だいぶ暖かく?暑く?なってきましたね。今日、ランニングに出たら最後の方で日が照ってきて、やられそうになりました。これからの季節、ランニングは暑さとの戦いですね。。
報告ですが、岩手医大の遠隔講義はおかげさまで滞りなく終わりました。現場にいた先生の話ですと、学生さんは真剣そのものでした!と。私に対する多少のお気遣いはあろうかと思いますが(笑)、課題として出した学生さんの感想文などを見ると、思っていたより真剣に視聴してくれていたようです。通常の講義のように現場でのリアルな反応は見れませんが、感想が手元にくるのは、それはそれで別な反応がつかめて、私としては貴重な機会になりました。
講義自体は上手くいったのはいったんですが、学生さんにとっての学びや効果という面では、もちろんですが、やはり通常の講義の方がいいかなと。私と学生さんの対面、ということもそうですが、私の講義のテーマは「コミュニケーション」。知識を学んで頭で理解できても、実際に人と向き合ったときにそれができなければ何の意味もない。できるようになってなんぼってことなので、実際に講義の中で学生さん同士でワークをしてもらうことが重要な要素です。
これを、コロナ対策を考えてオンラインで最大限に実施するとすれば、学生さんもみんな自宅、ないし個別のお部屋でオンラインでつなぎ、私の講義を視聴。そして、ワークをする時にはオンライン上で2人ペアを作り、会話をする。私には、学生同士でどのようなコミュニケーションが繰り広げられているのかはわかりませんので、やってみての感想などを挙げてもらったりして・・・。このくらいが限界でしょうかね・・・。
この情勢で、研修やセミナーもオンライン化がかなり進みそうな気はしています。でも、それは分野にもよるかなと思っていて、知識習得だけのものであれば問題はないと思います。スキル習得も、一人で習得できるものでしたら、設備的に整えばなんとかいけるかもと思います。ただ、人に対して発揮するスキル、コミュニケーションスキル全般もそうですし、医療や福祉などの対人援助のスキルもそうですが、トレーニングするのに相手が必要なものについては、なかなか難しいのではと・・・。
これを機会に、平野さんもセミナーのオンライン化を図ったらどうですか〜?なんて言われることもありますが、果たしてその方向が本当にいいのかと、すご〜く考えます。
コロナ対応期間限定で、「オンライン上でのコミュニケーションをもっとスムーズにするコツ!」みたいなテーマならできるかもですけどね。パソコン画面ではなく、カメラを見て話しましょう〜とか(笑)。
ちなみに、1回目の講義が上手くいったので、同じスタイルで大丈夫でしょうということで、先週末に残りの3回の講義の収録は済ませました。あとは、当日に10分くらいオンラインで登場するだけです〜。