昨日、コーチング勉強会が開かれました。
私の「コーチング基礎講座」を修了された方を対象にご案内をしていまして、コーチングの継続的な練習の場を作ることを目的としています。
「コーチング基礎講座」も去る7月に修了した期で第10期を数えます。今回は、その新しい第10期の修了生も何人か加わりまして、少し新鮮な雰囲気もありました。これまで参加してきた方にとっても、程よい緊張感が出て、よい刺激になったことと思います。
昨日は17名の参加で、かなり活気のある会になりましたね。まだ学んで間もない人は、余裕がないながらも、場数、事例を重ねることそのものが学びであり、さらに先達のアドバイスも加わるのでとてもお得~♪ コーチングとの関わりが深い人は、学び始めた頃の自分も思い出しながら、基本を確認する機会にもなり、さらに相応の深い気づきがあったようです。
終了後に、何人かの方と食事に行ったのですが、その際に、コーチングに関わって3~4年経つベテラン?の方に言われました。「自分が基礎講座を終わったばかりの頃と比べて、今日の新しい方々がとてもお上手なのでびっくりしました~。平野コーチの教え方も進化しているんですね~。」
やったね~。もちろん、受講者の方の向学心と向上心の賜物ということなのですが、そんなふうに言われるのもとても嬉しいですね~。そりゃあ、私も成長しないといけませんもんね~。
そんなこんな、私自身の成長と前進も確認できて、とても心地のよい時間を過ごさせていただきました~。
先週から、ビジョナリー・コーチング講座がスタートしました。
この講座は、グループコーチングの講座です。
コーチングについてあまりご存知ではない方にとって、「コーチングを受ける」ということと「コーチング講座(研修、セミナー)を受ける」ということの違いは混乱を招きやすく、2つを混同される場合があります。「コーチング」とは、そのご本人がなりたい姿になるため、行きたい方向に行くために、コーチがサポートをする、というものです。この場合、コーチングのコミュニケーションスキルを使うのはコーチであって、極端な話をすると、ご本人はコーチングスキルについては全く知らなくても大丈夫です。
一方で、「コーチング講座(研修、セミナー)」というと、コーチが使っているコミュニケーションスキルを教える、という内容のものが一般的です。この場合、教える人は「講師」「トレーナー」ということになるわけです。実際、世の中、コーチングを実際に行ったことがない人が知識だけを習得して講師をしている場合さえあります。ただ・・・、いろいろな考え方や状況があり致し方ない場合もあるでしょうが、私は「コーチ」が講師をしている「コーチング講座(研修、セミナー)」というスタンスを大事にしたいなと思っています。
と~~っても話がそれてしまったのですが、今回のグループコーチングの「ビジョナリー・コーチング講座」は、コーチングのコミュニケーションスキルを学ぶ講座ではなく、ご自身がなりたい姿、行きたい方向を考え、行動を変化させるための講座です。通常であれば1対1で行うコーチングを、1対複数で行う、という感じ。そんなことが可能なのか? それなりの工夫をしつつ、さらにグループダイナミクスの効果もプラスに取り入れながら・・・やってます。
すなわち、今回の講座では、「コーチ」である私が「コーチ」として進めるわけで・・・。「教える」のではなく「引き出す」。そして、「引き出す」ものは必ず受講者の中にあると、私は信じているわけで・・・。
なんとも言葉ではうまく表現しにくいのですが、とても楽しい講座です(笑)。
一昨日は、久しぶりに「筆記試験」を受けてきました。
何の?かというと、「TAインストラクター受講資格試験」。
・・・って余計にわかりませんね(笑)。
「TA」というのは「Transactional Analysis」の頭文字で、日本語ですと「交流分析」です。精神科医Eric Berneが創始した心理学の一理論で、「エゴグラム」と言った方が馴染みがいいでしょうか。でもって、そのインストラクターになるための講座があるのですが、それを受講するための資格を得る試験、ですね。
昨年、すでに交流分析士1級を取得していまして、この1級を持っていることがインストラクター講座を受講できる条件なのですが、さらに受講資格試験までするとは、随分ハードルをあげますね・・・。あ、別に批判しているわけではないです・・・。この歳になると、筆記試験を受ける機会なんて普通に暮らしていればあまりないわけで、大変だなぁ・・・という素朴な感想・・・。
てなわけで、今回の試験に受かったから直接何かの肩書きがもらえるわけではなく、インストラクター講座の受講がスタートすることになります。受かったら・・・ね(汗)。落ちたら、本講座の受講料と時間が浮いた~って思うことにします・・・。