災害があると人の心がとてもセンシティブになって、感情の振れ幅が大きくなるので、いろいろな摩擦やネガティブなコミュニケーションが増えますね。東日本大震災のときも、それを一番辛く感じたのを思い出しました。そんなこんなで、エネルギーロスが多い今日この頃ですが、私が暗くなっていても何の足しにもならないので、元気にいきたいと思います〜。
そうそう、もう1ヶ月前になっちゃいましたが、九州紀行でまだ書いてないネタがあるので、今日はそれを。
熊本に用事があって、その帰りに福岡泊を加えてパワースポット巡りをした、ってところまでご紹介しましたが、その日の夜のお話をいたしましょう。
巡りたいパワースポットや神社仏閣の類はだいたい日没とともに終了なわけで、さて、夜はどうしよっかな〜と。やっぱり福岡にきたからには屋台かね〜。ガイドブックに初心者にも優しいと書いてあったので、ひとまず天神あたりの屋台に行ってみることに。18時くらいにボチボチ開き始めた屋台のどれに入ろうかな〜なんて迷ってウロウロしていたら、みるみる人が入っていって、なんなら並ばないと入れない状態になっちゃいました。すごいですね、屋台。
よくわからないながらも美味しそうで、かつ比較的列が少ない鉄板焼き屋さんに入店。屋台なので雰囲気を楽しめればいいかなと。で、メニューやら味やらも良かったのですが、それもさることながら、入って最も感動したのが店主と思われるお兄さんのオペレーション能力とリーダーシップの高さ!! そのお店、その店主の方の他には屋台の中で調理のサポートをしている人が3名、うち一人は中東系の外国人、さらに屋台の外のホール担当的な人が2名の計6名で回しています。
もちろん、その店主の方が鉄板焼きのメインの焼き台でずっとあれこれ焼いているわけですが、途中であちこちから注文が入ると後ろのノートに記載、必要があれば他の調理担当に指示。ときおり外国人のスタッフには簡単な調理指導も含む。そして、屋台の外に並んでいる人の人数をときどき確認させ、次の座席配置なども検討している風。自分の近くのお客さんに対しては、自分で料理を出したり、お皿を下げたり、なんとすぐ近くに座った私とは雑談までする余裕。さらに、途中、電話でも座席の予約が入ったりもするからすごい。屋台といっても、ここにはここのプロフェッショなリズムがあると、感服した次第です。
屋台には小一時間くらいいて、その後、中洲方面にお散歩。先輩に紹介していただいたお寿司屋さんに行ってみようかどうしようかと思っていたら、なんか遠くの方から音楽が・・・。そういえば昼間に博多に着いたときにも駅で音楽が鳴ってたんだけど、今日は何かあるのかな? 近づいて行ってみると、中洲にかかる橋の上でジャズ。ストリートミュージックというには人だかりが多すぎないか? さらに進むとステージが組んであって、音合わせ中・・・で、結構お上手な方々・・・こりゃ本格的にフェスか?
なんとなんと!「中洲Jazz」やってるじゃあありませんか〜。ひとまず、フェス好きの親友に急ぎ連絡。そしたら、うらやましい〜!たまたまやってたなんて信じられない!いつかは行ってみたいと思ってたのに、ずるい!などなど、すごい反応。お〜、そんな有名なのに巡り会うなんてらっき〜を超えたらっき〜。で、すぐスイッチ切り替え、フェスモードに〜。シャンパン片手にJazzyな夜(笑)。
気がつけば、満月の夜。とても綺麗なお月様が出ていました。
満月の日にパワースポットを巡り、スーパーオペレーションを体感し、Jazzyな夜に出会う。
九州紀行、最高の締めくくりになりましたとさ。