10月も残り1日か〜。11月の15本の研修のテキストをせっせと作成する日々が続いています・・・。
そんな合間を縫って、今日は就職採用試験の個別トレーニング。
採用面接の個別指導はときどき頼まれることがありまして、面接時のマナーや立ち居振る舞いをチェックしたり、模擬面接をして、お話の仕方や自己PRなどの内容についてアドバイスをしたりします。もちろん、アドバイス程度で別人のようになっちゃうわけではなく・・・というか別人になられても困りますが(笑)、できるだけその人の本来の姿や良さが伝わるようなポイントや話の構成を見いだしてあげる、みたいな感じですかね。
いつもだとそのような面接トレーニングが多いわけですが、今日はちょっとイレギュラー。というのも、就職採用試験におけるグループディスカッションのトレーニングのご依頼でした。これまでも講座の形式では実施していますが、グループディスカッションの「個別」トレーニングってなかなか難しい・・・。というか、「グループ」ディスカッションなので、私と1対1ではトレーニングとしてはあきらかに不十分です。なので、知り合いのキャリアコンサルタントの方に助っ人を頼み、受験者のサクラになっていただいて模擬ディスカッションをしてみました。
それにしても、最近は採用試験の手法も様々。短時間の面接だけでは判断しにくいので、受験者同士でディスカッションをしている様子を観察したり、事前にテーマを与えてプレゼンテーションをしてもらったり、面接と職場見学をセットにしてその時の様子を見たり・・・などなど。経営者の方からお話をお伺いしていると、選ぶ側の方もいろいろ苦労している感じがします。
就職の試験はゴールではなく、スタート。採用されれば、その後、何年、何十年と働くことになる会社の人と、初めて関わる場面です。それゆえに、受験者としては本来のその人自身が十分に伝わり、企業側としては自社に合った人材を見いだせるような、そんな採用試験であってほしいなと。
これまでの概念に捉われない就職採用試験のアプローチを模索している今日この頃です。