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《コーチング・ブログ》--------岩手県盛岡市在住のパーソナル・コーチ 平野順子が、コーチングやセミナーの活動を通して、心に触れたこと、目に留まったものを、徒然、気ままにお伝えします~。
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今日、デパートで買い物をした後のことです。駐車場を利用していた私は、できれば駐車券がほしいと思っていました。レシートの額は2013円。たしか、2000円以上で駐車券がもらえたはず・・・そう思って、サービスカウンターに並びました。順番が来て、レシートと駐車券を出すと・・・
「お客様~、た~い~へん細かいことを申し上げるようなのですが・・・、駐車券の発行は、税別で2000円以上からになっておりまして、税込み額ですと、2100円以上からになっております。」
「・・・。」

やっぱりそうか・・・。実は、薄々気づいていました・・・2000円以上というのは、税別ではないかと・・・。でも、もしかしたら大丈夫かも・・・という思いと、意地悪いようですが、このようなギリギリの額で、店員さんがどのような対応をするのかを見てみたいという好奇心もありました。もし、「2000円とは税別額です」と言われたら、「おまけして~」と食い下がるか、「細かいね~」といやみの一つでも言ってみようかな~なんて・・・。

相手の対応に対して、自分の心がどのように反応するのかを観察していた私です、が・・・不思議と反発心は起きませんでした。
「お客様~、た~い~へん細かいことを申し上げるようなのですが・・・」
この前置きと、店員の方の表情や話し方から、このような決まりごとがあって心苦しい・・という気持ちが伝わってきたのです。たぶん、断られる私より、そのような細かいことを言って断るほうが、よほど嫌な気持がしていたことと思います。少し申し訳なく感じました。

さて、私はというと・・・。
感謝と反省の気持ちで100円のパンを追加し、駐車券をもらって帰ってきました~。お得だったかどうかはわかりませんが・・・(笑)、気分的にはプラスです~。

今日は、講座の打ち合わせのために、NPO法人アイディングを訪ねてサンライフ盛岡に行ってきました。館内に入ってみると、なんとなくクリスマスっぽい雰囲気が漂っていて、イベントのポスターが・・・
「みんなでつくるイルミネーションツリー」

マリオス盛岡駅周辺イルミネーション実行委員会の主催で、盛岡駅の滝の前広場のツリーに飾り付けをしよう!というイベントです。運営をNPO法人アイディングがされています。かなり幅広い多くの団体の方々に飾り付けに使うリボンの制作にご協力をいただき、12月1日に盛岡駅前の滝の前広場で、そのリボンの飾りつけと、点灯式が予定されています。
詳しくはこちらをどうぞ~ → 
http://www.iding.org/irumi/index.html

昨日の午後は、サンライフのロビーでもリボンの制作が行われ、サンライフの利用者の方々が制作に参加してくださったそうです。テレビ局の取材が4局も入り、スタッフの方々は嬉しい悲鳴を上げていたとか・・・。

明日、22日(水)と、週末、25日(土)の午後にも、同様にサンライフのロビーでリボン制作が行われるそうです。お時間のある方は、立ち寄られてみてはいかがでしょう。
私も
参加してみようかな~。

昨日は、最低気温が氷点下になって、いよいよ冬が近づいているのを感じました。今朝、朝起きて、窓の外が雪ではなく雨なのを見て、少しほっとしている自分がいます。

この時期には、かなり重要な一仕事がありますね・・・そう、タイヤ交換です。「そろそろタイヤを交換しなくちゃ~。あ~面倒くさいな~。」と、大部分の方が思っているのではないでしょうか。斯くいう私もその一人です・・・。

そういえば、いつぞや、南の地方から盛岡に引っ越してこられた方に言われた言葉を思い出しました。
「こちらの地方では冬用のタイヤがあって、季節ごとに履き替えるんですね・・・。知りませんでした~。」
ノーマルタイヤで雪の上を走るつもりだったのか・・・恐ろしい・・・と思いながらも、自分の常識が他の人にとっての常識とは限らないのだと、かなり衝撃的だった印象があります。たしかに、積雪のない地方では、スタッドレスタイヤは必要のない代物です。

目に見える形で現れる常識の違いは、氷山の一角です。人の生きてきた背景、その中で培われた物事の見方、捉え方、考え方、そして定着している常識や習慣・・・本当に人それぞれなのだろうと思います。
―相手の見ている現実を見る
普段、心がけているつもりではいますが、言葉で言うほど簡単なことではないですね・・・。

昨日、札幌にいらっしゃる私のコーチとのセッションがありました。私は、コーチとしてクライアントの方のコーチングをしていますが、自分自身のために、クライアントとして先輩コーチにコーチングをしていただいています。セッションでは、前回からその日までの振り返りをしたり、これからしていきたいと思っていることを話したりします。時には、私にとってプラスになることであれば、コーチがご自分の経験や体験をお話になることもあります。

コ:「先日、高校で高校生の方に講演をしたのですが、順子さんのお話をしたんですよ~。」
私:「え!そうなんですか~。」
コ:「はい~。『私の知っている方で、大学で研究のお仕事をなさっていたんですが、自分はもっとこういうことをしたい、ということに気がつかれて、今は私と同じようなお仕事を活き活きとなさっている方がいるんです。高校生の段階で進路について考えることはもちろん大切ですが、働き始めてからわかることもあります。今、何かを選んだら一生変えられないということではありません。本当にやりたいことが他に見つかったら、いつでも変えられるんです。』というような話をしてきました~。」
私:「そうですか~。ありがとうございます!」

なぜかお礼を言っている私がいました・・・。その話を聞いて、私自身がとても勇気づけられたように感じたのです。コーチが、高校生のためにこんな話をした、という事実を伝えてくださったことが、私の励みになったのです。

自分のしてきたこと、生き方を肯定的に受け止めてもらえる、というのは、力強いエネルギーになります。
いつもながら、コーチに感謝です!

近く、名刺のデザインを新しくしようと思い、今日、その筋の友人に相談しました。
友:「後日、デザイナーに会うまでに、自分で考えているイメージをまとめておいて~。例えば・・・、かわいい感じとか、おしゃれな感じとか、すっきりとした感じとか・・・。参考になるような出版物を持ってきてもいいよ~。」
私:「うん、わかった~。考えておくね~。」
 
私は、デザイン力にはあまり自信がないのですが、もちろん、私自身が「これは自分らしい」と思う漠然としたイメージはあります。実は、このブログの雰囲気は、それに近いものがあります・・・。名刺となると、もう少しキリッとした感じも出したいところですが・・・。
 
それを考えながらふと思ったことがあります。私は、どうしてこのイメージを自分らしいと思うのかしら・・・? 私は、自分の特徴をどのように捉え、このデザインのどのような要素がそれを表現してくれているのか・・・? 普段、イメージというと、直感で決めることが多いですよね。しかし、直感も、言葉では表現できないだけで、研ぎ澄まされた感覚で何かを感じて判断しているのではないかと思います。
 
私の直感は、何を感じているのでしょう・・・? かなり難しい問いです。

つい先ごろ、Webページのデザインをマイナーチェンジしました~。
(こちらで~す→ http://www15.plala.or.jp/coach-junko/ )

私と親しい方々が、Webのデザインや内容について、ときどき辛口のコメントを寄せてくださいます。
「あのビルはどこのビル~?」
「ビルと岩手山の調和がいまいち・・・。」
「トップに写真が多すぎないかい?」 etc...
やはり、私自身が気になっているところは、きっちりとご指摘をいただきました~(笑)。

このようなご感想をいただけることは、本当にありがたいことです。いただいたコメントに感謝しつつも作業が延ばし延ばしになっていましたが、ようやく手直しができました~。
ほっと一息です・・・。

さらに、「季節に合わせて変えてみたら~。」というご意見もあったんですよね・・・。とりあえず・・・12月に入ったらクリスマスっぽくする!というのを目標にしようかと思います。しかしながら、はて?いったい何をもってしてクリスマスっぽいというのか?・・・は、これから考えます~(笑)。

コーチングの講座の2回目が無事に終了しました~。今回は、コミュニケーションのタイプごとに分かれたグループワークなども入れたので、前回より和やかな雰囲気で進めることができ、少しほっとしています・・・。アンケートでも、「質問の仕方一つで答え方が違うことを学んだ。」「タイプによってこんなに差が出るとは思わなかった。」「生活の中に活かしていきたい。」などといったコメントをいただき、少しでも受講者の方のお役に立てたようでよかったと思っています。

今回のタイプごとに分かれたワークでは、各タイプの特徴がよく出ていて、見ている私のほうが興味深かったですね~。コーチングでは、コミュニケーションや行動の特徴から人を大まかに4つのタイプに分け、それぞれのタイプに合わせたコミュニケーションのとり方を意識したりします。その分類の良し悪しはともかくとして、受講者の方には、人とはこんなにも多様なのかということは実感していただけたのではないかと思います。

今回の講座で私が最もお伝えしたかったことは、まず自分と相手は異なった価値観を持っている可能性があるというところに立ち、コミュニケーションをとっている相手の方の反応をよく観察して柔軟に対応してください、ということでした。今回お伝えした各タイプに対する接し方というのは、もちろん一般論でしかなく、結局のところは目の前の相手一人ひとりに合わせて対応しなければ、本当によいコミュニケーションにはなりません。ただ、相手のタイプはなんだろう?というように、相手の方に興味を持ってよく観察するためのきっかけにしていただければと思っています。

月末には、また新しい講座をスタートする予定です。さらに良い内容をご提供できるように、もうひと工夫してみようと思います~。

前回、前々回と、紅葉の話をしているのに、写真がないのが少し物足りない気がしていました。

D1000002.JPG

そこで、別件で出掛けたついでではありますが、撮ってきました~。
盛岡バスセンターの近くの街路樹です。
燃えるような赤、きれいですね~。

里の紅葉はピークを過ぎ、街は冬の気配を感じます。

そろそろ冬支度を始めます。

前回、私は、どうして落葉樹は色づくのだろうか?という疑問を持ち、そのメカニズムを調べました。でも、私が本当に知りたかったのは、メカニズムではなく、理由です。「どのようにして?」ではなく「なぜ?」、その意義ですね。日本語とは微妙です・・・。
 
さて、その答えとしては、落葉樹が葉を落とす過程において結果的に色づく、ということになりますか。では、なぜ葉を落とすのでしょう?
落葉樹は、春から夏に光合成をして、自らを成長させたり種子を作るための養分を貯蔵します。秋になり日差しが弱まり気温が下がると、葉緑体での光合成能力が落ちて植物全体を維持できなくなります。そして、乾燥する冬に葉をつけていると、葉裏の気孔から水分を奪われてしまい、木全体が死んでしまいます。そこで、生育に不利な時期には落葉して、休眠芽や冬芽の形で休眠するのだそうです。
つまり、冬は省エネ戦略ということでしょうか。生き抜くための優先順位を明確に持っているんですね~。
 
コーチングの戦略の中で、様々なものごとにおけるクライアントの方にとっての優先順位を明確にする、というのはとても重要なことです。人生の価値観、達成したい目標、そして、日々の行動にいたるまで、様々なレベルにおける優先順位が決まっていれば、自分で納得できる選択や決断をより早くすることができます。
 
―何が幹で、何が枝葉なのかを見極めること
もちろん、それは自分自身にとってもいえることなのですが、わかっていても、なかなかできていないなぁと思いました。
自然から学ぶことは本当に多いです・・・。
 

盛岡は、里の紅葉がピークを迎えていますね。市内では、赤はカエデやナナカマド、黄色はイチョウが多く見られます。昔から、どうして落葉樹は色づくのだろうかと、気になっていました。コーチたるもの、未完了をそのままにしてはいかん!・・・と、昔取った杵柄、研究者だった血が騒ぎ、ちょっと調べてみました~。

秋から冬にかけて気温の低下とともに、落葉樹は葉を落とすための準備として葉と枝の境に離層を形成します。これにより、葉と枝の間で水や養分の流れが妨げられ、今まで葉を緑色に見せていた葉緑体の中にある色素、クロロフィルが老化してアミノ酸に分解されます。イチョウなど葉が黄色くなるのは、緑色の葉緑素の分解により、もともと葉に含まれていた黄色のカロチノイドという色素が目立って現れてくるためだそうです。 また、離層の形成により、葉で生産された糖分が枝の方に移送されるのが妨げられ、葉の中に残ってしまいます。カエデ、ナナカマドなど葉が赤くなるものは、葉に貯まった糖分やアミノ酸からアントシアンという赤い色素が合成されるためだそうです。
 
赤くなる葉と黄色になる葉では、その中のメカニズムが若干違うんですね~。もともと潜在的にあったものが顕在化して表に現れたり、今まで持っていたものを材料に新しいものが生み出されたりしているわけです。

どんな人も、自分自身でさえまだ気づいていない様々な能力や、いろいろなことに応用できる可能性のある豊かな知識と経験を、その内側に持っています。人が成長したり、大きな変化をするときにも、内面的には色づく木々と同じようなことが起こっているのではないでしょうか。

クライアントの方の内側にある、まだ隠れていて見えない黄色の色素や赤になる可能性のある材料を見つけてあげられるようなコーチでありたい、そう思いました。

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