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《コーチング・ブログ》--------岩手県盛岡市在住のパーソナル・コーチ 平野順子が、コーチングやセミナーの活動を通して、心に触れたこと、目に留まったものを、徒然、気ままにお伝えします~。
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今週は、小説家のようになっています・・・。
あ、別に本を書いているわけではありません。明日からの1週間に研修がたくさん入っていて、そのテキスト作りに追われています・・・。

さて、今日も朝からデスクに向かって、パソコンをカタカタ・・・そんな矢先に・・・。 “ガシャ~~ン!” 外から大きな音が・・・。慌ててベランダに出てみると、一台の車が縁石に突っ込んでいました・・・。あらら・・・。 それからしばらくの間、警察が来たり、保険屋さんらしき人が来たり、JAFが来たり、最後には、救急車まで・・・。自損事故だったようですが、さすがにドライバーさんも無傷ではなかったみたいですね。お大事になさってください。

そんな光景を遠めに見ながら、自分が初めて車をぶつけてしまったときの事を思い出しました。お恥ずかしいことに、それは納車の当日・・・。車を頼んでおいたところから、途中でスーパーに寄って悠長に買い物までして、自宅まであとわずか・・・。最後のコーナーを曲がったところで、事故は起こりました。内側にあった電柱を巻き込み、ドアが大破・・・。納車の当日に修理に出す羽目になりました~~(涙)。

今となっては懐かしい思い出です(笑)。コーチングのような実学は、その学びの過程をしばしば自動車の運転に例えられることがあります。運転の仕方を頭でわかっているだけでは運転はできません。そして、最初は意識して何とかこなしていた動作も、次第に無意識に体が動くようになってきます。その過程におけるどんな経験も学びであり、上手くいかなかったことも失敗ではなく、すべてがフィードバックです。

私の最初のフィードバックには、いささか出費が伴いましたが(笑)、気がつけば、いつの間にやら無意識的に運転ができるようになっているものだな~と思ったりします。それは、すなわち、やり続けていれば、無意識的に機能するコーチングができるようになる、ということにもなります。そんなときが来たら、どんなにか素晴らしいだろうと思うと、続けることの価値がまた高まる気がします。
昨日は、日帰りで仙台での研修を受けてきました。日本キャリア開発協会が主催する、キャリアカウンセラー向けの「コーチング・メンタリング」研修です。

私の場合、コーチングの研修はよく受講していますし、私自身が講師として講座を開催したりもしています。ですから、今回の研修の内容としては復習の部分が多かったのですが、コーチングとカウンセリング、そしてメンタリングの違いや、カウンセラーがコーチング的アプローチをする場合の注意点などが参考になりました。また、別の分野の方にコーチングを学んでいただく場合の、講座のアプローチの仕方、という観点からも勉強になりました。

さらに、今回の講座で興味深かったことがもう一つ。今回の研修の受講者の方は、普段カウンセリング的なお仕事をしている方が中心だったわけですが、やはり、講座全体の雰囲気がまろやかな感じがしました(笑)。話をすれば、皆さん友好的かつ受容的、笑顔で優しそうな雰囲気の方ばかりでした。そして、講座の内容で、DiSCという4つのコミュニケーションタイプについて扱ったのですが、なんと、参加者17人中15人が同一タイプ!これほど顕著に特徴が現れるとは・・・驚きました。

人それぞれ、適性といいますか、自分のタイプにマッチしたお仕事をされているものだな~と、不思議な部分に関心を持った研修でした。
夜に開催していたビジネスパーソンのためのコーチング講座も、いよいよ終盤に差し掛かってきました。

昨日行った第6回目は、課題解決型コーチングのロールプレイを中心にした内容でした。そうなると、私はセッションを黙って見ながら、終わった後に2,3コメントをする程度です。実質的に私が話している時間はかなり少なくなります。ですが、受講者の方の様子や感想を伺っていると、ただ私の話を聴いているときより、ずっとずっと学びや発見が多いんですよね~。

人の学びにおいて、体験することほど強力なものはない、ということなのかもしれません。一般化した知識でも、人の体験を参考にするのでもなく、自分自身が思い、考え、体感する。その瞬間にしかない、自分だけのオリジナルな体験です。逆に、例えばその体験を、講師の私が味わおうと思ってもできないことなのです。

もちろん、コーチングにおいては、行動を引き出すことがコーチの役割です。その重要性を改めて感じます。そして、さらに講座においても、教えることより、「まず、やってみよう!」 そんな気持ちになってもらえるようにするのが私の役割なんだな~と、そんなふうに思いました。

さて、明日は、土曜集中コースの開催です。ほぼ丸一日ロールプレイのワークです~。受講者の方それぞれに、どんなオリジナルな発見があるのか楽しみですね~。
突然ですが、本棚が歪みました・・・。春ころに購入した新しい本棚だったのに・・・。

購入当時から、最近の流れに沿って耐震対策をせねばと思い、本棚の前側を少し上げるパーツをはめていました。実は、はめたときも一抹の不安があったのです・・・。パーツをはめることで、かなり重い本棚の重量がそのパーツの部分だけにかかることになりますから・・・。するとやはり・・・半年の時間がたち、気がつけば、底面がゆがんできていました。当たり前ですが、点で支えるより、面で支えた方が強いに決まっていますよね。

そうそう、最近では、コーチの数も増えてきて、ただのコーチということではなく、自分の専門分野を持つことも大切になってきていますが、私のコーチングの先生から言われた言葉を思い出しました。「自分の専門分野は、1つではなく、3つ以上持つと強いですよ。点ではなく、面になりますから。」 たしかに、別々の分野の知識であっても、必ず何かしらの役に立つもので、それが個々の専門性に深みと広がりを与えてくれるのだろうと思います。

私の場合、若干、経歴が特殊なことが、幸いなるかな、「研究」「医療」「教育」・・・この辺の私の専門性を作っているように思います。
本棚と、本棚の中の本を見ながら、私のさらなる専門分野は・・・などと考えたりしていました。
本棚の方はというと、ひとまずパーツを外して、面で支えるようにしたので、安定するといいです・・・(笑)。
東京はかなり涼しく、これなら盛岡とほとんど変わらないな~などと言っていたのですが、盛岡に帰ってきてみれば、もっと涼しくなっていました~(笑)。気がつけば、もう9月ですから、盛岡では、秋の気配を感じてもおかしくないのかもしれません。

さて、NLPの講座から無事に戻ってきましたが、今回は、「タイムライン」というのが印象に残っていますね。人は、自分の内側に過去から未来に向かう記憶を時間軸とともに保存している、とのことです。だからこそ、「何年前のあの日にこんなことがあった」と思い出すことができるわけです。そして、タイムラインは直線とは限りません。人によって曲線であったり、折れ曲がったり、時には三次元的変化をする場合もあるそうです。

今回のワークでは、自分のタイムラインを知る(体感する)ところまでやってみました。潜在意識の力を借りて自分の過去を思い出したり、未来の想像をしたりしながら空間を移動して、その経路をたどります。私のタイムラインはというと・・・、おおむね直線的ではありますが、現在を中心に小さい切り替えしがありました。そして、自分で特徴的だな~と思ったのは、時間に対する移動距離が長いということです。私は、これまでの人生も、そしてこれからの人生も、様々なことが起こり、それを十分に味わいながら生きるということなのでしょうかね(笑)。

私の人生は、これからもまだ長~く続くんだ~と思うと、いろいろなことができそうで、少しワクワクしてきました。まず何をしようかな~なんて、あれこれ考えながら帰ってきた、新幹線の中でした。

今日は、NLPの講座を受講するため、東京に来ています。

夏の期間は講座がなかったので、久しぶりな感じがしますが、猛暑の東京に来なくてすんで助かった感じがします。それでも、9月に入ったとはいえ、東京はまだ暑いのだろうと覚悟をしてきたのですが、かなり涼しくてびっくりしてしまいました~。今日なんか、盛岡より涼しいくらいでした。それはそれで少し寂しいような気がしてしまうから、勝手なものです・・・(笑)。

NLPの講座も残すところあと1回で、終盤に差しかかってきました。プログラムもワークが多くなってきて、今日は、ひたすらロールプレイをやっていた感じがします(笑)。こうした講座を受講することのメリットは、講座の内容についての学びはもちろんのことですが、講座の中のロールプレイで、自分自身のテーマについて扱っていけることです。向学心にあふれる受講者の方の中には、すでにプロのコーチやセラピストの方もいらっしゃいます。そのような方にワークをしていただけるのは、大変貴重な機会ですし、結果として自分に大きな変化をもたらします。

さて、どんな変化をもたらしたか・・・それは内緒です(笑)。結果として現れたころにご報告しますね~。

先日、話し方の講座を受講してきました。
ひと通り、プレゼンのポイントや話し方のコツをお伺いした後、発声練習のワークを体験させていただきました。さらに、実際に、皆さんの前で自己紹介をさせていただき、その話し方について、先生からコメントをいただくことができました。

一応、セミナーの講師などもしているので、ある程度慣れていることもあり、基本的には合格点をいただきました(笑)。しかしながら、音量が小さいとのことで、もっとお腹から声を出すとよいというアドバイスをいただきました。それには、腹式呼吸や発声・滑舌のトレーニングが必要とのことです。

実は、私がコーチングを習った先生にも、更なる課題ということでフィードバックをもらったことがあります。「コーチとして、声の力が弱い」と。人に与える影響として、声の要素というのもかなり重要です。どんなに伝えたいことがあっても、それを伝える手段がなくては伝わりません。

そのようなことを思いだし、なかなかその課題が克服できないな~とあらためて振り返りました。やはり、声を使う仕事をするものとして、自分の感情の細かい部分まで伝えれる多様な声を使い分けたり、相手の心の奥に届くような力強い声を発したりしたいものです。
そんな決意を新たにした貴重な機会でした。
先週の土曜日は、「ビジネスパーソンのためのコーチング講座」の土曜集中コースの第1日目でした。

この講座は、6月末から夜の時間帯で行っている7回コースの内容を、土曜日に丸2日間をかけて集中的に行うものです。当初はお申し込みの人数が多かったことにより、急きょ追加で企画したものですが、お申し込みからスタートまで期間が開いたためか、直前にキャンセルが出て、いささか人数が少なくなってしまいました。しかしながら、少数精鋭!とでも言いましょうか、ご参加いただいた皆さんは、とても意欲に満ち溢れた方ばかりで、とても進めやすい講座になりました。いつもながら、私は受講者の方の意欲と積極性に助けていただいているな~と感じ、本当に受講者の方とのご縁に恵まれていて、ありがたい限りです。

今回の講座で印象深かったのは、何と言っても、承認のワークでしょうかね~。自分で考えた自己承認の内容を、ペアの方に言葉で伝えてもらうというものです。通常は、お互いに順番に伝え合い、わりとさくさくと終わるワークのはずなのですが・・・。なんと、今回の受講者の方は、その自己承認の内容について、より興味を持ってさらに質問をしたり、そこから出てきたお答えに対して感じたことを伝えたりと、心からの承認をなさっているではありませんか! これこそ、まさに本物の承認です! ワークなどではありませんでした。想定していたワークのお時間を相当オーバーしましたが(汗)、下手に私が話している時間を増やすより、とても有意義なお時間だったと思いました(笑)。

1日コースは、進めるほうも体力勝負のところがありますが、受講している方々にとっても、長丁場でお疲れだったことと思います。それでも、最後のご感想で、「1日が1時間くらいに感じました~。」と言っていただいたときには、私の疲れも吹っ飛んでしまいました~! 本当にありがとうございます。

さて、2回目は2週間後になりますが、次回も有意義なお時間を提供できるように、頑張りま~す。
昨日は、「コーチング基礎講座」の5回目を行いました。7回にわたるこの連続講座ですが、後半戦に入りました。

これまでは、傾聴や質問など、会話の中で用いるスキルを別々に学んでいただいていたわけですが、それらを併せて使いながら、会話全体を把握して流れをリードするところまで進んできました。今回は、コーチングの枠組みを学んでいただき、実際のコーチングセッションを想定したロールプレイも入ってきました。

講座が始まった当初は、相づちを打つのも、なんとなく硬くてぎこちないような感じがしていましたが、昨日のロールプレイにおいては、皆さん、とてもスムースな会話をされていて、感心しながら見ていました。特に、今回からは「オブザーバー」という役割を作り、ロールプレイの会話を客観的に観察していただいたのですが、いただいたアンケートのご感想を読むと、オブザーバーの立場からいろいろな発見があったようです。

私が、今回の講座で嬉しかったことは、何人かの方から、ご自身の日常生活に変化が現れたというお話をお伺いしたことです。強い意志を持って、高い意欲で学ばれている方々ですから、ご自身が気づいているかはともかくとして、その内側では大きな変化起こっていることと思います。思考が変わると振る舞いが変わる、そして、振る舞いが変わると、周りに与える影響が変わります。その結果として、周りの方々が変わっていったのだと思います。

「コーチング」は道具です。「コーチング」がすごいのではなく、今までの自分のやり方に捉われずに変化を受け入れ、それを実践している方々の意欲と意志が素晴らしいのだと思います。

講座は残すところあと2回ですが、最後まで意欲の高い皆さんの意志をサポートをしていきたいと思います。
今日は、高校生さんのキャリア・コーチングをしました。
お盆前に行ったキャリアデザインの講座のときにも思いましたが、私が関わる学生さんは、皆さん、驚くほど自分の将来について真剣に考えていて、心から感心します。私自身が高校生のときと比較したらあまりに違うので、私の方が恥ずかしくなるほどです。

たとえ真剣に考えていても、迷いが生じると行動が止まってしまう場合があります。それを見た大人は、ついつい何も考えていないから行動に現れないのだ、と思いがちです。しかし、その心の内側にはいろいろな葛藤があり、その答えを探している真っ最中であることもあります。

内側で精一杯葛藤してる、それはとても価値のあることだと、私は思います。自分の本当の声に気がつくチャンスです。自分がなぜ葛藤しているかを考えれば、自分にとって何が大切なのかを知ることができます。そして、自分にとって大切なものを自分の手で選び取ったときが、彼らが本当に自らの意志で行動し始めるときなのでしょう。

受験戦争の中、自分のことをよく考えもせずに学力重視で進路を決める学生が多いと嘆く声も聞かれますが、外からもたらされる人生の転機が、自分について深く考えるきっかけになることも多々あります。そんな外の変化に押しつぶされることなく自分と葛藤している学生さんを応援していきたいですね・・・。
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