今日も8月〜9月くらいの研修のご依頼が順次入ってきていまして、第二波がさほど大きくなければ、秋にはほとんどの仕事が戻りそうな雰囲気ですかね。例年だとお祭りモードの8月ですが、このまま行くとがっつり仕事する感じになりそうな予感。。。
さて、今。5月は例年でもそこまで忙しくない月ですが、多少は入っていた研修のお仕事は全て延期になって、残ったのは岩手医大の講義のみ。学校の場合は単位の関係もあるので、簡単に中止や延期もできませんからね。私は全学共通科目の「医療とコミュニケーション」の中の4コマを担当していまして、コーチングの内容を入れています。それが今日で最終回。
ここでも何度か報告しているように、今年はあらかじめ講義を録画して流し、それを視聴した上で課題をやってもらってます。課題といっても、「普段のコミュニケーションでどんなことを心がけたいか?」「今日の講義で学んだことや気づいたことは?」みたいな、ほぼ感想レベルのものですが。そして、最後に私がオンラインで登場して、すこしだけリアルタイムに話をしてまとめる、みたいな流れです。
例年の講義では感想を書いてもらったりしないので、学生さんの感想が直接聞けて、へ〜〜こんなこと思っているんだ〜なんて、感心したりすることもあり、意外と新鮮でした。
たとえば・・・
「質問・傾聴・承認といった理論的なスキルがあるという事実はいまだに衝撃的である。」
・・・衝撃的って(笑)。そこまで強いインパクトを与えられて光栄です(笑)。
「テレビや、ラジオなどで、インタビュアーがどのように質問していて、それによって相手が幅広い答えを出せているのか否かに注目して生活してみたいとも思った。」
お、いいね! 日常で他の人のコミュニケーションを観察してみるのは、わりと面白いと思う〜。
・・・などなど。実際には私からお返事を返すわけではないのですが、お返事したくなる感想も多々あり(笑)。
当初はどうなることかと思いましたが、オンライン講義、無事に終了してよかったです。なかなかできない貴重な経験になりました。新鮮だったぶん面白さの方が上回り、私はストレスをほとんど感じなかったのですが、間に入って切り盛りしてくださった担当の先生と事務局の方の労力はかなりのものだったと思います。本当にありがとうございました。
終了後に「また来年もよろしくお願いします」と言われまして、カリキュラムが大きく変わらない限りはまた担当することになるかと思います。
貴重な経験になりましたが、やはり来年は普通に対面で講義したいなと思います〜。