ロゴ
《コーチング・ブログ》--------岩手県盛岡市在住のパーソナル・コーチ 平野順子が、コーチングやセミナーの活動を通して、心に触れたこと、目に留まったものを、徒然、気ままにお伝えします~。
[120] [121] [122] [123] [124] [125] [126] [127] [128] [129] [130]

「ビジネスパーソンのためのコーチング講座」の第1回目が、無事に(?)終了しました。(前回の予告どおり、ご報告です!)

いや~~、昨晩は、2時間ずぅ~~っと、私がしゃべっていましたね~。今回の講座は、「ビジネスシーンで使えるコーチングの基本をトレーニングしよう!」という副題がついている通り、プログラムにはエクササイズを多く組み込んだトレーニング型の講座にする予定です。ただ、昨日は、7回連続コースの1回目のため、プログラムの都合上、どうしても座学っぽくなってしまうのはやむを得ないかな、と思っていました。

実際に、始まってみると、私にとってはあっという間・・・。もちろん、途中に細かいゲームやデモンストレーションは入れましたが、ほとんどの時間、私が話していました。たぶん、私がこれまで開催した講座の中で、私自身が話している時間の割合が最も多かったのではないかと思います。初めから予定していた内容だったとはいえ、参加者の皆さんが、途中で飽きてしまわないか、多少の危惧はありました。

ところがところが、皆さん、初めから終わりまで、熱心に聞いてくださいましたね~。食い入るような表情の方、うなづきながら聞いている方、せっせとメモを取っている方、ご様子は様々でしたが、それぞれが、自らの目的と意欲を持ってご参加されているんだということがよくわかりました。受講者アンケートでも、「思わず引き込まれてしまいました。」「楽しく受講させていただきました。」というようなコメントもいただき、ほっと胸をなでおろしています。

いつも思うことですが、熱心な受講者の皆さまに支えられている私です・・・。
2回目からは、予定通りワークをたくさん取り入れた体験型にしていこうと思います。3ヶ月に渡る長い講座ですが、受講者の方との触れ合いや、それぞれの変化を見守っていけることがとても楽しみです。

明日は、いよいよ、新講座「ビジネスパーソンのためのコーチング基礎講座」が始まります。
この講座は、月に2回の7回コース、3ヵ月半に渡る長丁場の講座です。コーチングのコミュニケーションスキルの概要を学ぶだけではなく、エクササイズを交えて体験していただきながら、いくらかでも職場や日常生活で使えるようになっていただくことを目標にしています。

私にとっては、チャレンジの部分もありましたが、以前にもご紹介しましたが、新生活情報誌「ぽらん」に記事が掲載されたこともあり、定員を超えるお申し込みをいただきました。それにより、8月末に土曜集中コースという形で追加開催が決まっています。驚きももちろんありますが、感謝の気持ちで一杯です。

今日まで、準備を重ねてきましたが、今回は長丁場なので、時間をたっぷりとって、かなり盛りだくさんのプログラムが組めると思っていました。ところがところが、いざ準備を始め見ると、お伝えしたいことが一杯・・・(笑)。なんと、時間が足りなりそうな気配・・・。ま、時間が足りなくなるのは、わりといつものことなのですがね・・・(苦笑)。

お伝えする内容を削りたくないので、効率よくお伝えする工夫をするつもりです。何よりも、熱心な受講者の方が、そんな私のパフォーマンスを引き出してくれそうな気がしています。

ではでは、講座の報告は次回・・・(笑)。

今日は、勤労青少年ホームでのコーチング講座の日でした。
私は、連続講座を行うときに、毎回必ず入れるメニューがあります。それは、ペアのお相手の方に、自分が前回から今日までを振り返って印象に残っていることなどをお話いただく、ペアワークです。今日も、早速、1週間の振り返りのペアワークから入りました。

そしたら・・・、どのペアも、とってもいい雰囲気で会話をしていらっしゃるではないですか~! 聴き役の方は適度に相づちを入れ、話し手のペースに合わせて、話し手が考えているときはじっくり待ち、ひと通り話し終わったら、心から自分が感じたことを伝える。どの話し手の方も、とてもリラックスして気持ち良さそうにお話していたのが印象的でした。

講座も4回目ともなると、皆さんかなり慣れてきた、ということもあるのかもしれません。でも、今回の講座は、スキルを学ぶための講座ではなく、ご自身の生き方について考えていただくセルフコーチング的な内容の講座です。コーチングのコミュニケーションスキルは、本当に触り程度にしかお伝えしていません。なのに、ペアワークでは、皆さん素晴らしい名コーチぶり!

自分の人生について深く考えると、自分の人生は他に二つとないものであることに気付きます。そのことで、他人の人生についても、かけがえのないものなのだと思うことができるのかもしれません。その気持ちが、相手のことを思って話を聴く、という姿勢に現れたのでしょうかね。

やはり、コーチングはスキルの前にあり方!
今日もまた、皆さんに教えられました~。

昨日は、盛岡青年会議所の事業の一環で、盛岡商業高校に行って、自分の仕事や職業観についてお話をしてきました。メンバーには、いろいろな職業の方がいますので、生徒さんにとっては、世の中の仕事について知るよい機会になったのではないかと思います。

私は、若者のキャリア形成のスタートは、世の中の仕事について知ることだと思っています。それは、自分が興味を惹く仕事に出会うことが、就職に対しての動機付けにつながると思うからです。そのような意味で、今回の事業の主旨は、本当に意義深いものであると感じています。

終えてみて、生徒さんは、予想以上に真剣なまなざしを向けていたという印象です。 あまりに真剣すぎて、私としては、なかなか教室内が打ち解けた雰囲気にならずに苦労した感じがあります~(笑)。でも、彼らにとっては、求人票の公開が半月後に迫り、真剣にならざるを得ない状況なのかもしれません。今回、私たちがお話をしたことが、就職に対するプレッシャーを少し感じている彼らにとって、いくらかでも励ましになればと思います。

私自身、若い人が、本当に自分がやりたいことを見つけ、活き活きと人生を送るためのお手伝いを、ライフワークにしていきたいと考えています。これからも、このような機会を増やしていけるような活動をしていきたいですね。

「私は、気持ちや思考を切り替えるとき、スイッチが思い浮かんで、そのスイッチを手で回すんです。」
「え!? そんな映像が浮かぶんですか~。」
「はい。今のスイッチは、新車のキーのところのスイッチと同じです。」
「へ~~、そんなに具体的に・・・。」

今日、お会いしたクライアントの方が、こんなことを話されていました。もっと説明しますと、以前は、職場のお部屋の電気のスイッチと同じものだったそうなのですが、最近、新車を購入してから、スイッチも変わったとのことです(笑)。とってもリアルですね~。

気持ちや思考を切り替える、というのは、言葉で言うほど簡単なことではないと思いますが、その方は、それを意図的にできる方です。もしかしたら、このスイッチが、そのタイミングや、し易さをサポートしているのかもしれません。

そのようなお話を伺ったので、私自身が気持ちを切り替えるときに、私の内側ではどのようなことが起こっているだろうか、と考えてみました。私の心の中のイメージでは、足元に漂っているドライアイスの煙が舞台袖に消えていくような感じで、新たな気持ちや思考に変わっていきます。あまりカッキリとした切り替わり方ではないですね・・・(笑)。

このような、心象映像や心象体験をお伺いすると、相手の方の中で何が起こっているのかをつかみ易くなりますよね。今日は、とっても面白く、興味深いお話をお伺いすることができました~。

突然ですが、今日は「gift(ギフト)」のお話をします。なぜだかわからないのですが、少し前にコーチングを習った先生から伺った話を、今日の昼間に突然思い出しました。きっと、そこには何か意味があるのでしょう。

「gift」には、よく知られる「贈り物」と言う意味のほかに、「(天賦の)才能」「適性」という意味があるのをご存知でしょうか。その話を始めて聞いたとき、「あなたの才能や適性は、天からの贈り物よ。」と言われているような気がしました。

今日の夜に担当した講座では、自分の「ミッション」について扱いました。「ミッション」なんて、慣れていない方にとっては、考えるのがかなり大変な内容です。そこで私は、「もし神様があなたに何か役割を与えているとしたら・・・、と考えてみてもいいかもしれませんね。」と助け舟を出しました。

そのとき、思いました。本当に内側から引き出されたその人のミッションなら、それを達成するための才能や適性も、必ずその人は授かっているはずだ、と。人は、自分の内側から沸きあがった夢に向かって進むとき、自分でも信じられないパワーを発揮します。このことは、私がコーチングに携わってから、クライアントの方に対して、そして自分自身に対しても、何度も感じてきたことです。

今日はそれを改めて思い返し、目の前の人の無限の可能性を信じる気持ち、スタートはやはりここだと強く思いました。
「gift」について思い出した意味はこれだったのかもしれませんね。
サンライフ盛岡で行っていた、3週間に渡る「充実した毎日を過ごすためのコーチング講座」が、昨日、終了しました。

今回の受講者の皆さんはとても快活な方が多く、ペアワークでは、盛り上がって時間を区切るのが大変なくらいでしたね~。最終回では、目標を具体的な行動に落とし込むところを扱いました。最後の段階における具体的な行動を引き出すペアワークでは、皆さん、聴き役にもなれてこられて、かなり有意義な会話が交わされていたようでした。なんと、拍手が起こるペアもありましたね~! きっと、大きな発見があったことと思います~。

受講者のアンケートでは、「新しい目標が明確になった。」、「再度、目標、目的が確認できました。」 と書かれている方が多かったのが印象的でした。また、「毎週木曜日が楽しみでした。」、「終わってしまうのが少し寂しいような気がします。」 といったメッセージもあり、思わず、じわっときてしまいましたね・・・。本当にありがとうございます~!さらに、終了後には、受講者同士の交流も始まったご様子で、そのような機会をご提供できたことも、私の喜びの一つです。

4月に行った同内容の講座に多くのお申し込みをいただいたことを光栄に感じながら、今回の追加開催の講座を進めさせていただきました。ひとまず、無事に終わってほっとしているとともに、改めて感謝の気持ちをかみしめています。

s-PICT3152.jpg
最終回は、開放的な間取りで・・・(笑)
昨晩は、中央通勤労青少年ホームでのコーチング講座を担当してきました。

前回の受講者からのアンケートに、「スピーチをする機会を作ってほしい」というご要望がありましたので、今回はグループワークを入れてみました。講座では、相手の自己肯定感を高めるために相手を承認することの大切さ、そして、そのメッセージの伝え方を扱ったのですが、その練習も兼ねたグループワークです。

最初は、メッセージの「伝え方」に意識がいって、どのように言葉を発したらいいのか戸惑っていた方もいらっしゃったようです。しかしながら、後半は、「伝え方」なんかはそっちのけで、心から相手の方を思ったお言葉を掛けていらっしゃいましたね~。そして、私が想定していたワークの3倍の時間を使うほど、皆さんが熱心にお話をされていました・・・(笑)。

私は、コーチングやコミュニケーションの講座で、受講者の方に必ずお伝えすることがあります。教科書的な「スキル」というのはもちろんあります。でも、「スキル」では人の心は動かないということ。そして、その人がどんな気持ちでその言葉を発しているかということが、相手には必ず伝わるということ。

今回の講座では、私が最も伝えたいことを、受講者の皆さんには体験を通して感じてもらえたように思いました。それは、ただ言葉で伝えられるより、何倍もインパクトが強く、ご自身のものになっていることと思います。
私にとっても、学びの多い体験をさせていただいた講座でした。
新しい講座の企画・立案中です~。
夏休み中に、高校生・大学生を中心にした就労前の若者向けに、自分のキャリアを考えてもらう講座を開こうかな~と思ってます。

現代の若者に、さらに必要だと思うのは、コミュニケーション力と自己肯定感の向上です。これは、高校生や大学生と接してみて、私が感じたことです。逆に言うと、それらがあれば、社会に出てからも、およそ困ることはないのではないかとすら思います。そして、本当に自分らしい充実した人生を送るため重要なのは、自分が心からやりたいことや興味が持てることを見つけることですね。

そのようなことについて、少しでも私が力になれればと思い、より効果的なプログラムになるように思案しているところです。日程や大まかな内容については、近日中に公開して、募集を開始できる予定です。
お楽しみに~。
今日、とても嫌な光景を見ました・・・。
クライアントさんとの約束前に、喫茶店でお茶を飲みながら、窓越しに外を見ていたときです。

喫茶店前の歩道でビラを配っている若い男性がいました。傍目に見ていても、あまり上手な配り方とはいえず、差し出したビラを誰も手にとってくれません・・・。私は、ちょっと切ない気持ちで見ていました。そこを3人組の女性が通り、男性は、その中のお一人に3人分のビラを手渡しました。私は、またダメかな~と思っていましたが、なんと、その方はビラを受け取ってくれました。「お!やったじゃん~。」と思って見ていた私。そしたら、その次の瞬間・・・。その女性は、配った男性の見ている目の前で、3人分のビラをグシャグシャと丸め、近くのゴミ箱にボン!・・・。私は、自分の心臓が“どっくん”となるのを感じました。

何のビラを配っていたかはわかりません。だから、女性の行為だけを非難することはできないのかもしれません。ただ、私が感じたのは、「無視」・「無関心」・「拒絶」・「否定」・・・このようなマイナスのコミュニケーションがもたらす不快さです・・・。とは言いつつも、我が身を振り返って、“グチャグチャ、ボン!”はしないにしても、配っている人間がまるでそこに居ないかのように素通りしたことはあったな・・・って思います。「私はこのビラは要りません。」ということを相手に伝えるために、もっともっと他の方法がありましたね・・・。

コミュニケーションの方法は無限にあります。その目的に応じて、私たちはそのやり方を選択することができます。いささか嫌な気分を味わいましたが、そんなことを再認識させてくれる体験でした。
Powered by ニンジャブログ
Copyright (c) コーチの徒然草 All Rights Reserved
/