最後の10分くらいの段階で、リアルタイムの私がオンラインで登場して、質問に答えたり、課題を見てのコメントをしたりします。
ちなみに、収録分の講義は、先月のうちにまとめて全部撮影してきましたので、あとはオンラインの登場に備えるのみ。4回分の講義をまとめて、なんて言うと「大変じゃないですか〜」って心配されてりしますけど、普段、6時間の研修をやっている立場からすると、全く問題なし。むしろ、週に1回早起きして、4回も矢巾に行くことを考えると、ゆったりと自宅で対応できるし、収録の方が楽だなと思うほど。ちなみにのちなみにで、講義開始前の8:45に、一度、オンラインの接続のテストをするんですが、それは音声のみでさせていただき、学生さんが収録講義を見ている間に朝ご飯を食べたり、身支度したりして、10:10の登場に備えます(笑)。
大変なのは私ではなく、現場で収録講義を流したり、オンラインの接続作業をしていただいている担当科目の先生や事務局の方。収録のときにもお付き合いいただいているので、自分の講義じゃないのに、私の倍以上の時間を取られているのではないかと思い、ホント頭が下がります。
そして、学生さんも、思っていた以上に熱心に受講しているようです。何人かは、講義中にすっかり寝ちゃって、課題にトンチンカンなことを書いている人がいるんじゃないかな〜と思っていたけど、みんな、真面目に記入しているので感心します。今日は会場から質問する学生さんもいて、私は自宅からの登場ですが、油断をせずにシャキっと対応しなきゃですね。
そんなこんな、ローギアの5月ですが、ちょっとだけぴりっとする時間がある今日この頃です。