昨日は、盛岡市仙北町のサンライフ盛岡で、「日常会話に活かすコーチング講座」を行いました。2回コースの1回目です。コーチングの考え方やコミュニケーションスキルをお伝えして、日常のコミュニケーションをよりよいものにするために役立てていただく、という趣旨で企画したものです。
講座が始まる前、参加者の方がお集まりの教室に最初に入ったときの私の印象は・・・ん・・硬い・・緊張感が漂っている・・・。 ・・・と思ってしまったのがいけなかったのです・・・。なんとか雰囲気を和らげようと必死になっている私がいました・・・。 ところがです、参加者のアンケートで、「先生の表情が硬かったですよ~。」と書いてくださった方がいらっしゃいました。 なんと!そうか・・・原因はわたしか・・・。あ~~たしかに、言われてみればそうだったんだろうと思います。
―状況は全て自らが作り出している
まさにそれを実感した講座でした。
出だしの表情は硬くなってしまいましたが、講座の内容や進め方については、「会話の事例もあり、説明がわかりやすかった。」「ペアワークで実際にやってみることで理解が深まった。」との感想もいただき、胸をなでおろしています。
来週の2回目の講座では、私自身が講座を楽しみたいと思いま~す!
今日は、ファシリテーションの講座を担当してきました。以前も記事に書きましたが、
会議というかなり堅いイメージのテーマのうえに、内容は初めて学ばれる方には少し難しく感じられるのではないかと思っていました。それを少しでも緩和しようと、講義はポイントのみに絞り、ワークをなるべく多く入れるようにプログラムを考えました。
講座にお集まりの皆さんは、さすがボランティア活動をしたいという意欲を持った方々だけあって、とても積極的にご参加いただきました。その受講者の方の積極的な姿勢にも随分助けられ、いい雰囲気で講座を進めることができました。受講後のアンケートでも、「ワークで実際にやってみて勉強になった」、「会議を進めるうえで合意を得ることの大切さがわかった」などというコメントをいただき、少しほっとしているところです。しかし、まだ「難しかった」と感じられた方がいらっしゃったので、今後の課題にしていきたいと思っています。
さてさて、明日は、コーチングの講座です。
講座の風景
夏の高校生就職ガイダンスの報告会に参加してきました。高校生就職ガイダンスは、厚生労働省の主催で、(株)インテリジェンスがその委託を受け企画・運営をしているものです。夏休み期間には3年生を対象、冬休み期間には2年生を対象として実施されています。この夏は、昨年よりも参加者が大幅に増え、その内容も好評だったとのことです。私は、青森、岩手などを中心に、11箇所を担当させていただきましたが、微力ながら、関わったものの一人として、大変嬉しく思っています。
ガイダンスは、全国各地津々浦々で開催され、開催数は200回を超えます。そのため、担当する講師の数もかなり多いです。ガイダンスの講師の先生方は、本当に皆さん個性的です。
―熱血教師のように、熱く生徒を引っ張っていかれる方
―生徒の目線まで降りて、陽気で和やかに進められる方
―ご自分の経験とデータに基づき、緻密で説得力のあるお話をされる方
でも、講師の先生方に共通しているのは、「生徒の皆さんに自分に合った進路選択をしてほしい!そして、なるべく早く望む就職をしてほしい!」という強い想いがあることです。ガイダンスでご一緒する講師の先生、皆さんから、それをひしひしと感じます。
コーチングのセミナーでもお話しするのですが、私は、人が人を動かすのは「やり方」ではなく「あり方」だと思っています。究極のところ、「想い」が人を動かすのだと思います。そのような想いを持った先生方と一緒にお仕事ができることを幸せに感じつつ、自分も頑張らねばと身を引き締めて帰ってきました。
北海道日本ハムファイターズ、優勝しましたね~。とうとうやりましたね~。北海道の皆さん、ファイターズファンの皆さん、おめでとうございます!
テレビで試合前の様子を見ていたら、ファイターズの選手の皆さんは、自己肯定感の塊のようになっているのを感じました。ひょっとすると、このまま4連勝するかもな・・・なんて思ったりもしたのですが、先取点を取られ、さすがにそう簡単にはいかないか・・・と思いながら、私はコーチングに出掛けました。ところが、ところが、帰ってきてみると、優勝しているではありませんか!!「やったらやれる!」その気持ちの強さはそう簡単に止められるものではないんですね~。
最近、コーチングを通して感じるのですが、自己肯定感に加えて、成功のイメージや理想の将来像がどのくらい鮮明に描けるか、というのが、自己実現の重要なポイントになるように思います。男泣きしている新庄選手を見て、「これからは北海道だ!」と言った3年前の新庄選手の台詞を思い出しました。「ホームランを打つ!」と言ってホームランを打ち、「MVPをとる!」と言ってMVPをとる、そのような新庄選手の「宣言実行」は何度か話題になったことがありますね。新庄選手には、この優勝の瞬間が鮮やかにイメージされていたのかもしれません。
何はともあれ、北海道日本ハムファイターズ 優勝おめでとうございます!
(自己肯定感:9月26日の記事をご参照ください)
気がつけば、来週から11月ですね。今年が終盤に差し掛かることをなんとなく意識しはじめる頃です。第4コーナーを回って、ゴールテープがチラッと目に入った感じでしょうか。
この時期になると、私はとても楽しみにしていることがあります。
それは・・・来年のスケジュール帳とカレンダーを探すこと。
あの文房具屋さんのあれがよかったとか、こっちの雑貨屋さんのこれもよかったとか、あちらこちらを見て回ります。そのように楽しく迷いながらも、早く買わないと売切れたりしないかと心配したりもして、気分的にもわりと忙しかったりもします・・・。しかも、必ずしも気に入ったものが見つかるとは限りません。昨年は、かなり迷って今年のスケジュール帳を選んだのですが、使ってみるとあまり手に馴染まず、途中で別なものに換えてしまいました。
先日、「さ~て、そろそろ来年のスケジュール帳を探そうかな~。」と、下見気分で市内の文房具屋さんを覗いてみたところ・・・ なんと、なんと! とってもピン!とくるスケジュール帳に出逢いました~。即決!即買!! 直感、インスピレーションとでもいいましょうか~。 こういうこともあるんですね~。
こんな些細なことなのですが、来年がとても素晴らしい年になるような気がしている私がいます。
日本キャリア開発協会主催の「ニート・フリーター支援実践力養成講座」の第2回目を受講してきました。今回は、主にニートを対象にしたカウンセリングについて学び、多くの事例に基づいたカウンセリングの実践トレーニングをしました。
実際にニート支援をしていらっしゃる講師の先生から、現場での対応の仕方についてお伺いしたのですが、「結論から言うと、“答えなどない” というのが本当のところです。」とおっしゃっていました。それなりのセオリーやコツというのはもちろんあるものの、やはり現場においては1対1。相手の方にとって何がよいかは、その方にしかわかりません。もしかしたら、その方ご自身にもわからないことかもしれません。目の前の方と真摯に向き合い、その方に合わせた対応をするしかないということがよくわかりました。
「10人のクライアントがいたら、その10人全ての力になれるとは思わないでください。もちろん、その全ての方に精一杯向き合いますが、私は、その中の一人でも二人でも、よい方向に動いてくれたらいいと思ってやっています。家にこもっていたニートの方が、少しでも外に目を向けてくれれば、それだけでもよかったと思っています。」
最後に、カウンセラーの先生からいただいたお言葉です。
人の力になれるということは、とても素晴らしいことであり、大きな喜びにもなります。逆に、それができないと、時として自分を責め、無力感にかられることがあります。でも、人を変えられると思うのは、ただのエゴなのかもしれないと思いました。
力んでいた肩の力を少し抜いて帰ってくることができました。
11月の初めに「日常会話に活かすコーチング講座」というタイトルでセミナーをします。コミュニケーションは人間関係の土台です。コーチングのスキルを日常のコミュニケーションにも取り入れることで、参加者の方によりよい人間関係を築いていただきたい、という思いで企画しました。
この講座において、一番お伝えしたいことはなんだろう?とずっと考えていました。つまり、コミュニケーションにおいて一番大切なことは何か?ということですが・・・。
私は、“相手の価値観を認めること” ではなかろうかと思います。
相手の価値観を認めることと、相手の価値観に合わせることとは違います。たとえ、自分と相手の価値観が違っていても、相手の価値観を否定せず、その違いを受け入れる、そこから本当の信頼関係が生まれるように思います。
今度のセミナーは、参加者の方にそれが少しでも伝わるような内容にしたいです。
今日の盛岡は、雲ひとつない、とても良いお天気でしたね~。
ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、私のコーチング用のウェブサイトには、岩手山の写真を載せています。しかしながら、まだ冬になっていないのに雪山の写真・・・。あちらこちらから、「あの写真はいつ撮ったの・・・?」「なんか季節が違くない・・・?」などというコメントを頂戴していました。そして、つい2日前にも、コーチングを一緒に学んだ同志の方から、「あの写真は季節に合わせて変えてみたらどう~?」という温かいご提案をいただきました。
ウェブサイト開設当時には、すぐに夏山の写真に差し替えるつもりでいたのですが、今度晴れたら・・・今度晴れたら・・・と思っているうちに、先日の初冠雪のニュース・・・。がっくり・・・。コーチがやるべきことを先延ばしにしてはいけません、というお空の神様からのメッセージのような気がしました。
ところが、今シーズンは諦めていたにもかかわらず、今日のこの快晴!岩手山をみたら、先日の雪がなくなっているではありませんか!! これを逃してはなるものかと、頑張って撮ってきました~。やったぞ~。
このチャンスをくれたお空の神様と、私の意識をそこに向けてくださった同志の方に感謝です!
本日の岩手山!
2週間後のファシリテーション講座の準備に取り掛かっています。盛岡市中央公民館主催で女性ボランティアを養成するための10回シリーズの講座が開催されているのですが、私が講師を担当する講座はその4回目です。ファシリテーションと簡単に言ってしまいましたが、ボランティアの方が活動するにあたっては様々な会議や話し合いが必要になるので、その上手な進め方を学ぶための講座です。
近年、ファシリテーションは、ビジネスの上では必要不可欠なものとされ、その理論やスキルはかなりしっかりと確立されています。しかしながら、2時間でその全てを伝えるのは不可能といえます。そして、ファシリテーションは実学です。コーチングもそうですが、頭でわかっていても、実際にできなければあまり意味がありません。
プログラムをいろいろとシミュレーションしながら試行錯誤している中で、以前にも書きました「昔遊び手作り教室」の協議会の方のお言葉をふと思い出しました・・・。受講者の方になるべくたくさん体験していただきながら、楽しく学んでいただくのが一番いい方法なのかもしれません。
さてさて、講座までまだ時間があります。もう少し試行錯誤してみます・・・。
昨日は、岩手県公会堂で行われた「ピアニカ」のコンサートに行ってきました。コンサートの話を最初に聞いたときの我が家での会話―
「ピアニカ・・・って何だっけ・・・?」
「ほら~、小学校のときに音楽の時間に使った楽器・・・。」
「あ~~鍵盤ハーモニカね~。“ケンハモ”って呼んでた~。」
「・・・。 でも、ジャズピアニストとギタリストの競演って書いてある・・・。」
「・・・。 う~む・・・。一体どんなコンサートなんだ・・・?」
ところがところが、素晴らしい!!ジャズピアノに見劣りのしない表現力!まるでサックスやチェロのような存在感を出し、「ピアニカ」ってこんなにすごい楽器なんだと感動しました~。演奏した松田昌さんも、「ピアニカ」という楽器の可能性の広がりを何度も口にされていました。松田さんの演奏家としての力量が、その可能性を引き出しているのも感じました。
松田さんが「ピアニカ」の可能性を信じ、こんなこともできるんじゃないか、あんなこともできるんじゃないか、といろいろなチャレンジをしたからこそ、あのような素晴らしい音楽が生まれたのではないでしょうか。もし、松田さんが、「ピアニカ」でできることはここまで、とその限界を決めてしまっていたら、きっとそれは生まれていなかったでしょう。松田さんは、「ピアニカ」の演奏家として、そして、「ピアニカ」のコーチとして、その可能性を追求されたように感じました。
自分が自分の可能性の限界を決めてしまったら、そこまでです。可能性を信じてやってみたら、できることは本当に無限にあるのではないかと思いました。クライアントの方の無限の可能性を信じ続けるコーチでありたい・・・ピアニカの音色が、また私に勇気をくれました。