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《コーチング・ブログ》--------岩手県盛岡市在住のパーソナル・コーチ 平野順子が、コーチングやセミナーの活動を通して、心に触れたこと、目に留まったものを、徒然、気ままにお伝えします~。
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今日は、岩手大学のコラボMIUで人材育成セミナーを行ってきました。

ご案内の記事のときも書きましたが、コラボMIUとは、岩手大学工学部構内にある盛岡市産学官連携研究センターの愛称です。岩手大学の知的財産と産学官連携ノウハウを活用して、大学の研究成果の企業への技術移転や、創業支援・企業誘致を推進するため、盛岡市が設置したものです。

私は岩手大学に在学中、硬式テニス部に所属していました。(今となっては、信じられない方も多いかもしれませんが・・・笑。でもホント~。) なんと、そのセンターの敷地、私がテニス部で活動していた当時、テニスコートがあった場所なんです。ちょうどセンターの駐車場になっているところにコートが4面あり、センターの建物のあたりは、休憩場所や自転車置き場になっていたように記憶しています。(現在の硬式テニス部のコートは、大学本部の方に移動しました。)

よく考えてみると、そんな思い出深い土地に立って、セミナーをしているなんて、とても感慨深いことです。もう10年ほど前のことになりますが、当時の私を思い起こすと、まさかこのような仕事しているなんて思いもよらないことです。今日のセミナーでもお話をしてきたのですが、これぞまさに、人間の可能性の大きさを実感する私自身のリアルな体験です。

セミナーの方はと言いますと、当日の飛び入り参加も多く、おかげさまで、椅子が足りなくなるほどでした。参加者は、多くは入居企業の方を想定していたのですが、大学職員や教員の方、大学生、そして、高校生の参加もあったとのこと。コーチングの認知層の幅も広がってきたことを感じることができました。

このような機会を与えていただき、ありがとうございました~。

「今回は自信があります」
今日、お会いしたクライアントの方が言った言葉です。この言葉を聞いた瞬間、私は、何の根拠もなく「あ、もう何の心配もいらないな。」と思いました。なぜなのか、このような状態になった方は、何らかの結果を手に入れます。言葉にある「今回」、たとえ上手くいかなかったとしても、それはあまり大きな問題にはならないと思います。そして、いずれご自身が望む結果を手に入れることでしょう。

自分の中になんとなく「自信」があったとき、人はそれを素直に言葉にできる場面ばかりではないでしょう。結果が伴わなかったときに批判や軽蔑されるのを恐れて、言葉にできないことも多いと思います。また、営利が絡むと、駆け引きという意味で、現実以上に自信があるように振る舞うこともあるかもしれません。

でも、コーチという存在はニュートラルです。評価をしたり、叱ったりはしません。ましてや、無理にコーチを喜ばせる必要もありません。純粋に、今、持っている自信をそのままの大きさで伝えられる。言葉にすることで、自分でもその自信の大きさを確認して、次のエネルギーに変えることができます。

そのような言葉を言っていただける幸せを感じながら、これからもありのままの言葉を言っていただけるようなコーチであり続けたいと思いました。

私事ですが、今日は、大学のときに所属していた研究室の教授先生の最終講義と、退官記念祝賀会に行ってきました。

知っている方もいらっしゃるかもしれませんが、大学の最終講義というのは、いわゆる「講義」というのとはちょっと違います。通常の講義の枠以外に、そのための時間を設け、在校生のみならず、その先生にお世話になった卒業生や教職員も集まります。そして、話の内容も知識的なものではなく、はっきり言うと、思い出話!生い立ちから、その大学に赴任するまでの過程、研究をしてきた中での苦労話とか、笑い話とか・・・(笑)。もちろん、研究してきた内容の集大成みたいな部分もあります。

今日は、その先生の最終講義に何人くらいいらしていたでしょうか・・・ざっと見て、軽く100人は越えていたと思います。これも、先生のご功績とご人徳があればこそのことでしょう。そして、人生の節目の年に、これほど大勢の人の前で自分の歩んだ人生を語れる、というのは、だれ彼ができることではありません。やはり最高学府の教授を務められたからこその名誉であろうと思いました。

先生のお話に耳を傾けながら、自分の学生時代のことを思い出していました。多分、今回、駆けつけた皆さん、それぞれの心の中に、いろいろな思い出が巡っていたに違いありません。各自が自分の過去を振り返る、そのような深いレベルでの一体感が、会場内に溢れていたように思いました。それも最終講義の価値の一つなのかもしれませんね。

退官される先生はもちろんのこと、他の先生方、同級生、先輩、後輩・・・懐かしい皆さんのお顔を拝見し、とても心温まるお時間をいただきました。
とても急なお知らせになってしまい恐縮なのですが、3月5日に岩手大学のコラボMIUで人材育成セミナーをすることになりました。

コラボMIUとは、盛岡市産学官連携研究センターの愛称で、岩手大学の知的財産と産学官連携ノウハウを活用して、大学の研究成果の企業への技術移転や、創業支援・企業誘致を推進するため、盛岡市が設置したものです。建物は岩手大学工学部構内にあります。

そのセンターに入っている入居企業、大学関係者や学生も含めて、幅広い方々を対象に、人材育成をテーマにしたセミナーを開催することになりました。今回は、コーチングを用いた人材育成の意義や、それを実践する際のポイントをご紹介する予定です。

コラボMIUのセミナーですが、人材育成に興味のある方ならどなたでもご参加いただけるようなので、ご希望の方は、どうぞ覗いてみてください~。

セミナーの詳細はこちら↓

http://www.ccrd.iwate-u.ac.jp/pc/event/080305.pdf#search='%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%9CMIU'

この土日は、NLPの講座を受講するために東京に行っていたのですが、強風の影響をもろに受けてしまいました。

上京した金曜日の夜は、そんなことになるとは露知らず、先輩講師の先生と新宿でお食事なぞしておりました。そして、講座1日目の土曜日のお昼はとっても暖かく、「先週、東京に来たときとは大違いだ~。」とルンルン過ごしていたのです。その日の帰りくらいからでしょうか、ぐっと気温が下がってきまして、そそくさとホテルに戻りました。そして、次の日の朝、外に出てみると、ビュービュー風がふいているではありませんか。埃が舞って、コンタクトにごみが入って大変でした・・・。

それでも、講座の2日目を終え、いつもどおりに東京駅に向かい、駅でお弁当はどれにしようかな~とうろうろしていたのですが・・・。「ん・・・なんだかいつもより構内の人が多いような・・・?」 そして、本日分の切符売り場には長蛇の列が出来ているではありませんか!「げ~!もしかして、なんか起きてるの?」
=強風のため東北新幹線に遅延や運休が出ています=
「うっそ~、今日中に帰れなかったりして~!」 

呆然としながら、いろいろ情報を探っていて、ふと気がついたのですが、明日は、国立大学の入試の二次試験の日ではありませんか~!人生で大きな試練の日に、さらにこんな試練を与えるとは、神様もなんと意地悪なことか・・・。人によってこの強風の影響を大きく受けた人もいることでしょう。その影響というのは、物理的なものだけではなく、心理的なものもあるかもしれません。誰のせいにするでもなく、自分の外側で起こったことは、起こったこととして、それに対して自分はどうするのか、と平常心でいられる若者がどれくらいいたのでしょうか。もしかしたら、そのようなところでも差がつくのかもしれないな~~などと思ったりします。

さてさて、そんなことを思いながら待合室にいたのですが、運よく?私が乗ることにしていた電車は45分遅れ程度で東京駅を出発して、ほぼ順調なスピードで盛岡まで帰ってきました。まずまず、今日中に帰ってこれてよかったです~。
ふあ~疲れた~。

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金曜の夜に撮った東京都庁とその隣の高層ビルです~。
昨年の6月から「コーチング基礎講座」を何度か開催させていただきましたが、その受講生の皆さんを集めて、年末年始にかけて、「コーチングスキルアップ講座」を開催しました。先月、その講座が終了した際に、誰からともなく、「講座が終わっても集まりたい」という声が上がり、宴を催すこととなりました。受講者の中のお二人が幹事を買って出てくださり、あっという間に日程調整が行われ、さくさくと場所も予約され・・・。皆さんの、その行動力とエネルギーに、圧倒されるくらいでしたね・・・(笑)。

そして、昨日、その宴が催されました~。さすが高い向学心でコーチングを学び続けている皆さんです!会話がすべて前向き!愚痴なんてなし!それぞれが自分の思いや信念、頑張っていることを語る、そして、周りはもちろん傾聴~(笑)。年齢も性別もさまざま、先生と生徒という関係もなく、みんながお互いを認め合っている空間。それぞれが自分より優れた何かを持っている、そのことに敬意を払い、協力したり、刺激を与え合う関係。

自分がその皆さんの出会いのきっかけを作ったことなどすっかり忘れ、メンバーの一人としてその場に居れる。講師として、あるいはコーチとして、こんなに幸せな空間があろうか・・・と思いました。まだ小さなコミュニティーですが、私が理想とする人との関わりがここにあります。私がこれからもやっていこうと思っていることは、これでいいんだ、と気持ちを強く持つことができました。

とにもかくにも、メンバーの皆さんとのご縁に、心から感謝です~。
次回は、桜の咲く時期にお会いしましょう~。
本日から、「コーチング基礎講座」が始まりました。2週間おき全8回コース、3ヶ月の長丁場です。定員いっぱい12名のご参加をいただいて、元気いっぱいスタートしました。

今日は初回なので、コーチングの概要をお話しました。コーチングとは何か?、そもそもコミュニケーションって?、そして、コーチングをする上で最も大切な人間観、そのような内容を扱いました。私が、コーチングをする上で最も大切だと思っていることが、ぎゅ~っと詰まった2時間です。

何度も話しているのに、毎回思うことがあります。コーチが目の前の人間の可能性を信じれなかったら、サポートをすることは出来ないでしょう。コーチングで大切なのは、人間の持つ可能性を信じるということ。そして、それは、コーチは自分自身の可能性を自分で信じれる、ということでもあります。コーチがその立ち居地に立っていれば、コミュニケーションスキルなんて多少使いこなせていなかったとしても大丈夫ではないか、とさえ思うのです。

おいおい・・・この講座はスキルを教える講座ではないのか~?という感じですが・・・。まあ、それはそれとして、受講者の皆さんに自分の可能性の広がりを感じていただくこと、そして、自分に大きなマル!を出して、これまでの枠組みを取っ払ってプラスに変化していただくこと、それを大事にして進めていきたいと思います。

3ヶ月、どうぞよろしくお願いします~。
昨日、盛岡に戻ってきました~。全国的に寒波が吹き荒れる中の出張で、まさか東京でこんな目に遭うとは・・・と思うくらいの寒さを経験しました・・・。ふるる・・・。

さて、気温の寒さとは裏腹に、東京しごとセンターでのセミナー最終日終了後、とても驚くべき方とのホットな再会がありました。それは、以前、私が東京で受講した講座で一緒に勉強した方です。以前というのは、約1年半ほど前ですかね・・・そうそう、今振り返ると、私がこのブログをスタートして程なくの頃です~。時折、メールのやり取りなどはしていたのですが、私が東京しごとセンターでお仕事をするという話を聴いて、なんと私に会いたいと立ち寄ってくださったのです!! お仕事の合間を縫っていらしていただき、もう~感謝、感激です~。

ほんの短い時間に近況を報告し合ったくらいでしたが、お互いに当時より前進していることを確認して、とても心温まる時間でした。同じ講座を受講した方が、そのとき学んだことを活かして頑張っているという話を聴くのは、と~っても嬉しいことです。そして、よ~し、私も頑張るぞ~という気持ちにさせていただきました。

おかげさまで、4日間の長丁場のセミナーも滞りなく無事に終了し、そして、そのセミナーの最後にこんなサプライズもあり、とても素晴らしい東京出張になりました~。
ありがとうございます~。
今週は、12日~15日までの4日間、東京しごとセンターで、「就活倶楽部」という就職活動の準備セミナーを担当しています。

東京しごとセンターは、東京都が設置した都民の雇用・就業を支援するための施設で、飯田橋にありますが、建物もとても立派です。岩手でこのような建物を作ると、「箱もの」で終わらないか心配になりますが、さすが東京!利用者が多く、充分に活用されている感じがします。私が担当したセミナーも、月に2回くらいのペースで同じプログラムが実施されているのですが、毎回、新規の受講生がしっかり集まっているので、やっぱり人口が違うんだな~と思います。

今回のセミナーは、20代~30代半ばくらいの方を対象にしたものです。内容は、就職活動の全体像を掴み、応募書類の書き方から採用面接の受け方まで、就職活動のポイントを押さえていただくためのものです。
セミナーでは、「自分の強みがよく分からない・・・。」「人前で話すのが苦手・・・。」という声がよく聞かれます。なので、自分の過去の経験から自分の強みを考えたり、それをグループ内で発表するプログラムを多く入れるようにしています。もちろん、人それぞれもっているものが違いますし、経てきた経験も違いますので、進み具合はそれぞれですが、3日目が終わり、「少し自分の強みが見えてきた気がする。」とか、「初日に比べると、発表するのに慣れてきた。」という感想が聞かれるようになりました。

何事も、スタートは「ゼロ」です。まず恐れずにやってみる。それにより、次はゼロではなくなります。何かしらの気づきや発見があり、それが糧になっているはずです。就職活動も、そんなふうに乗り越えていってもらえたらな~という気持ちで、明日の最終日まで務めたいと思います。
一昨日は、「盛岡のまちづくりと都市交通を考えるシンポジウム」に行ってきました。

このシンポジウムは、軌道交通に着目して、盛岡のまちづくりについて考えてみよう、というものです。有識者や市民の代表の方のパネルディスカッションに先立ち、富山市長の森雅志さんの基調講演がありました。富山市は、森市長さんの強力なリーダーシップのもと、日本で初めての本格的なLRTシステムを導入し、軌道交通を中心に公共交通体系を整備・充実することによって、車に依存しないコンパクトなまちづくりを目指していています。LRTとはライトレールトレインの略で、わかりやすく言うと、「路面電車」ですかね・・・。

富山市長のお話から感じたのは、「国家百年の計」とまではいかなくても、10年、20年先のビジョンを明確にお持ちだということです。今、現在、困っているから、それに対してこれをする、ということももちろん必要ですが、それにプラスして、先々にも十分なメリットが見込まれることを、非常に緻密に計算をされて決断をされていると感じました。

また、このシンポジウムに行って驚いたこと。それは、シンポジウムを聴きにいらした市民の数がとても多かったこと! 会場は盛岡劇場だったのですが、そのホールの1階があらかた一杯になっているように見えました。先日の行革推進会議で、盛岡市の主催のワークショップに参加者が少ない、ということが話題に上っていたのですが、来るところには来るんだな~という気がしました。

これだけの市民が足を運ぶ理由とは何だろう?と考えてみるに、「未来への希望」が感じられることではないかと思いました。未来のビジョンが魅力的なものであるかどうかは、人のモチベーションに大きく関わります。・・・と、私自身も他人事ではなく、自分に出来る分野において、より主体的に動いていければと思っています。

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森市長さんのご講演の様子です~。
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