昨晩は、落合監督の中日ドラゴンズがリーグ優勝に沸いていましたね。落合監督は監督になる以前からコーチングの本を書かれていて、コーチングの視点からもちょっと気になる存在です。
我が東北の楽天イーグルスも今シーズンを終え、今朝のニュースではその特集をやっていたのですが、野村監督が選手に贈った言葉が紹介されていました。
「思考を変えれば行動が変わる、行動が変われば習慣が変わる。」
私がコーチングを習ったPHP研究所の講師の先生からも同様のメッセージをいただいたことがあります。選手の主体性、自主性を尊重し喚起する、とてもコーチング的な言葉だと思いました。上手くなるには絶対的に「練習」というものが必要なスポーツの世界では、「まずやれ、とにかくやれ、やったら何かがわかる。」というような根性論に走りがちな気もしますが、コーチングという指導法が最初に確立されたのはスポーツの世界です。
自分はどうなりたいのか、どうしたいのか、まず目的をはっきりと意識する。そうすると、そのためには何をしたらいいのか、という、その人なりの方法が自然に見えてくることがあります。そして、人から押し付けられたことではなく、自分で意義を見出している行動なら、長続きするのではないかと思います。
今年は野球観戦をする余裕がありませんでしたが、そのような視点からチームを見てみるのもおもしろいかもと思いました。