最近、ワインにはまっていたりするのですが、これまた難しい・・・いえいえ、面白い~。
まあ、ただただ美味しく飲めればいいので、その範囲で十分楽しんでいます。十分に楽しんでいる前提で・・・あれこれと奥が深い部分があって、またまた私の基本OSである研究者気質をくすぐると言いますか・・・農学的にも、化学的にも、そして、心理学的にも興味深い飲み物ですね~。
先日、世界的ソムリエの田崎真也さんが盛岡で講演会をするというので、分不相応に行ってみちゃったりしたわけですが(笑)、これがまた難解で・・・。「まず色・・・明るめのルビー、ディスクが強めで粘性が高い」とかなんとか・・・。「次に香り・・・閉じてますが赤系のラズベリーと野いちごの香り、ほのかに動物的ななめし革の香り。」・・・なめし革~?「そして、味は酸がはっきりしていて、エレガントで繊細さがあり女性的・・・。」うむ~。酸味があるのはわかる・・・けど~~(汗)?
実際、そのような細かな違いを判別できるに至るにはかなりの経験がいるとして、私が興味を持ったのは・・・「言語」。ワインの名前は記録できます。エチケット(ワインのラベル)と、まあまあ色くらいまでなら写真に撮れます。しかしながら、香りと味は、ずばりそのものを残しておくことができません。香りを香りのまま、味を味のまま、その細かい違いまで覚えておける人がいたら、かなり嗅覚と味覚の優れた人です。人間の平均レベルだと、それを記憶にとどめておくために香りや味を表現するような「言語」のサポートが必要となります。さらに、自分がわかっておくだけのものでしたら自分にしかわからない「言語」でもいいわけですが、それを他人にわかってもらうとしたら、他人にもわかる表現をしなければなりません。
「五感」で感じたことを「言語」で表現する・・・。コーチングやカウンセリング、セラピーをするときに、そのような部分をリードしますが、言語化することによって感覚がクリアになり、逆に、五感を研ぎ澄ませることによって言語が精鋭化されることがあります。
そのようなことを重ねながら、結局、あまり難しいことは考えずにただただワインを楽しむ休日の夜でした~(笑)。
例年、1月~3月には高校生向けの就職ガイダンスのお仕事が入るのですが、次年度は入札の関係で入らないようなので、2つの公開講座を組むことにしました。自由な感じってば自由な感じですが。。。
1つは「交流分析入門講座」。この講座はすでに今年の5月に1度、開催していまして、5回連続講座にも関わらず満員のお申し込みをいただきました。せっかくお申し込みをいただいたのに、ご受講いただけなかった方もいらっしゃったので、できるだけ早く2回目をと思っていましたので都合がよかったです。
交流分析(Transactional Analysis)は、簡潔で理解しやすい特徴を持つ心理学の一つで、互いに反応しあっている人々の間で行われる交流を分析する自己分析法です。「いま、ここ」の自分の心の状態に気づき、思考・感情・行動を自発的に変化させることを通して周囲と親密な人間関係を築いていくことを目標としています。
この講座は、交流分析の初歩的な内容を扱う講座で、交流分析を全く知らない方でも気軽に学んでいただけます。今回は、前回の経験を活かして6回で組んでみました。
詳細は下記の通りです。講座のチラシはこちらのURLからダウンロードできます。
http://www15.plala.or.jp/coach-junko/130121P.pdf
興味のある方はぜひどうぞ~。
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交流分析入門講座
~わかりやすい心理学を学び、日常生活を豊かにしよう!~
【プログラムの内容】(6回連続コース) 各回とも19:00~21:00
第1回 2013年1月21日(月) 交流分析の概要と自我状態
第2回 2013年1月28日(月) エゴグラムによる自己分析
第3回 2013年2月4日(月) 対話分析
第4回 2013年2月18日(月) ストローク・人生態度
第5回 2013年2月25日(月) 心理ゲームと時間の構造化
第6回 2013年3月4日(月) 人生脚本
【会 場】 岩手県民情報交流センター(アイーナ) 8階811号室
【定 員】 24名 (お申込順)
【受講料】 1回につき4000円 (一括割引20000円)
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ピーマン。。。小さい頃は嫌いでしたが、気がついたら食べれるようになっていました。私は親から「嫌いなものでも残さず食べなさい!」という教育はあまり受けず・・・「大人になったら食べれるようになるよ」と言われて育ちました。ときには、「たとえピーマンが食べれなかったとしても、その中の栄養素を含む他の種類の野菜があるから大丈夫~。」みたいなことも言っていましたっけ。
三つ子の魂百までと言いますが、小さい頃に親から繰り返し言われたことってすごく刷り込まれていて、PCで言ったら基本OSみたいなもの。結果二の次でがむしゃらに頑張ることより、いかに軽やかに(ラクに・・・笑)結果を出すかを考える私の基本OSはここから来るのか?とピーマンを見ながら思ったりして・・・。あ、ちなみに、食べ物以外のところでわりかし厳しく育てられていまして、決して甘やかされてきたではありません・・・念のため(笑)。
それにしても、ピーマンて種を支えている筋?みたいな部分が3本のものと4本のものとありますね。私が知らないだけで2本とか5本とかもあるのかもしれないけど・・・。これって結構、根本的な部分に関わることじゃないの?って気がするんですけど・・・。三つ葉のクローバーの中の四つ葉は変異体だし、シンメトリーかアシンメトリーかって、かなり基本OSに近いのではないかと・・・。
だからどうってほどの話ではないのですが、ネットで少し検索したくらいではわからなかったので、なんだか気になる~~ってことで・・・。何が主題だかわからなくなってしまいましたけど~。こういうどうってことのないことに興味が湧いてしまうところも、私の基本OSですね〜。
だいぶ前~の話になってしまったのですが、小学校のときの恩師先生のご依頼で講演をさせていただくという、大変光栄な機会をいただきました。
恩師先生は小学校の3~4年生のときの担任の先生で、音楽の先生でした。先生の影響で、私は小学校4年生のときに吹奏楽(当時は器楽と言ってましたが・・・)をはじめ、クラスでも合唱やら合奏やらをやって自然と音楽に親しめる環境をいただきました。それがきっかけで、私は高校のときにも吹奏楽部に入部したわけで、人生において大きな影響を与えていただいたと言っても過言ではありません。
現在、私も人と関わる仕事をしていて、意識する、しないに寄らず、人の人生に影響を与えている可能性があります。もちろん、影響を与えているとするならば、できるだけ肯定的な影響を与えたいと思っているわけなのですが、実際のところどうなのか?というと確認のしようもないわけです。
自覚を持って身を引き締めて向き合っているつもりではありますが、率直に言うと、人の人生に影響を与えるというのは少し怖い部分もあります。ただ、私の場合は、影響を与える相手がある程度、大人といいますか、自分の人生に責任を持てるくらいの年齢の方が多いのですが、小学生となると、その後の人生にどういう変化として現れるのか想像を超えるものがあり、いやはや荷の重いお仕事だなと思ったりもします。
そのようなお仕事をされているだけでも頭が下がる思いですが、私の話にも熱心に耳を傾けてくださり、「順子さんの担任をしていた若い頃の気持ちを思い出させてもらいました」なんておっしゃる先生は、私にとって本当に尊敬する存在です。このようなご縁をいただけて、私はつくづく人に恵まれた人生ですね。
感謝。。。
講演の際にいただいた花束に百合の花が入っていたのですが、1週間以上も凛としていて、いただいたときは閉じていたつぼみがどんどん花開いていくし、強い生命力を感じますね。。。
青年会議所のOBの方からお葉書が届きました。60周年記念式典の設営に対して労いと感謝のお葉書。
そのお葉書の中で、会場で立振舞っている私の姿を見て「全身から火がでるくらいの雰囲気でみんなをリードしていた姿に心を打たれた」とありました。全身から火がでるくらいの雰囲気・・・。普段から比較的冷静で落ち着いているほうだと自分でも思っていますし、人からもそのように言われます。でも、先日は火のような雰囲気を放っていたなんて・・・意外・・。
私にとってはあまり得意とは言いがたい部分・・・熱さ?のようなものを全面に出すという・・・。これまで、不得意であることを、私らしくない、に置き換えていたのかもしれないとも思います。今回、日頃いただくことがない形容詞をいただき、驚きとともに、嬉しさも感じました。そして、そのような一面が自分の中にあると気づかせていただいて、とても力強い励ましになりました。
とにもかくにも、このようにサラリとお葉書をくださり、新たな気づきと今後のエネルギーを引出される先輩のあり方に感銘を受けるとともに、さらに深いリーダーシップを学ばせていただきました。
また投稿が開いてしまいまして、ご心配をお掛けしております・・・。
普段、仕事とは別に活動をしている青年会議所の60周年の記念誌の作成と記念式典の設営を担当していまして、この1ヶ月くらい、もちろん仕事はいつも通りしつつ、仕事以外のほとんどの時間をそちらに使っていました・・・。一昨日、その式典が滞りなく終わりまして、ようやく一息ついているところです。あまりに忙しくて体調を崩したりする中での準備作業だったので、終わってからこの2日間はひたすら休養してました。とにかく寝て、アロママッサージに行ったりして、ひとまず復活です(笑)。
しかしながら、今年は、春、夏、秋にかけて、プライベートも含め、3年分くらいのことが半年で一気に来たほどに、あまりにいろいろなことが起こりまして、時の流れを感じる間もなく駆け抜けた感じです。忙しい中でも自分と向き合いながら、心を痛めたり、あれこれ考えたりもしましたが、過去を振り返ると少し苦しく、かといって見えている未来がとても近い状態で、ひたすら今、今、今、の時を過ごしていたような気がします。
神様がくれた休日なのか、図らずも今週はほとんどお仕事が入っていません・・・奇跡に近い状況です(笑)。ようやく。。。「今」から解放されたこの2日。まあ、それでも生きられるのは「今」という時間だけなのですが・・・。明日から、少しは未来のことを考えるために「今」を使いたいと思います。
よ~し!
前回、久しぶりにブログを書いたら、いつもブログを読んでくださっている方から、「最近はブログの更新がされないので、まさか入院?とまで考えていましたが、良かったです~」なんてメールをいただいてしまいました。。。
ご心配をお掛けしてすみません。結構、元気です。。。ホントに。
そのようなメールをいただいて、よ~し、もっとたくさん書くぞ~とは思ったのですが、なかなかそのための時間が取れなくて・・・。変にお約束したりしなくてよかった。。。なんて思ったりもするのですが、気持ちはもっと頻繁に書こうと思っていますので・・・はい。
このお仕事って不思議だな~と思うことがって・・・。自分が「これを伝えたい!」と思って伝えたこと、ではないことが、意外と人の心に深く残っていたりするんですよね・・・。平野コーチがメールでこんなことを書いてきて、印象に残っています、とか、励まされました、とか・・・何年か経ってからそのことをお伝えいただいたりして・・・。でも、大変失礼ながらも、私自身はそんな細かい文言まで覚えていなかったりするわけで・・・。
研修のときにも、私の一言一句をまるで実況中継みたいにメモを取られている方もいらっしゃって、そのメモ力?ってのも素晴らしい能力をお持ちだと私のほうが唸ってしまうわけなのですが、「言葉」に責任を持たなければいけないな・・・と襟を正す心境になります。どんなお仕事でも言語を使うとは思いますが、ことさら大事にしないといけないな・・・と。
私にコーチングを教えてくれた先生が言っていました。
「どんな言葉を使うかが、その人の人生の質を決定する」と。
「質」か~~と。やっぱり「良質」でありたいよね~~と。
「言葉」にちょっと意識をおいてみたいなと、あらためて思っている今日この頃です。
一昨日、四十九日で父の納骨が終わりました。
ブログが滞っていたのはそのせいではありませんので、あしからず・・・。私はいたって元気なので、ご心配なく~。
納骨とはいっても、あまりピンとこない感じで・・・。というのも、父が亡くなったときから、なんて言うんですかね・・・すでに父の魂はここにはいない感じがしていて・・・。きっと何の迷いもなく浄土に行ったんだろうと思ったりとか・・・。なので、骨がお墓に入っても、父がお墓に入ったような感じはほとんどしないわけで・・・。
こんな仕事をしていると?なんだかスピリチュアルな雰囲気に見られますが、私はあまり霊感というものが強くないです。だから何も感じないだけ?う~ん。。。でも~~よくわからないのですが、そういう気がするということで・・・。なんの説得力もありませんが・・・(笑)
我が家の宗派は仏教の浄土真宗大谷派です。私はさほど信心深いわけではないので、これまた何の説得力もありませんが、浄土真宗では死んだらすぐに浄土に行けるらしいです~。他の宗派は、死んでから旅に出たりするそうで、死装束にも甲冑を付けたり杖を持たせたりするそうですが、そういうのも実はなくてもいいらしく・・・私としては、単純に楽で良かったな~と思ったりするわけで・・・。
そんなことからも、父はもう浄土に行ってのんびりしているだろうと思うわけです。
いずれ、納骨が終わり、物理的にも気分的にも、いささか落ち着いた感じです。
父は、使わなくなったものをいつまでも取っておく人ではないので、基本的に物が少なく、遺品の整理はそれほど大変ではないかな・・・と思っているところ。でも、あれこれとこだわりが強い人だけに、筆記具とか鞄とか、持っているものはわりと立派なものが多い・・・。
特に時計は、あまり詳しくない私でも、あ・・・これは決して安物ではないな・・・とわかる代物で・・・。処分するにはあまりにもったいないので、私が形見としてもらうことに~。お父さん、立派な時計をありがとう~~!ということで。で、時計屋さんに持っていって、電池交換やら鎖の長さ調節やらしてもらって、店員さんに「随分、大事にお使いだったようですね・・・」などと言われて、少しじんわり来たりとか・・・(微笑)。
これらを見るにつけ、あ~~奮発して買ったMONTBLANCの万年筆を父に見せれなかったのが悔やまれる・・・。見せるタイミングがあったのに、なんか躊躇しちゃったんだよね~。良い物を使うことを否定するような父じゃないのにね~。分不相応だと思われそうな気がしたんだっけかね~。
まあ、とは言え・・・父に対して、今になってあ~すればよかった、こ~すればよかったと思うのが万年筆のことくらいなわけで・・・。「孝行したい時分には親はなし」という言葉もあるけれど、そういう意味では、私たちは充分な時を過ごしたと言えるのかもしれない。