昨日は、盛岡市中央公民館で、高校生さんをお相手に講座をしてきました。
中央公民館では、毎年、女性を対象としたボランティア関係のセミナーを開催しています。内容としては、3ヶ月くらいをかけて、実際にボランティアを企画から体験まで行ったり、ボランティアをする上で必要なスキルを学んだりするようなプログラムになっています。その中で、一昨年は、グループ・ディスカッションのファシリテーターに入らせていただき、昨年は、ボランティアに必要な会議の進め方を学ぶための講座を担当させていただきました。
今年のセミナーの特徴としては、「青少年ボランティアセミナー」と銘打って、特に高校生を中心にした青少年層にターゲットをしぼり、また、性別を問わずに参加を募ったことです。さらに、今回は青少年層を対象ということもあり、このボランティア体験が今後の人生の方向性を考えるきっかけになってくれればいい、という想いも込められています。そこで、私は、そのような人生の方向性に対する意識を高めてもらうことを目的としたプログラムの部分を担当させていただきました。
セミナーには、担当の方のご尽力により、定員を上回る45名の応募があり、半分近くは男子生徒さんのご参加もいただきました。さすがに、自分自身のことについて考えるということにはまだ慣れていないのか、前半の個人ワークでは、なかなかペンが進まない生徒さんが多かったですね。でも、途中にペアワークを入れて周りの人と話してもらうことにより、少しずつ言葉にすることに慣れてきたようです。そして、最後に、「将来やってみたいこと」という問いかけをしたのですが、全員がすらすらと書き始めたのを見たときは驚きました~。
若い方々の可能性は無限に広がっています。ほんの少し自分のことを深く考えるきっかけ、そして、外の人間と触れ合う機会があれば、それがどんどん引き出されます。これからも、そのような機会をたくさん提供したあげられたらな~と思いました。