一昨日に親知らずを抜きまして、静養に努めているこの週末。今回は図らずも・・・というか否応無しにって感じですが、たまには、頭も身体も休めるこういう期間があってもいいかなと思ったりしています。
今回、抜いた左下の親知らずは、最後に残った1本と言ってもいいかな。私の親知らず、上2本は大学生くらいのときに抜いています。右下は、たぶん高校生くらいのときに7番目の歯が虫歯になって抜いたところ、その奥の親知らずが首尾よく7番目の位置に生えてきて、今でもきれいに納まっています。問題の左下はというと・・・、最初から、というか、歯茎の奥にある時から、左の7番目の歯に向かって真横になっていて・・・。これが生えてきたらやばいよね、と話してはいたのですが、生えてきて不具合が起こるとか、その近辺が虫歯になったとか、何かがあったら抜きましょう、ということになっていました。
それから時が過ぎ・・・。私も、あんな歯茎の中にほぼ埋まっている横向きの歯を抜くのは大ごとだとわかっているだけに、虫歯になっちゃいかんとせっせと歯磨きしていたおかげもあり、抜くほどの事態が起こらずにきました。
ところが、ここにきて、昨年から続いている顎関節症。専門の先生に診ていただいたところ、原因はいろいろ複合的かつ複雑で明確ではないですが、この親知らずも、もしかしたら少し悪さをしているかもしれませんね・・・と。ひとまず、マウスピースなどを使って顎の症状が落ち着いたあたりに、早めに抜いちゃったほうがいいかもしれないですね・・・と。そろそろ覚悟を決める時がきましたか・・・。ずっと気にはなっていたし、年を取ると抜くのが大変になるというし、この辺が潮時か・・・。
完全に横向きの親知らず・・・
たしかに悪さしてそうだ・・・
というわけで、覚悟の抜歯。3〜4日は腫れるとのことだったので、あらかじめ5日間は全く仕事が入ってない日程を確保して、準備万端に臨む。抜歯の方針としては、まずは親知らずの頭の部分が見えるくらいに歯茎を切開(怖~)。そして、歯の頭と根元を分けるように切断して、頭部分をまず取る。その際に、たぶん骨と癒着していると思われるので、少し骨も削ることになるでしょう・・・と。そして、根元の部分を引っこ抜けるスペースを作った上で、根元部分を抜く。あとは、切開した歯茎を塗って、3針くらいとのことですが、それで終了。30分はかかるかな、とのこと。長いね・・・。
いざ、抜歯がスタートすると・・・、やっぱりね〜、大変でした〜。何より、私は顎関節症になっているくらいですから、人並みよりも顎が弱い。削ったり引っ張ったりするときに、顎に力がかかるのに、長時間耐えられない。なので、先生も「はい、一度楽にしていいですよ~」って、休み休みの作業。あと、歯と骨の配置的に、麻酔が到達しない部分があるらしく、作業を進行しつつ、奥へ奥へ麻酔を追加しながら進めてた感じ。途中で、私があまりに辛そうに見えたのか、「途中で止めて、また後日、続きを抜くこともできますからね」って言われたんだけど、「いえ!別日になるほうが嫌です!今日、頑張ります!」と。
結果、1時間近くかかりましたが、なんとか完了〜。あ〜〜、大変だった。あ〜〜、疲れた。。
こんなに大変だったら、この後も、痛みや腫れが酷いのかなと、かなり警戒していたのですが、そこまででもなかった。もちろん、痛み止めや抗生剤は飲んでますが、痛みで眠れない・・・みたいなことはなかったです。腫れも、左のエラのあたりが、あめ玉が入ってるのかな?って感じで少し膨れてますが、熱を持ったりしているわけじゃないし、まあ、ほどほどで済んでます。
先生の腕が良かったんだな〜って、とにかく感謝・・・。歯科衛生士さんもずっと私の肩を摩っていてくれて、その温かい心配り、痛み入ります・・・。ありがとうございます〜。
翌日の夜からは、おじやみたいなのは普通に食べれているし、この調子だと、腫れが引けば、まずまず普通の生活になるのかなと思います。あとは、縫った箇所の抜糸が残ってますが、口の中の消毒はこまめにして、縫った箇所が化膿しないように気をつけないといけないですかね。
さて、人生の懸案事項が一つ片付いた、くらいの大きな達成感を味わいながら、すっかり仕事を空けた日々を、もう少しのんびり過ごします〜。