今日は、勤労青少年ホームでのコーチング講座の日でした。
私は、連続講座を行うときに、毎回必ず入れるメニューがあります。それは、ペアのお相手の方に、自分が前回から今日までを振り返って印象に残っていることなどをお話いただく、ペアワークです。今日も、早速、1週間の振り返りのペアワークから入りました。
そしたら・・・、どのペアも、とってもいい雰囲気で会話をしていらっしゃるではないですか~! 聴き役の方は適度に相づちを入れ、話し手のペースに合わせて、話し手が考えているときはじっくり待ち、ひと通り話し終わったら、心から自分が感じたことを伝える。どの話し手の方も、とてもリラックスして気持ち良さそうにお話していたのが印象的でした。
講座も4回目ともなると、皆さんかなり慣れてきた、ということもあるのかもしれません。でも、今回の講座は、スキルを学ぶための講座ではなく、ご自身の生き方について考えていただくセルフコーチング的な内容の講座です。コーチングのコミュニケーションスキルは、本当に触り程度にしかお伝えしていません。なのに、ペアワークでは、皆さん素晴らしい名コーチぶり!
自分の人生について深く考えると、自分の人生は他に二つとないものであることに気付きます。そのことで、他人の人生についても、かけがえのないものなのだと思うことができるのかもしれません。その気持ちが、相手のことを思って話を聴く、という姿勢に現れたのでしょうかね。
やはり、コーチングはスキルの前にあり方!
今日もまた、皆さんに教えられました~。