今日から2日間、東京でNLP(神経言語プログラミング)のセミナーを受講しています。
ゴールデンウィークにセミナーを開催するなんて、すごいな~と思っていたのですが、それを30人を越える方々が受講なさっているというのも、さらにすごいです・・・。たしかに、お勤めをされている方は、平日より休日の方が参加しやすいのかもしれませんね。そして、参加者の皆さんは、向学心にあふれるエネルギッシュな方々ばかりです。
私は、自分自身の学びのために、ときどき東京に研修やセミナーを受けに行きますが、盛岡から来ているというと、たいていはびっくりされます。でも、遠方から来ている人間がいることを知ると、「そのような人もいるならば自分も真剣に受けよう」と思われるのか、他の皆さんのモチベーションが上がり、クラス全体の雰囲気が良くなるのを感じます。そのような意味で、私が少しでも貢献しているのならと嬉しく思ったりもします。
しかしながら、今回の講座は、遠方から来ている方々が非常に多いのにも驚かされます。盛岡の他に、長野、福井、名古屋、遠くは札幌・・・。当たり前のような顔をして座っていらっしゃって、本当に敬服します。講座は10時から19時までプログラムがびっちりで、遊びに出る余裕もないな~と思っていたのですが(笑)、そのような他の受講者の皆さんから刺激を受け、私も一生懸命学ぶぞ~という気持ちになっています。
さてさて、明日は開始がさらに早くて9時からですが、もう一日頑張ります~。
先週末、盛岡市行財政構造改革推進会議に出席してきました。
なんと!わたくし、今年度から3年間の任期で、盛岡市行財政構造改革推進会議の委員を務めることになりました。この会議は盛岡市の行財政構造改革の推進に関して、有識者から意見・提言を求めることを目的に設置されたものです。有識者というとなにやら偉そうですが、私の場合は公募委員ですので、一市民の代表として、特にも、若い世代や女性の代表のつもりでおります。
第1回目の会議に出席してみて、谷藤市長をはじめ、そうそうたるメンバーがずらりと並ぶ厳かな雰囲気に、とても緊張してしまいました。自分にとっては、社会というものをまた違った角度から見る、非常によい経験になると思いますが、その責任の重さと、自分の知識不足・経験不足を痛感して帰ってまいりました。
やはり、一市民として市政にも関心を持ち、より建設的にものごとを考えていけるようにしなければならないですね。そして、私も含め、盛岡市の住民がより豊かに、より元気に生活できるように、自分なりにできることをしていく必要があると感じました。せっかくそのような役割をいただきましたので、一市民の代表として何ができるかを考えていきたいと思います。
ちなみに、盛岡市役所のホームページに、市民が意見を寄せる「市民の提案箱」や「パブリックコメント」というページもあります。日ごろ、市政に何かお感じになっていることがある方は、ぜひご利用いただければと思います。
市役所のホームページはこちら↓です~。
http://www.city.morioka.iwate.jp/
本日で、3週に渡る「充実した毎日を過ごすためのコーチング講座」が終了しました。1回目、2回目は、わりと穏やかな(静かな?)雰囲気で、個人ワークもじっくり(黙々と?)取り組まれている方が多かったのですが、最終回の今日は、始まる前から、なにやら楽しげなムードでしたね。
昨日は、盛岡青年会議所で開催された、新渡戸稲造著書「武士道」の勉強会に参加してきました。盛岡先人記念館の館長さんをお迎えして、「武士道」の解説をしていただきました。
恥ずかしながら、「武士道」に触れるのは初めてだったのですが、あまりに奥深い内容に、大変感銘を受けました。原著は英文、訳本も時代が古く文語体で書かれているとのことで、一人で読み深めるのは大変だったに違いないのですが(笑)、このような機会があって本当によかったです。
さて、日本の道徳を説くその書について、館長さんに解説いただいたすべてが深く考えさせられる内容ばかりだったのですが、私が一番心に残ったのは、「名誉」について書かれた部分でした。当時の武士は、人格の尊厳と価値を自覚し、その名誉をとても大切にしたということです。名や面目を重んじ、それを汚すことを恥としたわけです。私は、武家に生まれると御家のために生きねばならず、まるで自分らしさを発揮できずに卑屈になってしまうのではと思っていました。でも、「武士道」に書かれてある考え方を紐解くと、人間は、生まれたときからすでに名誉を持っていて、それを汚さないように、それに恥じないように行動しなさい、という道徳です。つまり、これは、一人ひとりの存在に対する強い肯定であり、それが子供の頃から刷り込まれていくわけです。
自己肯定感が育たず簡単に自ら命を絶ってしまう現代の子供たち。自己肯定感をすり減らして生きている現代の大人たち。どんなに頑張って、どんなに形に残る成果を出しても、心の空虚さを訴える人が多いです。でも、「自由」というのは、「あなたはこの世の中にいてもいなくてもいいですよ」という意味では決してないんですよね。
そのようなことまで派生して考えることができた、とても有意義な勉強会でした。
昨日は、岩手大学で人文社会科学部の1年生の学生さんを対象にしたコミュニケーションの講座を無事に終えてきました。大学生と接するのは、2年ぶりです! 2年前まで大学教員をしたいたわけですが、久しぶりだったので、最初は少し緊張してしまいました・・・(笑)。
社会人に対して話すような内容を扱って理解してくれるのだろうか、興味を持って聴いてくれるのだろうか、そんなことを考えたりしていましたが・・・全然心配ご無用~!心理学系の学科の学生さんだったこともあり、皆さん、こちらに真剣な眼差しを向けて興味を持って聴いてくださり、コミュニケーションのワークにも主体性を持って楽しそうに参加してくださいました。
ある意味、学生さんはピュアです。興味があることは聴くけど、興味が沸かないと、「つまんないな~」という気持ちをわかりやすく表現してくれます(笑)。そのぶん、自ら興味をもって自発的に動くときのエネルギーがとても大きいのだろうなと感じました。
そして、今日は、サンライフ盛岡での「充実した毎日を過ごすためのコーチング講座」の2回目、ご自身の人生のビジョンを描き目標を設定する内容を扱いました。普段、「しなければならないこと」に追われがちな大人の皆さんにも、自分のビジョンに向かって進むときに内側から出るエネルギーを、いくらかでも感じていただけたみたいでよかったです。
わたしも、このような喜びをエネルギーにして、来週の3回目も実り多い講座にしたいです~。
明日は、いよいよ岩手大学での初講義です。
今回の内容は、円滑なコミュニケーションのポイントや、具体的なやり方のコツ、といったようなことを扱う予定です。1コマだけなので、おおむね概要的な感じになってしまうと思いますが、学生さんが、今まで何気なく行っていた人とのコミュニケーションについて、少しでも意識が向くようになればいいなと思っています。
コミュニケーションのポイントの中に、「相手をよく観察する」というのがあり、先日、学んだNLPの中でも扱われました。伝えたいことが伝わったのかどうか、具体的にはどのように伝わったのか、それにより相手は何を思ったのか、など、自分が取ったコミュニケーションにより引き起こした相手の変化をよく観察する、ということです。このことは、一方的ではなく、双方向の円滑なコミュニケーションをする上で、非常に重要なことだと思います。
―相手をよく観察する
今回、学生さんに最も伝えたい要素の一つです。
学生さんが楽しく参加しているか、内容をよく理解しているか、疲れが出てきていないか、など、私自身も学生さんの変化をよく観察しながら、講義を進めたいと思います~(笑)。