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《コーチング・ブログ》--------岩手県盛岡市在住のパーソナル・コーチ 平野順子が、コーチングやセミナーの活動を通して、心に触れたこと、目に留まったものを、徒然、気ままにお伝えします~。
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先日、お会いしたクライアントの方と、「最近の若い人は、自分たちと考え方がまるで違うので、指導するのが大変~。」というような話になりました。(ちなみに、その方も私から見るとだいぶ若いのですが・・・笑。)「こちらの言ったことがあまり響いてないようだし、少し強く言うとすぐ諦めちゃうし・・・」みたいな・・・。たしかに、生まれて育つ過程における時代背景や教育環境が違いますし、育てる親の世代の特徴も反映するでしょうから、違いが出て当然といえば当然かもしれません。

コーチングですので、そんな違いを話すのはほどほどにして、「どうしたらこちらの言うことが響くだろうか?」、「どうしたら諦めずに、頑張ろうという気持ちになってもらえるような伝え方ができるのか?」ということを考えていくわけですが、そのときに、NLPの講座で聞いた話を思い出しました。人の動機付けには「避けるための動機付け」と「得るための動機付け」があります。つまり、「これをやらないとこんな悪いことがあるから、やろう」なのか、「これをやったらこんな良いことがあるから、やろう」なのか、です。

豊かな環境で、競争をさせない教育を受けた世代は、「避けるための動機付け」で動かされた経験が少ないため、「避けるための動機付け」ではあまり動かないのかもしれません。そう考えると、明るい将来が描きづらくなっている現代社会で、「やる気とガッツに溢れる若者が少ない」とか、「一度叱ったら、次の日から仕事に来なくなる若者が多い」と言われることも、ある意味、うなづけるところがあるな~と思いました。

真実は、実際に若い世代の方に直接お伺いしてみないとわかりません。もちろん、本質は、世代で括れるようなことではなく、個々の中にあります。明らかなのは、その人なりに動く理由がある、ということです。それを少しでも早く見出してあげられたらな~と思いますよね~。
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